晴れ時々曇り、ところにより朝晩雨の関東平野、いかがお過ごしでしょうか。
津波対策は「後知恵」と断じた高裁判決 原発事故の刑事責任に高い壁
『最高裁は、国の地震予測「長期評価」や、これを元に東電子会社が震災前に算出した「最大15・7メートル」の津波予測を反映した防潮堤が作られていても、実際の津波の規模や襲来した方角が違い、事故は防げなかった可能性がある、とも述べた。この日の高裁判決も、同様の見解を示した。』
『一方、東京地裁では昨年7月、東電の株主が旧経営陣を訴えた株主代表訴訟で、今回の刑事裁判の被告3人を含む旧経営陣の責任を認め、約13兆円の賠償を命じる判決が出ている。
刑事裁判とほとんど同じ証拠を元に長期評価の信頼性を認め、「浸水対策で事故は回避できた」としており、刑事と民事で、正反対の認定になった。
個人に刑罰を科す刑事裁判では「無罪推定の原則」があり、検察側に合理的な疑いを挟む余地がない厳格な立証が求められるが、民事裁判では両者の言い分のどちらがより確からしいかが判断される。』
刑事裁判の「無罪推定の原則」
民事裁判では両者の言い分のどちらがより確からしいかが判断
ここが司法の司法たる所以。
刑法と民法という、法律を司るのもまた人間。
お休みなさい。
どんどはれ
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