風景の記憶絵

「まちの風景の記憶」を絵にしましょう。みんなが語り部、そして絵描き・・これは、まちのカタチメモリアル事業の記録です。

絵図アイテム集①(スケッチブック)

2009-06-30 10:04:36 | 絵図活用グループ
 作業グループの経過報告風景の記憶絵のための作業グループの活動が活発です。

 絵図グループでは、資料データやスケッチが増えてきて、いよいよ本格的に絵図の構図にとりくみます。画像は資料やスケッチを貼り付けたスケッチブックで、絵図作成の中心アイテムとなります。

 資料グループやサポーター、地域の人から集められた渋川の写真や本などは、整理され、項目別に分けられてこのスケッチブックに張りつけられます。今までの聞き取りの文章も項目別に貼ってあります。
 絵師さん(絵を描く人)は、その資料や聞き取りをみてイメージを膨らませ絵にして行くのです。

 300シーンくらいの気の遠くなるような話ですが、4人の絵師と2人のアルバイトさん、そしてサポーター数名で着々と進められています。

 

第2回制作プロジェクト

2009-06-26 20:22:41 | 制作プロジェクト
 6月25日第2回制作プロジェクトを開催しました。 
 
 作業グループの報告が主な内容になりました。絵図プロジェクトからは、毎週集まって作業をしているという報告がありました。資料グループでは、渋川の資料収集の進捗状態が報告されました。
 活用プロジェクトでは、できあがった絵図の活用、また絵図作成過程での住民の方々や子どもたちとの交流を企画中です。小学校との交流授業などさまざまな分野の活用のアイデアが出されています。

 以下、アドバイザーの先生からのお言葉です。
・毎週火曜日の作業を灯心草舎での公開という形なので、今後地域の人たちが尋ねてきて何らかの係わりが出来るといいですね。
・「大学・地域の方々の協力を得て資料集めをしているのはまさに協働です。
・活用交流の場では、絵図を前に感動話・苦労話等を聞いて涙している方々がいて、さらにその姿を子どもたちが傍で見て、何かが生まれていくのでしょうか。

「千里の道も一歩から」と、地域のみなさん、サポーターのみなさんと地道に積み重ねている絵図の作成ですが、道のりはまだまだのようです。

幻の徳林寺

2009-06-19 10:01:23 | 聞き取り
 南の2巡目の聞き取り会は、4グループになりました。農事試験場でのひよこの選別の話や、駅前の南洋軒での昔のデート風景など、今の人には想像できないことも多くて大いにもりあがりました。一部をご紹介・・・・。

●徳林寺は遊び場、でも今はない・・・・
 八百八さんのところが徳林寺だった。子どもの遊び場で、北の角の道路脇に椿の木があって女の子も木登りしていた。遊びはかくれんぼ、夏は蝉とり。本堂の下にも入って遊んだ。寺には大きなポプラの木があって、学校からの帰りにそれが見えたらホッとした。

●商店街の風景・・・・店とか看板といっても
 中山道沿いの商店は40軒ほどあった。といっても、昔は民家を改造して道に面した所に台などを作り商品を並べただけの店で、始めから商店として建てたものは少なかったし、看板も特にはつくらなかった。看板はなくても屋号でわかった。看板があるとすれば、木やトタンに墨で書いて店の前に置いてあった。そのうち業者がブリキの看板を持って来ることが増えてきたので、塀に並べてはった。今も残っているキンチョールみたいなもので、肥料の看板が多かったのを覚えている。肥料の看板は「丸紅・ニッサン・ニシイ」などがあった。渋川の住民以外は、アヤハ紡績がなくなるまでは、女子工員が渋川商店街で買い物をして賑やかだった。

2巡目の聞き取り会開催(西老人会)

2009-06-14 09:47:19 | 聞き取り
 2巡目となる西の聞き取り会を、老人クラブのみなさまのご協力で6月12日に実施しました。3グループに分かれ、地域の方々とサポーターさんとで、とても多くのお話を聞くことが出きました。今回は立命館大学の学生さんの参加もありました。聞き取りから、地域での様子を3Dの画像にしてくださるのだそうです。
 聞き取りの一部をご紹介します。

●マキやシバは、金勝山にとりに行った・・・・・・・・
 毎年決まってシバをとる場所があり、山そうじを兼ねて下刈りのシバを刈った。シバは燃料に不可欠のもの。親が大八車を引いて行くのだが、帰りは下りなのに「迎えに来い」といってから出発した。大八車は「はなびき」といって、子どもがヒモを引っ張って帰る。車は2輪なので舵とりが大変で、川の石を拾ってきて「後が軽いとか前が軽い」とか言って調整しながら帰ってきた。

●子どもの頃、踏切の仕事をずっと見ていた・・・・・ 
 東海道線の踏切には踏切小屋があって、近くには官舎があり踏み切り番が住み込みで仕事をしていた。汽車がくると、チリンチリンと電話のベルが鳴る。これを合図に遮断機を下ろして、汽車が行ってしまうと遮断機をあげる。踏切小屋には列車の来る時刻の書いたアルミの札がかけてあって、列車が通過したら明日も使うのでその札を一番下へ持っていく、電話は手回しで、その回し方によって、ガランガランと回すかチャッチャッと回すかで、繋がるのが駅だったり信号所だったりする。いちばん最後の汽車が行ったら、明日の朝一番の札が上になる。私らは子どもの頃、そんなことを見ながら踏切小屋で遊ばせてもらった。

各グループ会議のお知らせ

2009-06-01 16:38:56 | 制作プロジェクト
2009-6-1

 6月のグループ会議のお知らせです。
 絵図作成グループは、明日6月2日(火)18:00~ 灯心草舎です。
 また隔週ですので、6月16日(火)も開催日となります。
 絵図グループは和やかな雰囲気で、いつも簡単な夕食をもってお集まりください。

 資料活用グループは、6月23日(火)18:00~ 場所はまちセンから、灯心草舎に変更です。競馬場と駅周辺の写真などを集めてくる宿題が出ているようです。
 
 絵図活用グループは、調整中です。お待ちください。