2011年12月2日(金)
九州に行きたいとの、O君のリクエストに応える形でのお付き合い旅に出ることになった。
今年の3月に福岡、鹿児島に行ったばかりだが仕方が無い。自分が行きたい所に行く事ばかりが旅ではない。お付き合い旅もまた大切な旅である。
朝に羽田空港を立ち、福岡空港に到着。仕事で何度も降り立った場所だが、O君にとっては初の福岡である。空港と街の中心との近さにはいつ来ても感心する。
今回は行った事のない大宰府に行く事にする。お付き合い旅であるが、自分も行った事のない場所を今回の旅には折り込む事にしている。そうする事によって自分も楽しめる。
天神駅で大宰府までの往復きっぷを買う。
大宰府までは1回乗り換えがあるが、わりかし福岡に近い場所である。今ではベットタウンとなっている。
西鉄の往復きっぷには抹茶と梅が枝餅のサービスがついてあった。甘いものが苦手でもおいしくいただけた。

大宰府は高校生で大賑わいである。今年も残り僅かで受験シーズンも近い。




自分も高校生の時にお参りに来たかった・・・。
故事で有名な飛び梅。


近くにはとても立派な国立博物館がある。
とても歴史の勉強になった。

福岡に戻って、昼食後、大濠公園に行く。大都会の真ん中にあるオアシスのような公園である。

中学生が池の周囲をぐるぐると行進している。逞しい。文武両道で頑張ってもらいたい。

ヤフードームは歩いて行ける距離にあった。

今年のソフトバンクの強さは圧巻であった。同じプロでもベイスターズとは大違いである。もっとも比べる事自体がホークスに失礼ではあるかもしれない・・・。内川もあのままベイにいたら優勝の喜びを知らないまま選手生活を終えた事であろう。村田も巨人にいったら一度は優勝の喜びを味わってもらいたい。そして、いつの日か、ふたり一緒にベイに戻って優勝の喜びを選手・ファンで分かち合いたいと願う。内川、村田だけでなく、谷繁も相川も多村も寺原もみんな戻って来て欲しい。1度だけでいいから生きているうちにまた優勝を見てみたい。人生で2度も好きな球団の優勝を見ることができたら幸せな生涯だった・・・と、死ぬ間際にきっとそう思うに違いない。

夜は福岡のグルメ、モツ鍋、屋台、ラーメンを楽しむ。いつ来ても本場のモツ鍋はおいしい。ラーメンは今や、東京の方が競争が激しく本場の博多より上のレベルに達していると思うが、モツ鍋に関しては断然本場福岡には叶わない。食に関しては本当に福岡の人は恵まれている。
1日目終了。
12月3日(土)
朝、新幹線で鹿児島まで移動する。今年2度目の鹿児島である。
レンタカーを借りて、フェリーで桜島に渡り、大隈半島を南下して本州最南端の佐多岬へ行く。
鹿児島から3時間あまり、最果ての岬はとにかく遠かった・・・。
岬は大体どこも同じような風景である。ここも同じく強風の吹き荒れる最果ての景色である。




遠くに見えるこんもりした島は硫黄島で平らな島は竹島であろうか。

帰りは垂水からフェリーで錦江湾を渡り鹿児島は向かう。陸路と比べて大幅なショートカットになる。
船内ではサッカーの中継をしている。どうやら柏が優勝しそうである。J2から昇格して即優勝なんてとんでもない離れ業である。しかし、やれば何事もできる事を学んだような気がする。物事に不可能は無い。もしかすると来年、新生ベイスターズが優勝する可能性だってあるかもしれない。
恐らく皆、そんな馬鹿な・・・、と笑うだろう。しかし、我々、ファンが信じないで誰が信じるのであろう。柏のサポーターから学ばなくてはならないと思う。
洋上から見る桜島はとても優雅な姿をしている。

鹿児島の鴨池港にフェリーは到着した。今夜の宿、鹿児島東急ホテルはすぐ近くであった。
オーシャンビューの部屋からは桜島と夕日が見える。


鴨池は鹿児島市街の南に位置しており、ホテルの周辺に飲み食いするような場所はほとんど無い。ここから繁華街の天文館へは結構距離がある。徒歩とバスと市電を乗り継いで頑張って天文館まで行って、鹿児島のグルメと本場の焼酎を楽しむ。普段、焼酎は飲まないが、お湯割り200円と激安である。懐を気にせず浴びるように飲むことができる。焼酎好きにはたまらない土地である。
2日目終了。
12月4日(日)
今日は、かねてより行ってみたかった知覧に行く。福岡は真冬の寒さであったが、鹿児島はさすが南国である。気温も20度とぽかぽか陽気というよりもここに冬は来るのか?といった暖かさである。
高速道路を走り、山の上を通る有料道路を走る。桜島と鹿児島市街の大パノラマが綺麗である。

