söpö~日本での日々

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たべるトンちゃん復刊パーティー

2005-10-28 23:56:41 | 本/絵本

今日は阿佐ヶ谷の夜カフェ「よるのひるね」で行われた『たべるトンちゃん』復刊パーティーに行ってきた。『たべるトンちゃん』とは童画家・初山滋が昭和12年に出版しその後長く絶版していてファンの間でも復刊を待ち望む声が強かった幻の絵本。このたび「よるのひるね」の復刊プロジェクトである「よるひるプロ」から待望の復刊が実現したのでした。
今回の復刊ではオリジナルに忠実に色も背の箔押し・函も再現され、mina perhonenのデザイナー皆川明氏が帯文書き、初山滋の長男である斗作氏があとがきを書くという豪華さ。
私は昭和49年に一度ほるぷ社から復刊されたものを持っているのだけど、こちらも欲しくなってしまう。
内容的にも他の初山作品にくらべてかなり異色でカルト的といえます。内容については過去のブログで触れているのでこちらをどうぞ。

今日のパーティーではトンちゃんクッキーが出され特にチーズ&ベーコン味が新鮮で美味しかった!またお店のT嬢制作の張り子で出来たトンちゃんの被り物もあり、私も被って記念撮影。トンちゃんグッズもぜったい可愛いと思うので作って欲しいな。


中原淳一美術館・オルゴールの森

2005-10-22 22:30:39 | お出かけ/ふらり旅

今日は河口湖にある「中原淳一美術館」へ行って来た。11月くらいには閉館してしまうという話を聞きぜひその前に一度と思いたったのだ。
美術館は外観から白亜の洋館という感じでなかなか雰囲気があり、1階にある図書室に入ると壁一面に「それいゆ」の表紙がずらりと並び圧巻。中の本は自由に手にとって閲覧でき暖炉の前の革のソファに座って読み始めたらいつまでもいられそうな感じ。2階の展示もかなり見応えがあり、淳一制作の人形やスタイル画、実際の洋服、使用していた家具の展示など盛りだくさん。その日本人離れした色彩感覚とセンスに改めて驚くと同時に新鮮だったのは晩年に制作したという男性の人形やイラスト。彼の描く女性はいつもひまわりのように明るく溌剌としているのに、男性は哀愁が漂い一匹狼でうらぶれてるのが凄く対照的で意外だった。


時間があったので「オルゴールの森」へも行ってみた。中世をイメージした建物や手入れの行き届いた薔薇園などとても素敵でオルゴールミュージアムも充実していた。中でも『オートマタ』と呼ばれる自動人形付きのオルゴールに感動。係りの人が一つ一つ動かしてくれてテディベアがシャボン玉を飛ばしたり本物のような小鳥がさえずったり、とても精巧に作られていて動きもリアル。山小屋を開くとリキュールグラスや葉巻入れになってたり、昔の貴族って贅沢で遊び心があるなぁと思った。オリジナルの特製チョコレートもお土産に買って大満足だった。


緑の小瓶

2005-10-18 22:18:59 | 可愛いもの/好きなもの

近所の古道具を扱うお店で昔の小瓶を手に入れた。
オリーヴ色のガラスの小瓶は目盛りがついていて、ちょっといびつで一つ一つ微妙に形が違う。
昔のガラスでこういう色のものって珍しい気がする。
私は子供の頃から青や紫が好きだったけど、最近は緑もすごく好きだ。緑といってもいろいろあって苔のような深い緑や黄色がかった緑や青が入った緑などなど、緑もいろんな色がある。なんだか身近にあるとすごく落ちつく色だ。

お店には古い碇や真鍮の取っ手や木製の置物などなどガラクタみたいな古い物がいろいろあって宝探ししてるようで楽しい。こういう昔の細々した道具にすごく惹かれてしまう。


軽井沢へ

2005-10-09 23:20:12 | お出かけ/ふらり旅

今日は軽井沢へ行って来た。東京から長野新幹線で1時間ちょっとで近い。駅に降り立つと気温14度で革のジャケットを着ていても寒い。あまりの寒さに友人は急遽近くのアウトレットモールでジャケットを買った。秋というより初冬という感じ。アウトレットモールはすごい賑わいでシーズンオフなのに道路は車で大渋滞。
雨が降っていたのでタクシーで「エルツおもちゃ博物館」へ。「ドイツおもちゃ展」をやっていて木製のおもちゃがいっぱい。さすが職人の国だけあって細工が細かい。中でもクリスマスピラミッドと呼ばれる木製のツリーや天使の置物の上に竹コプターみたいな風車がついたおもちゃは、ろうそくを灯すと風車が気流でくるくるまわってすごく可愛い。ツリーのかわりにクリスマスに飾ったらさぞかし素敵に違いない。
その後近くの「絵本の森美術館」も見て、友人が働くお店へ会いに行った。夏がすごく忙しかったせいか少し痩せていた。おしゃべりしてお茶した後は歩いて近くにあった「沢屋ジャム」へ。すごい種類の珍しいジャムがダーッといっぱい並んでいてジャム好きにはたまらない店。お土産や自分用にいろいろ買いこんだ後は「丸山珈琲」へ。しかしなかなか店が見つからず辺りはすっかり暗くなり霧も出てきてどんどん山道っへ入って行くし、危うく遭難するかと思ったがなんとか閉店ギリギリで辿りつき珍しいコーヒーをいただいてホッと一息。お土産の豆も買うことができて満足。
日帰りの旅にしてはいろいろ歩いて充実した一日だった。