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Heaven or Hell

公正と自由の探求。努力が報われる社会を夢想するひとりごと。

天国と地獄

2009-11-22 00:32:41 | カトリック
子供のときにカトリックの日曜学校で聞いた話です。
今でもときどき思い出します。

「地獄とはこういうところです。
人々に食事が出されました。
我先にと争いあって食事にありつこうとしました。
しかしスプーンの長さが2mほどもあります。
スプーンの長さが邪魔になってどうやっても食事を口に運ぶことができません。
結局誰も食べることができずお互いに憎しみだけが残りました。

天国とはこういうところです。
人々に食事が出されました。
同じくスプーンの長さが2mほどもあります。
人々は誰も先に食べようとはしません。
まず一人が別の一人の口に食事を運んであげました。
そして次々とお互いに・・
結局皆が食べることができお互いに感謝の心が残りました。

天国と地獄は決して遠いところにあるわけではありません。
私たちの心の中にあるのですよ。」

カトリック教会で感じたある寂しい思い

2009-11-08 23:53:52 | カトリック
ある教会で工事があった。
しばらくして出来上がったのを見た。
きれいなステンドグラスがはめこまれている。
たぶん数十万はかかっているだろう。
それを見て一瞬寂しい思いがした。
「ああ、これを作る金があるんなら何十もの命を救うこともできたはずだった。」

日本はほんとに豊かな国だ。
餓死したらニュースになる。
しかし餓死が日常にある国も多い。

そのステンドグラスに光が差し込んできた。
荘厳で神秘的な眺めを司祭も信徒も称えている。
しかし何度も称えているのにはちょっとカチンときた。
古くなると建物もリフォームが必要なのはわかる。
ただ、この瞬間に死んでいってる人のことまで思い至れば・・。
カトリックの信者ならばこそ、ここでこんなに喜んでいては・・。

ふとわが身を振り返ってみた。
私も少しは献金もしている。
しかし自分の生活に支障の無い程度だからできるだけであって、自分や家族の生活を犠牲にしてまではやれない。
結局、頭の中では立派なことを思っていてもできることはせいぜいその程度。
大差は無いんだと・・

閣僚中でダントツの資産を持っている人が「友愛」と言う。
そのことの恥ずかしさを少しは自覚してもらいたいものだ。

ファチマ第3の秘密は全て公表されたか?

2005-10-31 04:44:40 | カトリック
このエントリーは、キリスト教的終末観がなければ理解できないかもしれないので、ご興味がなければ飛ばしていただきたい。
また、私はファチマ等について特別に調べているわけではない。
私が過去(主に1970年代)に見聞し、感じてきたことと現在公表されているものとが違うということを述べているだけである。
私は、日頃は仕事について考え、時々政治や社会について考えている程度の普通の人間であり、
たまたま靖国訴訟やバウネットにカトリックの組織がからんでいることから、カトリックの左傾化はファチマの秘密の内容に関連しているのでは?と憂慮したまでのことである。
だから、カルト的なもののようにみられるのは本意ではなく、そのようなものをこのブログに期待されても無意味である。

さて、
ファチマ第3の秘密について、現在公表されている「教皇の暗殺がその核」というようなものは、
http://www.d-b.ne.jp/mikami/fn021505.htm
において主張されているように、真の秘密が依然隠されているものであると感じる。
どう違うかは、詳しくは参照先のサイトの中をいろいろ参考にしてください。(*1)
私が過去に見聞したこととはあまりにもその主旨が違うのである。

終末に関する予言や預言がいろいろなされてきたが、その根幹となるのは、やはり2千年前の黙示録であろう。
それ以降、諸々のキリスト教的な預言や予言なども、終末観はほぼ一致している。(*2)
黙示録以前のダニエル書、エゼキエル書などにも終末預言ととれるものがある。
特に最近は、聖母のご出現によるものである。
ファチマ、ベイサイド、ラサレット、ガラバンダル、秋田など。(*3)
いずれも、カトリックへの(ひいては人類への)警告というべきもので、
単なる教皇の暗殺が核というようなものでは、最近のその他の聖母のご出現メッセージとは釣り合いがとれない。(*4)
思うに、第3の秘密にはカトリックの中枢(もしかして、教皇に及ぶかもしれない)のサタン支配化というものが含まれている(*5)
ので、核心部分についてはこれを全て公表できない。ということかもしれない。

