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ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

Jacquesson ジャクソン

2025年03月19日 | ワイン
ワインスクール「ボワノワール」の「シャンパンが好き!」

第39回 J2回目 切れと力強さの「ジャクソン」

Jacquesson

・本拠地:ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区ディジー村
・NM(ネゴシアン・マニピュラン)
・アイ村、本拠地のディジー村などにある自社畑を中心とした52haから生み出すシャンパーニュ
・ナポレオン皇帝からの寵愛をも獲得、皇帝自身の結婚式にも振る舞われたという逸話を持つ。
・ジョセフ・クリュッグは、創業前、ジャクソンのセラーで修行後、自身のメゾンを設立。
・栽培責任者は収穫時には全ての畑をくまなく見て回り、厳しく指示。
・自社シャンパーニュに使用するマストはテート・ド・キュヴェ(一番搾り)のみ。プルミエ・タイユは他のネゴシアンに売ってしまう。

<#700シリーズ>
・キュヴェ734以降、最低4年間寝かせてからデゴルジュ
・ヴァン・ド・レゼルヴは、キュヴェ740以降は全体の20%のみ。優れたヴィンテージの収穫年の個性がより明確に表現。
・オーク樽を使用して発酵、さらにシュール・リーで週一度のバトナージュを行いながら約12ヶ月間に及ぶ樽熟成。
・ノン・フィルター、ノン・ファイニング、冷却処理なし。

5アイテムをテイスティング


No.203
Jacquesson #747

【ぶどう品種】PN75%(アイ、ディジー、オーヴィレイ村)Ch25%(アヴィズ、オワリー村)
☆2019年ベース。ドサージュ1.5g/ℓ。全体の20%にヴァン・ド・レセルヴ使用(#700シリーズのワインをブレンド)デゴルジュマン:2023年12月

No.204
Jacquesson #746

【ぶどう品種】PN68%(アイ、ディジー、オーヴィレイ村)Ch32%(アヴィズ、オワリー村)
☆2018年ベース。ドサージュ2g/ℓ。全体の20%にヴァン・ド・レセルヴ使用(#700シリーズのワインをブレンド)デゴルジュマン:2023年2月

No.205
Jacquesson #745

【ぶどう品種】PN66%(アイ、ディジー、オーヴィレイ村)Ch34%(アヴィズ、オワリー村)
☆2017年ベース。ドサージュ0.75g/ℓ。全体の20%にヴァン・ド・レセルヴ使用(#700シリーズのワインをブレンド)デゴルジュマン:2022年1月

No.206
Jacquesson #742

【ぶどう品種】Ch50%、PN25%、M25%
☆2014年ベース。ドサージュ1.5g/ℓ。全体の20%にヴァン・ド・レセルヴ使用(過去に造られた#700シリーズのワインをブレンド)デゴルジュマン:2018年11月

No.207
Jacquesson #740 Degorgement Tardif デゴルジュマン・タルディフ

【ぶどう品種】Ch50%、PN25%、M25%
☆2012年ベース。ドサージュ1.5g/ℓ。全体の20%にヴァン・ド・レセルヴ使用(738、737、736等、過去6年間に造られたワインをブレンド)2021年4月
※デゴルジュマン・タルディフ・・・「遅い澱引き」という意

ジャクソンは収穫年の個性を表現して造っているとのことですが、なるほどと感じました。
2019年、2018年は暑い年だったので、①#747、②#746は完熟した果実味のあるワインに仕上がっています。
2017年は厳しい年でしたが、③#745は酸やミネラル感のあるドライな感じに仕上がっています。
2014年は酸度が高くなった年だったので、④#742はシャルドネ比率が高いのもありますが、さらっとした感じに仕上がっています。
この4アイテムの中では①が一番好みでした。
⑤#740デゴルジュマン・タルディフは別格!濃厚で、余韻がとても長く、めちゃくちゃ美味しい!
何とも贅沢な飲み比べでした!

オードブル&チーズ




WENSLEYDALE CRANBERRY ウェンズリーデイル・クランベリー(牛乳、フレッシュ、イギリス)
清見ワイン粕漬け(牛乳、セミハード、北海道「半田ファーム」)
GOUDA TRUFFLE ゴーダ・トリュフ(山羊乳、セミハード、オランダ)山羊のミルクで造られたゴーダ。トリュフ入り

黒木先生、皆さん 有り難うございました!

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