まあるい地球

色々な内容のブログです。

日記 かぜ

2020-04-16 18:08:00 | エッセイ

日記 かぜ


風というのは本来は、背中を押してくれたり、祓ってくれたり、報せを運んでくれたり、守ってくれたりと、愛すべき存在なのであります。


それが邪をつけると、今話題の風邪になってしまうという、なんとも嫌な響きだなと、本来の風に同情さえ覚えるのでございました。


邪な風はウィルスという


まあ確かに空気感染するならば、ウィルスは風にも乗って、種子のように飛びもするのでしょう。


でもね、風自体は邪じゃないわけよ。

あくまでも花粉症と同じ。ウィルスが邪なだけなんでございます。何故に風の漢字を当てて、しかも『かぜ』って読むんでしょうね。


しかも、邪が付くんだったら他の呼び方のほうがしっくりきそうです。

だからと言って『かぜじゃ!』と読んだ暁にはダジャレにしか聞こえませんけどね。笑



ほんと、風が、可愛そう。



風というのは本来はまた冒頭のくだりから読んで下さい。歳とると同じこと何回話しても飽きないし、何回でも繰り返したくなるのです(笑)



Oh my god(わっ唐突〜)

風君も『か』から始まっとるやないけっ!

『か』の威力、凄まじきなり。



私は風が大好きだ。

もはや相棒と呼んでもいい。

友人なんてそんな腑抜けな存在よりも、相棒と呼んだほうがしっくりくる。

それは頼りになるからに他ならない。

そして間違いがないのである。

人間じゃないから間違いがない。

人間は時に間違う。

風は間違わない。

風は常に正しい。

風よ、いつまでも寄り添っていておくれ。