警告というのは、カトリックの(ひいては人類への)堕落に対するもの(*6)で、教会としてはエキュメニズムに代表されるような反カトリック的教義に対するものであろう。
共産主義の浸透に対しての害悪というのも、政治や国家体制に関してというよりも、その思想的な害悪や教会に対しての(今でも中国に見られるような)迫害等に関するものと思われる。

子供の時は世界の終わりの予言は恐ろしいものであったが、
今では、人類が滅亡するのが神の意志であるならば、それも否定はせずに受け入れるものかもしれないと思える。
現在の人類はその約80%がそのまま地獄へ落ちるということらしい。私も罪深い不信心者ゆえその1人かもしれない。
人にとってそのことが最も恐ろしいことだと感じるのは、やはりカトリックの教徒だからか。

最後に、神による懲罰は改心により避けられることもありえないことではないとも聞く。

*1 私が過去に見聞したことはリンク先のサイトが近いのだが、その全文を私が肯定しているというわけではない。
*2 ノストラダムス、マラキ等の予言もキリスト教の終末観に深く関わるものと思う。なおこれ以降、予言と預言の区別をつけられずに使用している部分もある。
*3 終末の前に、いにしえの女性が世界のいたるところに現れる、というような予言がどこかにあったような。
*4 教皇もいつかは召されるのだから、それが病死ではなく暗殺だとしても、人類へのメッセージとしては重いものではないのかも。
*5 教皇はヨハネスパウロ2世の代で計算上終わりとなる予言もある。反キリストが教皇に立つという予言もある。
*6 カトリックでは中絶は殺人だとされている。アメリカにおいて中絶問題がいつも政権選択の争点になっているのはこのためか。

やはり反正平協のカトリック教徒は多いようだ

2005-10-28 00:14:43 | カトリック
私は教会組織に属していないので、
自分がカトリックの変化に取り残されているのか?
(逆に言えば、昔ながらの保守的カトリック観を保持できていたとも言えるか?)
と思ってネットをいろいろ見ていたが、
やはり反正平協(カトリック正義と平和協議会)のカトリック教徒は多いようだ。

本来、カトリックは非常に保守的で、徹底した反共産主義&反ユダヤのスタンスであると教えられてきた。
その点のみにおいては、ナチスと協定した過去があるくらい、徹底したスタンスだと思ってきた。

だが今や、「正義と平和」を隠れ蓑とする極左翼キリスト教が、共産主義国家の手先(その意志のあるなしに関わらない)となって活動をどんどん活発化させている。
サタン(or共産主義)が司祭、司教、枢機卿にまで入り込んできているという、私が子供の時から聞いてきたファチマ第3の秘密の要旨を連想してしまう。

もはや伝統的カトリックの破壊者とみなさざるをえないのかも知れない。

カトリックを左に傾けるな

2005-10-22 23:28:30 | カトリック
以前書いたように、私自身は宗教的な活動をしていないが、
生まれながらのカトリックであり、思想的にはどっぷりとつかっている。

ところがどうしてもその活動が気に入らないカトリックの一集団がある。
日本カトリック正義と平和協議会(正平協)というものだ。
おかげでカトリック教徒は左翼的政治活動教団かのように誤解されることが多い。
もちろんカトリックの中でも彼らを批判する人はいるけれど、
なんせ声大きければ目立つからなあ・・

個人的信条で政治的活動発言することはかまわないが、カトリックの名前は出さないでほしい。
私のように、正平協の政治的なスタンスには真っ向から反対するカトリック教徒も多いと思うのである。

参考に
http://www17.ocn.ne.jp/~antijpj/