ヘルシンキ・ウォッチング

ロヴァニエミからヘルシンキへ戻り数日過ごしました。
やっぱりかなりヘルシンキは暖かい。晴れた日中は半袖でもいい程。
日も長くて夜10時近くでも明るい。


着いた夜は韓国料理のレストランへ連れて行ってもらいました。ヘルシンキでもここ一軒だけだそうです。メニューを見るとプルコギやビビンバなどちゃんと本格的でした。
私はビビンバ、彼はプルコギをオーダー。やってきたビビンバは温泉たまごではなくナゼか半熟目玉焼きがのっていたが、具をぐるぐる混ぜあわせ、お好みでトッピングできるよう小皿に分けられたコチジャンやタレをドバーっとかけて一口食べたらもの凄く美味しく感じた。
もう後は無言でガツガツ、辛くて食べられないという彼のキムチも全部奪いとって食らう私。
ここへ来て自分でも驚くほどアジアの味に飢えていたことに気づかされた。
ああっやっぱり自分はアジアの人間で、この辛くてしょっぱくて甘い味を体は求めていたんだわぁ～と実感した。
私のあまりの食べっぷりに可哀想に思ったのか同じアジア人のよしみでと思ったのか韓国人のお店の方がさらにキムチと大根の漬け物もサービスで持って来てくれて、「カムサハムニダ～サラヘヨ～キムチ！！」と心の中で叫んだ私なのだった。やっぱりこの味懐かしいです。遠く故郷を離れ、このフィンランドで商売をやってるお店の人、頑張れ～と思いました。

私はフィンランドの固いパンもチーズもヨーグルトもトナカイのサラミも大好きなんだけど、日本を発つ前からあまり腹具合が良くなかったせいか、ご飯ものを食べるとホッとしました。

そして当然のことながら今回もお寿司を食しましたよ。
インスタントでない手作りのお味噌汁が美味しかった。よくわからないキノコ入りだったが（笑）

それにしてもこちらは外食が高い…いや全ての物価が高い。自分で払ってるわけでもないのに、いちいち日本円に換算して、うむぅ…と唸ってしまう私。



街を歩いてたら話に聞いたことのある『カラオケ・タクシー』にも遭遇。カラオケしながら街を走るらしいのですが、最終目的地はどこなの？ただ走るだけ？？
港近くの駐車スペースには亀の車停めが。ナゼ亀？？フィンランド語だと亀はkilpikonnaで、直訳すると”楯のヒキガエル”だって…。


５月はまだベリーの収穫には早いと思ってたらラズベリーがあったので買ってもらった。
甘酸っぱくて美味しい！こちらの人って砂糖かけて食べるんですね。