知覧に到着。ここは戦争中、特攻隊の基地があった場所である。



知覧特攻平和会館を見学。内容についてここでは記さないが、日本人として一度はここを訪れる価値はある。

知覧は小さい城下町でもあり、昔ながらの武家屋敷が見事な姿で保存されている。




知覧を観光後、池田湖を周って、指宿に行く。まさに日本のハワイといった感じの常夏の温泉街である。昭和の時代は大勢の観光客で賑わったのであろう。現在の寂れっぷりは凄まじい。熱海以上である。

しんみりしながら、鰻を食べる。今や、浜名湖擁する静岡県を抜いて日本一の鰻生産高を誇る鹿児島県だが、生産地であって消費地ではない。鰻を食べるにはやはり浜名湖に限る。浜名湖の湖岸にずらりと並ぶ鰻屋の旨さには叶わない。

砂蒸し温泉で旅の疲れ、いや、都会生活の疲れを癒してリフレッシュ。
鹿児島へ向かう。日曜日の午後という事もあってか国道は大渋滞である。
鹿児島市内に到着後、最後にもう一度桜島の雄姿を見ることにした。

東洋のナポリと称されるだけあって、鹿児島はかつて行った事のあるナポリを彷彿とさせる街並みである。日本の県庁所在地でこれほど風光明媚な都市を他に知らない。

猫は何を思って鹿児島の街並みを眺めているのだろうか。

車を返却して、遠い遠い鹿児島空港にバスに乗って行く。かつては市内の鴨池に空港があったらしいが、どうしてこんなに遠い山の中に空港を作ってしまったのであろうか。福岡の人の賢さが光る。
帰りの飛行機(ANA)は10分ほど遅延した。
やはり、国内線、国際線共にJALがいい。
3日目終了。
おわり。
九州に行きたいとの、O君のリクエストに応える形でのお付き合い旅に出ることになった。
今年の3月に福岡、鹿児島に行ったばかりだが仕方が無い。自分が行きたい所に行く事ばかりが旅ではない。お付き合い旅もまた大切な旅である。
朝に羽田空港を立ち、福岡空港に到着。仕事で何度も降り立った場所だが、O君にとっては初の福岡である。空港と街の中心との近さにはいつ来ても感心する。
今回は行った事のない大宰府に行く事にする。お付き合い旅であるが、自分も行った事のない場所を今回の旅には折り込む事にしている。そうする事によって自分も楽しめる。
天神駅で大宰府までの往復きっぷを買う。
大宰府までは1回乗り換えがあるが、わりかし福岡に近い場所である。今ではベットタウンとなっている。
西鉄の往復きっぷには抹茶と梅が枝餅のサービスがついてあった。甘いものが苦手でもおいしくいただけた。

大宰府は高校生で大賑わいである。今年も残り僅かで受験シーズンも近い。




自分も高校生の時にお参りに来たかった・・・。
故事で有名な飛び梅。


近くにはとても立派な国立博物館がある。
とても歴史の勉強になった。

福岡に戻って、昼食後、大濠公園に行く。大都会の真ん中にあるオアシスのような公園である。

中学生が池の周囲をぐるぐると行進している。逞しい。文武両道で頑張ってもらいたい。

ヤフードームは歩いて行ける距離にあった。

今年のソフトバンクの強さは圧巻であった。同じプロでもベイスターズとは大違いである。もっとも比べる事自体がホークスに失礼ではあるかもしれない・・・。内川もあのままベイにいたら優勝の喜びを知らないまま選手生活を終えた事であろう。村田も巨人にいったら一度は優勝の喜びを味わってもらいたい。そして、いつの日か、ふたり一緒にベイに戻って優勝の喜びを選手・ファンで分かち合いたいと願う。内川、村田だけでなく、谷繁も相川も多村も寺原もみんな戻って来て欲しい。1度だけでいいから生きているうちにまた優勝を見てみたい。人生で2度も好きな球団の優勝を見ることができたら幸せな生涯だった・・・と、死ぬ間際にきっとそう思うに違いない。

