紀伊國屋サザンシアターでこまつ座さんの「私は誰でしょう」を観てきました。
井上ひさしさんのお芝居は、ストレートプレイと云うよりは生ピアノ演奏あり、歌あり、踊りありの音楽劇なので、重いテーマもサラリと軽やかに面白可笑しくみせてくれます・・・そして最後に心にじわ~っと突き刺さるような感動が・・・そんなこまつ座さんの舞台によく立たれているのがかなめさんの尊敬する朝海ひかるさん。
私がこまつ座さんを時々観るようになったのも、朝海ひかるさんが出てるからというのが理由の一つ。
「エリザベート」の朝海ひかるさんよりもこういう地味だけど心を打つ芝居の方が朝海さんに合ってるように感じます。
前回観た時は和服で髷を結っておっとりした良家の奥様でとても可愛らしかったのですが、今回はNHKの「尋ね人」を担当する川北京子という凛として自分の使命を果たそうとする頼れる上司的な女性を演じています。
ヤクザの女親分の口調を真似てドスをきかせるところは思わずニヤリ。
戦後のNHKの番組作りの苦労や敗戦後の混迷した世の中で、自分はどういう人間であるべきか・と懸命に模索する人々。
ラストは今の世の中とダブって見え、ちょっと空恐ろしさも感じつつ劇場を後にしました。
面白おかしいだけではなく考えさせられるお芝居です。
歌や踊りもありますが、ミュージカルと違って朗々と歌うのではなく音符に乗って語ってるという歌、踊りも可愛らしい振りで素朴な音楽劇です。
井上ひさしさんのお芝居は、ストレートプレイと云うよりは生ピアノ演奏あり、歌あり、踊りありの音楽劇なので、重いテーマもサラリと軽やかに面白可笑しくみせてくれます・・・そして最後に心にじわ~っと突き刺さるような感動が・・・そんなこまつ座さんの舞台によく立たれているのがかなめさんの尊敬する朝海ひかるさん。
私がこまつ座さんを時々観るようになったのも、朝海ひかるさんが出てるからというのが理由の一つ。
「エリザベート」の朝海ひかるさんよりもこういう地味だけど心を打つ芝居の方が朝海さんに合ってるように感じます。
前回観た時は和服で髷を結っておっとりした良家の奥様でとても可愛らしかったのですが、今回はNHKの「尋ね人」を担当する川北京子という凛として自分の使命を果たそうとする頼れる上司的な女性を演じています。
ヤクザの女親分の口調を真似てドスをきかせるところは思わずニヤリ。
戦後のNHKの番組作りの苦労や敗戦後の混迷した世の中で、自分はどういう人間であるべきか・と懸命に模索する人々。
ラストは今の世の中とダブって見え、ちょっと空恐ろしさも感じつつ劇場を後にしました。
面白おかしいだけではなく考えさせられるお芝居です。
歌や踊りもありますが、ミュージカルと違って朗々と歌うのではなく音符に乗って語ってるという歌、踊りも可愛らしい振りで素朴な音楽劇です。