南相馬市ふるさと回帰支援センター

南相馬市ふるさと回帰支援センターより、南相馬の情報や移住の案内などを発信。なんでもきいてけろ。

南相馬市ふるさと見聞録     写真家 新井卓氏

2012年03月14日 | 日誌
 今年1月を迎えたある日、センターに農家民宿宿泊のお申込みがあった。

 直接センターに現われたそのお客様は「横浜から来られた写真家です」と涼やかな笑顔でおっしゃった。

 なるほど、この辺の人とは違う(地元の方すみません)オーラが漂う。

 「どんな写真を撮られているんですか?」と何となくお聞きした。

 その答えに驚いた!

 「銅板写真を撮っているんです」

 「え?銅板ってあの坂本龍馬の時代の?」

 なんととんちんかんな質問だろうと自分でも思ったが、口からでたのはそれだった。

 「銅版写真」を、この時代に、この現代社会の中で撮られているカメラマンがいる事事態、全然知らなかった。

 そしてそれはまた、写真の歴史の中の一コマ、現代にいたる写真技術の過程としか認識できていないものだった。

 「その写真、いや作品を見せて頂くことはできるんですか?」

 「あ!いいですよ」そのお客様は涼やかな笑顔でまるで見せることがあたり前のようにすんなりと明るく答えて

 くれた。車に積んであるからとわざわざ取りにいかれ戻ってきたその手には、一見クーラーボックスのような物

 が握りしめられていた。その中には何枚もの鏡の様なものが並んでいた。その中から選ばれた1枚が目の前に差

 し出された。

 「うわぁ~!!すごい!」

  
                 この感動をどう表現していいかわからなかった!衝撃的な出会い!

 
 とにかく宿泊申し込み書には「絶対にこちらのお客様をお泊めして下さい」を自筆でかいてFAXした。

 その時のお客様が有名な写真家である新井卓氏だとわかったのは、次の日の事だった。

               
                      農家民宿 「森のふるさと」でくつろぐ新井さん。優しい笑顔が印象的です。

 南相馬市や福島の災害にこころを寄せて下さった新井さんがその作品を抱き、本日3月14日より一週間、

 銀座ニコンサロンにて個展「Here and There ─ 明日の島(あしたのしま)」を開催するとのご連絡を頂きました。

 「被災地に温かい心を寄せてくださり、足を運んで下さった写真家新井卓氏」に、ここ南相馬市より感謝の想いとエールを送ります。
 

 南相馬市で撮られた作品も出品されているそうです。お近くの方は是非、是非ご覧になられてください。

 
  写真展の詳しい情報はこちらからどうぞ。
           
 

    >>南相馬市ふるさと回帰支/援センターHPへ 

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