ポンコツ爺いの戯言

初老ポンコツ爺いの戯言

ミモザの咲く頃

2012年05月25日 | 音楽

秋の空を流れてゆく
黄昏色の飛行機雲
幼い頃の思い出が
セピア色によみがえる

全部忘れちまった子供の頃の夢 あっという間に大人なってつべこべ
決まりきった会社入った明日はなんだ今日は何だ 女房子供できてローン追われてんだ
俺はバカ 特に何もないか なんて芸は酒飲んで尻出すか一気飲みか
ものまねTV見て夜は寝て 朝になったラッシュアワー電車揺られて

そんな繰り返し仕事やめたもう飽きた 南の島で海も空も見てたいな
親が教えてくれたそれは安定 ここで捨てて全部出直して始めて
家族共倒れなったらなったで何とかなるんじゃないの
苦楽ともに生きてたって冬は春になるの
捨てた夢拾って 今遅くないって ハゲを直す前に人生変えてみて

素直な気持ちは今も
あの時と同じなら
きっと夢は叶うだろう
ミモザの咲く頃に

赤か青かどっちか選ばされたランドセル 無理に黄色い帽子かぶらされて並ばせる
変な学校誰もかれも登校 だけど午後は遊び仲間みんな一緒放課後
やなこと忘れちゃって明日もっと悩み事忘れられず夢はどこ
今は大人なってまるくなって腹も出して 俺は何になんだ忘れちゃった流されちゃって

このままきっと今の会社いてもヒラ まわり若いやつにおごる夜は財布カラ
誰が教えてくれた俺の人生 ここで変えて会社やめて地に足つけて
忘れかけた夢を追ってちょっともう一度 バカじゃないのなんて言われたって今にきっと
叶う信じきって 今遅くないって やればやったで答え自分きっと返ってくるって

どこまでも続くこの道
何かに夢中になれたら
きっと夢は叶うだろう
ミモザの咲く頃に

屋根の上を見上げながら
小さな指でなぞる星座
時が過ぎゆくのも忘れて
遊んだ帰り道

どうせ生きてたって80で死んじまえば
何か好きなことをやったやつの勝ちじゃないか
ガキの頃に捨てたメンコ 空気抜けたチャリンコ 遊び忘れ仕事疲れ怒る今日も頑固
どこでこうなったあの夢もう一度
決まりきった生活捨てた変えたちょっと 明日明日風が吹いて一生懸命ずっと
いつも波風立てず 出る杭にならず 木登りは危ないからやめなさいってやらず
きっとできる夢も捨てず愚痴も言わず陽は必ず
明日になれば昇るきっと叶う変わる季節

きっと夢は叶うだろう
ミモザの咲く頃に

この曲を聞くと 「自分の人生は?・・・」 「思い描いた人生は?・・・」 

考えさせられる。

もう、五十路を前に まだ夢は叶えられるか?