今日は冬至ですね。
ウチは毎年、カボチャを煮て食べて柚子湯に入ります。
ダーは毎朝、6時に出勤するのですが、
その時間にはまだ真っ暗。
今日を境に少しずつ、また昼が長くなるのは嬉しい。
が!住宅地では、この時期、
毎年、過剰なクリスマスイルミネーション競争が
繰り広げられていて
暗い中歩くのには便利だし
夜間も治安はいいんだろうけど・・・
無駄!!
TVで見たけど、
イルミネーションの為にブレーカーが落ちるので
家族は期間中、夜は蝋燭の明かりで生活しているとか
月々の電気代が10万以上だとか自慢している人もいる。
何の為の電気だか。何の為の飾りつけだか(-_-;)
市街地のイルミネーションは確かに綺麗。
見ていると楽しい気分になるし華やぐ。
平和だからこそ見ることの出来る風景だから
それはそれで、許容出来るとも思う。
しかし、行き過ぎはどうかと・・・
昨日の新聞で小さな記事を見つけた。
「チェルノブイリ傷跡今も 子供らに心の支援を」
あの悲劇を語り継ぐ運動と
支援活動を行っている団体がある。
http://homepage2.nifty.com/chernobyl_children/index.html
2006年も、もう終わり。
あの事故から早20年も経ったのね・・・
あの事故があって、それから・・・
「グリーナムの女たち」という本に出会って、
彼女達と連絡を取り合い、反核運動をしていた事があった。
その頃、私個人が知り合い達に宛てた手紙を、
20年ぶりに返して貰った(HISAさん、ありがとう)
それは四国の伊方原発の
建設反対の為の署名の呼びかけで
多くの方々が協力して下さったけれど
結局、署名も座り込みも空しく、
原発は建設され今も稼動している。
自分の無力さに失望した頃、ある方に出会った。
その方は反核の意思表示をする為に
全く電気を使わず、
原始時代のような自給自足生活をしていた。
家電に頼り、電気楽器で歌い、
排気ガスを撒き散らす手段で移動する自分が
何も言う資格は無いのだと思い知って恥ずかしかった。
そして、それ以降、表立った反核活動は止めた。
私は無力だ。
電気に頼らないと生きてはいけない。
だけど、せめて、
生活に最低限必要な電気だけしか使わないように
心がける事は出来ると思う。
それが、今の自分に出来る、精一杯の努力。
けれど、全ての人が心がける事が出来たら、
少なくともこれ以上、
新しく原発を増設する事は無くなるのでは?
・・・とも思う。
今、北朝鮮などの核兵器の話も
ニュースを賑わせているけれど、
私は決して忘れてはいない。
グリーナムの女達の言葉を。
「わたしたちはここにすわり、私たちはここに立つ
ここはわたしたちの土地
核兵器の支配はゆるさない
伝えてください、あなたの故郷にこのことばを」
これは、わちよさんから贈って頂いたクリスマス用の
特大チョコ!!
わちよさん、ありがと~♪