明るい草地に、夏の終わり頃になるとショウリョウバッタの成虫が姿を現します。ショウリョウバッタの成虫はオスよりもメスのほうが大きいです。今朝も、本校駐車場の草むらにショウリョウバッタを見つけました。ショウリョウバッタは日本に分布するバッタの中では最大種となります。ショウリョウバッタは細長い葉の上でじっとしていると、目をこらして探しても見つけにくいものです。バッタの中には、同じ種でカラーバリエーションをもつものが多く、緑色や茶色などが見受けられます。バッタは環境によって体の色が変化する生き物で、体内に体の色を決めるホルモンがあって、外部の環境によって分泌量などが変化するらしいです。ショウリョウバッタが自分の色を意識しているかどうかは分かりませんが、それぞれの体色に合った、目立ちにくい場所で、緑色や茶色、色のハイブリッドなどを見かけます。これから秋が進んでいくと、スズムシやコオロギなど秋の虫たちがにぎやかに鳴くようになるのでしょうね。
最新の画像[もっと見る]