暦の上では秋に移りましたが、学校周辺のサルスベリはまだまだ咲き誇っています。真夏に咲く「サルスベリ」 の花が咲いているのを、本村でも、神社、お寺、民家の庭、道沿い、山の傾斜地で見られます。「さるすべり」の花は、濃い紅、淡い紅、それに白色などです。中国南部及びインドを原産とするミソハギ科サルスベリ属の落葉高木で、日本に自生はありませんが、全国の街路、公園及び庭園等に多数植栽されています。長い期間に渡って花を楽しむことができるため「百日紅(ヒャクジッコウ)」という別名があります。木の名前の由来は、幹の樹皮がどんどん更新され、スベスベしていて、「猿も登れず滑ってしまう」からだそうです。「猿も木から落ちる」ということわざがありますが、その意味は木登りが上手な猿でも、時には木から落ちることがあるということで、 どんな名人でも失敗することがあることの例えですが、このサルスベリの木から滑って落ちた猿は、「サルスベリの木だから仕方ない」と言い訳するかもしれません。
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