夜は福岡のグルメ、モツ鍋、屋台、ラーメンを楽しむ。いつ来ても本場のモツ鍋はおいしい。ラーメンは今や、東京の方が競争が激しく本場の博多より上のレベルに達していると思うが、モツ鍋に関しては断然本場福岡には叶わない。食に関しては本当に福岡の人は恵まれている。
1日目終了。
12月3日(土)
朝、新幹線で鹿児島まで移動する。今年2度目の鹿児島である。
レンタカーを借りて、フェリーで桜島に渡り、大隈半島を南下して本州最南端の佐多岬へ行く。
鹿児島から3時間あまり、最果ての岬はとにかく遠かった・・・。
岬は大体どこも同じような風景である。ここも同じく強風の吹き荒れる最果ての景色である。




遠くに見えるこんもりした島は硫黄島で平らな島は竹島であろうか。

帰りは垂水からフェリーで錦江湾を渡り鹿児島は向かう。陸路と比べて大幅なショートカットになる。
船内ではサッカーの中継をしている。どうやら柏が優勝しそうである。J2から昇格して即優勝なんてとんでもない離れ業である。しかし、やれば何事もできる事を学んだような気がする。物事に不可能は無い。もしかすると来年、新生ベイスターズが優勝する可能性だってあるかもしれない。
恐らく皆、そんな馬鹿な・・・、と笑うだろう。しかし、我々、ファンが信じないで誰が信じるのであろう。柏のサポーターから学ばなくてはならないと思う。
洋上から見る桜島はとても優雅な姿をしている。

鹿児島の鴨池港にフェリーは到着した。今夜の宿、鹿児島東急ホテルはすぐ近くであった。
オーシャンビューの部屋からは桜島と夕日が見える。


鴨池は鹿児島市街の南に位置しており、ホテルの周辺に飲み食いするような場所はほとんど無い。ここから繁華街の天文館へは結構距離がある。徒歩とバスと市電を乗り継いで頑張って天文館まで行って、鹿児島のグルメと本場の焼酎を楽しむ。普段、焼酎は飲まないが、お湯割り200円と激安である。懐を気にせず浴びるように飲むことができる。焼酎好きにはたまらない土地である。
2日目終了。
12月4日(日)
今日は、かねてより行ってみたかった知覧に行く。福岡は真冬の寒さであったが、鹿児島はさすが南国である。気温も20度とぽかぽか陽気というよりもここに冬は来るのか?といった暖かさである。
高速道路を走り、山の上を通る有料道路を走る。桜島と鹿児島市街の大パノラマが綺麗である。

知覧に到着。ここは戦争中、特攻隊の基地があった場所である。



知覧特攻平和会館を見学。内容についてここでは記さないが、日本人として一度はここを訪れる価値はある。

知覧は小さい城下町でもあり、昔ながらの武家屋敷が見事な姿で保存されている。




知覧を観光後、池田湖を周って、指宿に行く。まさに日本のハワイといった感じの常夏の温泉街である。昭和の時代は大勢の観光客で賑わったのであろう。現在の寂れっぷりは凄まじい。熱海以上である。

しんみりしながら、鰻を食べる。今や、浜名湖擁する静岡県を抜いて日本一の鰻生産高を誇る鹿児島県だが、生産地であって消費地ではない。鰻を食べるにはやはり浜名湖に限る。浜名湖の湖岸にずらりと並ぶ鰻屋の旨さには叶わない。

砂蒸し温泉で旅の疲れ、いや、都会生活の疲れを癒してリフレッシュ。
鹿児島へ向かう。日曜日の午後という事もあってか国道は大渋滞である。
鹿児島市内に到着後、最後にもう一度桜島の雄姿を見ることにした。

東洋のナポリと称されるだけあって、鹿児島はかつて行った事のあるナポリを彷彿とさせる街並みである。日本の県庁所在地でこれほど風光明媚な都市を他に知らない。

猫は何を思って鹿児島の街並みを眺めているのだろうか。

車を返却して、遠い遠い鹿児島空港にバスに乗って行く。かつては市内の鴨池に空港があったらしいが、どうしてこんなに遠い山の中に空港を作ってしまったのであろうか。福岡の人の賢さが光る。
帰りの飛行機(ANA)は10分ほど遅延した。
やはり、国内線、国際線共にJALがいい。
3日目終了。
おわり。