ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

Besserat de Bellefon ベスラ・ド・ベルフォン

2018年11月07日 | ワイン
ワインスクール「ボワノワール」の「シャンパンが好き!」

第7回 B4回目 歴史あるメゾン「ベスラ・ド・ベルフォン」

Besserat de Bellefon

・本拠地:エペルネ
・NM(ネゴシアン・マニュピュラン)
・1843年設立
・1920年、エドモンド・ベスラとシャンパーニュ地方の貴族であったイヴォンヌ・ド・メリック・ド・ベルフォンが結婚。「ベスラ・ド・ベルフォン」が誕生。
・「デリケートで軽やかな泡の、食事全てを通して楽しめるシャンパーニュ」を作り上げる。
・これが“キュヴェ・デ・モワン”であり、「美食家の為のシャンパーニュ」と呼ばれる。
・マロラクティック発酵を行わない。
・リキュール・ド・ティラージュの量をきわめて少なく抑える。これによりガス圧が4.5気圧(一般的にシャンパーニュは6気圧)に押さえられて極めて軽やかでかつクリーミーな泡が生まれる。
・自社畑35ha。加えて主にマルヌ・ヴァレーにある約100のグロワーからの選りすぐりのブドウが供給される。

5アイテムをテイスティング


No.41
Besserat de Bellefon Cuvee des Moines ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ・デ・モワン ブリュット

【ぶどう品種】Ch35%、PN20%、M45%(プルミエ・クリュ&グラン・クリュ)
☆デゴルジュマン 2016年11月 ドザージュ 9g/ℓ 瓶内熟成36ヶ月以上

淡い色調。しっかりとした柑橘系の香り。ミネラルでスモーキー。口当たりはよいが、切れのいい後味。

No.42
Besserat de Bellefon Cuvee de Moines Extra Brut ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ・デ・モワン エクストラ・ブリュット

【ぶどう品種】Ch56%、PN44%(プルミエ・クリュ&グラン・クリュ)
☆デゴルジュマン 2015年10月 ドザージュ 4g/ℓ 瓶内熟成36ヶ月以上

濃い色調。熟成感のある香り。洋梨のコンポート、味噌、醤油っぽい香り。色調ほど重く感じられず、さらっと軽い味わい。

No.43
Besserat de Bellefon Cuvee des Moines Brut Millesime 2006 ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ・デ・モワン ブリュット ミレジム

【ぶどう品種】Ch57%、PN33%、M10%(プルミエ・クリュ&グラン・クリュ)
☆デゴルジュマン 2015年10月

りんごジャム、白い花、ブリオッシュ、ハニートースト、焼いた芳ばしい香り。スパイシー感があり、膨らみがある感じ。

No.44
Besserat de Bellefon Triple B Brut Nature 2013 ベスラ・ド・ベルフォン トリプル・ベー ブリュット・ナチュール

【ぶどう品種】Ch10%、PN60%、M30%(ビオロジック)
☆瓶詰め 2014年4月7日 デゴルジュマン 記載なし ドザージュ 3g/ℓ 生産数 60,458本
☆有機肥料を使ったビオロジック栽培によるブドウからの限定キュヴェ

ピンクがかった色調。フレッシュ感がありますが、果物の凝縮度は高い感じ。渋味が感じられ、時間をかけて口の中に広がる感じ。

No.45
Besserat de Bellefon Cuvee B de B ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ・ベ・ド・ベ

【ぶどう品種】Ch45%、PN45%、M10%(オジェ、シュイィ、クラマン、フェスティニー、アンボネイ、マイィ、マレイユ・シュル・アイ)
☆デゴルジュマン 2015年10月
☆食事に合う傑作ワインとして特別に作られたキュヴェ

淡い色調。果物の香りが弱く、ハーブやスパイシーな香り。力強く、バランスがしっかり取れた感じ。

ガス圧が通常のシャンパーニュより少ないとあって、5種類とも泡が少なく感じ。それでもミネラル感はしっかりしています。食事に合わせるのならやはり④、⑤。一番好みは③です。

オードブル&チーズ付き




LANGRES ラングル(牛乳、ウォッシュ、シャンパーニュ・アルデンヌ圏)
COMTE コンテ 30~36ヶ月熟成(牛乳、ハード、フランシュ・コンテ圏)
COMTE コンテ 10~12ヶ月熟成(牛乳、ハード、フランシュ・コンテ圏)

コンテは先生がパリで買ってこられたものです。36ヶ月熟成、ここまで熟成しているものは通常日本では売られていませんね。アミノ酸たっぷり。

黒木先生、皆さん 有り難うございました!

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