söpö~日本での日々

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赤べこ探し里帰り旅

2005-09-25 19:51:30 | お出かけ/ふらり旅
水曜日から実家に帰省してきました。いつもは帰ると家でボーっとして終わるけど今回はかなり充実してた。
帰省1日目は最近になって切り絵にハマっている父の2回目の個展を見に行った。個展といっても小規模だったけど新聞やTVの取材も来たとかで父としてはかなり嬉しかったよう。手先が器用で細かい作業も苦にならない父に切り絵はむいていたようで家でも時間があると机に向かってせっせと制作に励んでいた。



2日目は東京で見逃した藤城清治の影絵展がちょうど地元で始まったばかりでさっそく行ってきた。氏の影絵は子供の頃から絵本などでよく見てたけど、実物はかなり立体感があり幻想的で素晴らしかった。やはり影絵は実際のライティングされた作品を見たほうが陰影がとてもよくわかっていいなと思った。

3日目はサイトを通して知り合った地元在住の方と初めてお会いした。もともと彼女は地元の出身ではなく結婚を期に住むようになったようだけど、生まれ育った町を離れて長いわたしより町のことはよく知っているのでいろいろ素敵な店を案内してもらった。洒落た店もいろいろ出来ていて新鮮だった。地元で初めての友達に会うというのもちょっと不思議な感じがした。黒板塀に隠し戸のような入り口のある隠れ家のような雰囲気のいい店でお酒と美味しい料理を食べて共通の趣味であるきもの話などで盛り上がり楽しかった。

4日目は家族で山の中にある田舎懐石の店に食事をしに行った。ひなびた雰囲気が味わいのある古い日本家屋を利用した店で料理もとても美味しくて大満足だった。


そして今日5日目はお土産を買って帰ろうとかねてから友達に頼まれていた「赤べこ」を探した。結局「赤べこ」は地元の物産センターに大きいのから小さいのまでたくさんあって背中に何も背負ってないのがいいというリクエストに応えてスタンダードタイプの中くらいのと小さいのを買った。見てるうちにマトリョーシカとかこけしに通じる可愛さを感じて自分用にも小槌を背負ってるタイプを思わず買ってしまった。
頭をぺこぺこ振りながらちんまり佇む姿はほのぼのしてる。
赤べこは意外と人気があるのか他にも「赤べこビール」という地ビールや携帯ストラップやお菓子などいろいろ売っていたのが笑えた。


困ったちゃん

2005-09-19 19:46:14 | 猫日和

愛猫マメの変なクセには前々から悩まされている。
マメは人間と同じトイレで用をたすという事は以前書いたけど(水までは流してくれませんが)、それは飼い主としては猫トイレを用意したり猫砂をかえたりなど、めんどくさくないのでとっても助かっている。が、トイレの後必ずといっていいほどお尻をズリズリ床にすりつけるのは本当にヤメてほしい。ナゼかすりつけた後じゃないと自分でお尻をなめてキレイにしない。
マメのご飯はドライフードなので出てくるウ○チはコロコロしていて、すりつけてもベッタリくっついていたということはないけど(ご飯中の方がいたらゴメンなさい…)見ていて気分がいいものではない。
だいたい私が家にいる時にトイレをするのでズリズリやりそうになったら飛んでいって阻止するが、たまに不在中にしてあったりするとガックリくる。そういう時は消毒するしかない…。
あんまりガミガミ怒ってそのまま人間のトイレでやってくれなくなるのも困るし、どうやったらこの変なクセをなおすことができるのだろうか…。
時々朝の忙しい時に私とマメのトイレタイムがぶつかる事がある。トイレに入ろうとしたらすでにマメが便器に座っている。しかも猫砂なんてないのに念入りに便器のふちで砂をかくフリ(本人はかいてるつもり)をしてなかなか出てくれないから、ほんと困る。トイレは一つしかないんだから早くしてぇ~。


ジョゼと虎と魚たち

2005-09-13 16:26:04 | シネマローグ・映画独白
B0002JDUW4ジョゼと虎と魚たち
妻夫木聡 田辺聖子 犬童一心

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若さって残酷で正直だなぁ…と思わせる切ない映画だった。これが20代後半とか30代の恋物語だったらまたラストも違っていたのかもしれない。その瞬間は本気で好きでも明日はどうなるかわからない、というような恋愛の刹那的な儚さが見事に描かれていた。
静かで深い諦めの中で淡々と生きるジョゼを演じた池脇千鶴の抑えた演技やぶっきらぼうな大阪弁も良かったし、優しいけれど狡さや弱さも併せ持った青年役を等身大で演じた妻夫木聡も良かった。彼はTVドラマより映画の方が数倍良い気がする。
田辺聖子の原作ではラストは読者の想像にゆだねる形で終わっていたけれど、映画ではハッキリした結末で、ずっと夢を見ていたかったのにバッサリと切り捨てられた感じがヒリヒリ滲みるようにリアル。
ラストの毅然としたジョゼは痛々しいけれど、その強さがいつまでも深く心に残る。



オニツカタイガーシューズ

2005-09-03 21:22:55 | 可愛いもの/好きなもの

今日は履いて来た靴がどうにも足にあわず出先で痛くて痛くて一歩も歩けなくなり、急遽スポーツシュズを購入。近くにあった店に飛び込んで衝動買いしたのだけど、かなり気に入っている。その名も「オニツカタイガー」凄いごっつい名前だけど、終戦後、地下足袋を履いてバスケットボールをしていた時代に初めてスポーツシューズを製作したという、知る人ぞ知る歴史のあるメーカーで現在のアシックスの前身。

今日手に入れたのは地下足袋履いてバスケットしてた時代を彷彿させるようなマラソン足袋シューズ。その名の通り足袋のようなデザインで図柄は手拭い屋「かまわぬ」とのコラボシューズ。
オマケで「かまわぬ」デザインの足袋もついていた。
シューズは朝顔の図案で中敷きはエンボスの麻の葉になっていて小技が効いている。
このシューズなかなか履きやすい。つま先が二股に分かれているおかげで足の指にしっかり力が入り大地を踏ん張って歩いてる感じ。足が一気に楽になり何事もなく街中を歩くことができた。
レトロなタグや箱のデザインも良い感じ。