もう1ヶ月近く前の話になりますが、
ゲンダール漁師向けに、水産資源管理アトリエ(ワークショップ)を開きました。
普段は保健衛生啓発とかしてるけど、
実は私、水産局配属なんです。
今までの人生、お魚とはまーったく無縁でしたが、
ゲンダールにいる以上、お魚系からは逃げられない!
ましてや水産局配属なんだから、帰国前に少しでも配属先に役立つ活動をしたい。
ということで、
水産資源に関して無知でありながらも、アトリエを開いてみた。
私の同期に、水産資源管理という職種の隊員がいます。
その名も、マスター。
彼は、任地であるンブールで頻繁に水産資源管理アトリエを開いています。
何度かマスターの活動を手伝いに行ったことがあるのだけど、
彼の活動を見ていて、ぜひ同じ事をゲンダールの漁師にもしたい!
と思うようになったのです。
漁師をよく知っている私の知人に話しをつけ、
ゲンダールを歩きまわり漁師グループにアタックをかけ、アトリエの告知をする。
漁師は海や魚の状態で仕事が変わるから、
「いついつ集るよ!」と言っても、実際集まるのが難しい。
告知をして回っても、漁に出かけている人が多いから、
どのくらいの規模で人に伝わっているのかわからない。
ので、当日人が来てくれるかどうかは、蓋を開けてみないとわからない状態。
当日はンブールの漁師をゲストスピーカとして招待。
遠くからわざわざ来てくれているのだから、成功させないわけにはいかない。
アトリエの開始予定時間は午後3時。
と言ったって、もちろん3時に来てくれる人なんていない。
4時を回ったって、人は来ない。
だんだん不安になってきて、当日になってまで人呼びに出かける始末。
5時になってようやくチラホラ人がやってきて、
なんとかアトリエを開始することに。
ゲストスピーカーにンブールでの漁活動を話してもらい、
日本の水産プロジェクトが作った水産資源管理のフィルムを流し、
最後に水産資源管理ゲームをする。
最初はなんだか嫌々連れて来られた感を出していたゲンダール漁師も、
興味深く話しを聞いて、フィルムを見ていたし、
自ら発言・意見交換をしだして、活発的にアトリエに参加してくれた。
最後に皆がイキイキとしていて、
「アトリエ良かったよ、ありがとう!」
と言ってくれたのが、とってもとっても嬉しかったです。
人が来ないことにハラハラしたし、
フィルム上映中は停電にならないかハラハラしたし、
退屈して帰ってしまう人がいないかハラハラしたし、
全てにハラハラした!
けれど思い切ってやってみて良かった。
マスターの力を借りて実現できた活動。
マスター、そして当日手伝ってくれた隊員、どうもありがとう!
やはり隊員間で協力できるって力強いし素晴らしい事です。
帰国前にもう1回実施できるようにするぞ~!
…いんしゃあっら~
ゲンダール漁師向けに、水産資源管理アトリエ(ワークショップ)を開きました。
普段は保健衛生啓発とかしてるけど、
実は私、水産局配属なんです。
今までの人生、お魚とはまーったく無縁でしたが、
ゲンダールにいる以上、お魚系からは逃げられない!
ましてや水産局配属なんだから、帰国前に少しでも配属先に役立つ活動をしたい。
ということで、
水産資源に関して無知でありながらも、アトリエを開いてみた。
私の同期に、水産資源管理という職種の隊員がいます。
その名も、マスター。
彼は、任地であるンブールで頻繁に水産資源管理アトリエを開いています。
何度かマスターの活動を手伝いに行ったことがあるのだけど、
彼の活動を見ていて、ぜひ同じ事をゲンダールの漁師にもしたい!
と思うようになったのです。
漁師をよく知っている私の知人に話しをつけ、
ゲンダールを歩きまわり漁師グループにアタックをかけ、アトリエの告知をする。
漁師は海や魚の状態で仕事が変わるから、
「いついつ集るよ!」と言っても、実際集まるのが難しい。
告知をして回っても、漁に出かけている人が多いから、
どのくらいの規模で人に伝わっているのかわからない。
ので、当日人が来てくれるかどうかは、蓋を開けてみないとわからない状態。
当日はンブールの漁師をゲストスピーカとして招待。
遠くからわざわざ来てくれているのだから、成功させないわけにはいかない。
アトリエの開始予定時間は午後3時。
と言ったって、もちろん3時に来てくれる人なんていない。
4時を回ったって、人は来ない。
だんだん不安になってきて、当日になってまで人呼びに出かける始末。
5時になってようやくチラホラ人がやってきて、
なんとかアトリエを開始することに。
ゲストスピーカーにンブールでの漁活動を話してもらい、
日本の水産プロジェクトが作った水産資源管理のフィルムを流し、
最後に水産資源管理ゲームをする。
最初はなんだか嫌々連れて来られた感を出していたゲンダール漁師も、
興味深く話しを聞いて、フィルムを見ていたし、
自ら発言・意見交換をしだして、活発的にアトリエに参加してくれた。
最後に皆がイキイキとしていて、
「アトリエ良かったよ、ありがとう!」
と言ってくれたのが、とってもとっても嬉しかったです。
人が来ないことにハラハラしたし、
フィルム上映中は停電にならないかハラハラしたし、
退屈して帰ってしまう人がいないかハラハラしたし、
全てにハラハラした!
けれど思い切ってやってみて良かった。
マスターの力を借りて実現できた活動。
マスター、そして当日手伝ってくれた隊員、どうもありがとう!
やはり隊員間で協力できるって力強いし素晴らしい事です。
帰国前にもう1回実施できるようにするぞ~!
…いんしゃあっら~
いま、世界の海では、「採りすぎ」が大きな問題になっているみたいだけど、具体的にどんな意見が出たのか気になるな~!
「獲り過ぎては魚がいなくなっちゃうよ。」「将来漁できなくなっちゃうよ。」
と言っても、
「そうなったらモーリタニアに行けばいい。」「ガンビアに行けばいい。」
と言うんだよね。
でも今回のアトリエで、そういう問題ではない、ということが話せたから良かったかな。