Machallah - sama dund gu baax

セネガル生活2年間を、心が向くままに書き綴るためのブログ。

ただいまニッポン!

2011-01-20 | Weblog


2011年1月12日

同期10名無事日本に帰国いたしました。


日本はキレイで人も礼儀正しく何でも事がスムーズに進むね。
便利だけれど、そんなスピードについていくのが、ちょっと必死。
まぁすぐに慣れるのでしょうけれど。

日本のお風呂は最高に気持ち良いし、
日本のご飯は本当に何を食べてもおいしいね。

日本って素晴らしい国です。


ただ、

街に出て人との関わりがないのは寂しい。
すぐに誰にでも話しかけたくなっちゃうの。
あとは子供が少なくて、物足りない。
子供を見かけては抱き抱えたくなるけど、
日本でそれやったら、問題になっちゃうの?

誰に言われたわけでもないけれど、暗黙の了解でそこにあるルール。
そんなものを忘れていて、何をするにもちょっとオドオドしてしまう。

これからどんどん日本の生活に溶け込んでいくのでしょうけど、
セネガルで身に付けた、セネガルの良さは、忘れたくないなあ。


協力隊仲間のみなさん。
おじけづかずに誰にでもしっかり挨拶をして、
挨拶の良さをまた日本に広めていきましょう。
そうしてまた日本を明るく温かい雰囲気にしていきましょう。
全国に散った私たちが、日本の為にできること、いーっぱいあるはず。
私たちが元気を広げる源になれるって思うよ。


セネガルで、良くも悪くも学んだ「どうにでもなる!」という精神。
さらに打たれ強くなっただろうし、
氷河期と言われる時代でも、粘り強く生きてい気がしています。


無事に帰ってこれたことが何より嬉しい。
この2年間を支えてくれた全ての皆様に、本当に感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。

そして、

ただいま!

ありがとうセネガル

2011-01-10 | Weblog
青年海外協力隊としての2年の任期を終え、
セネガルでの活動・生活の幕を閉じる日がやってきました。

汚いし埃っぽいし、停電・断水は多いし、
なーんにも予定通りには行かないし、
不便なことが多い。
本当に嫌になったこともあったし、
日本が恋しくて帰りたくなった時もあった。

それでもやっぱり振り返ってみると、
そんなことがちーっぽけに思えるほど、
色々な人に支えられ愛され過ごすことができた毎日でした。

セネガル人のうざったい程の温かさ。
人をもてなすという心。
人と人との繋がり。
家族の愛情。絆。

喧嘩をしても次の日にはスッキリ。
怒る時に怒り、笑う時に笑う。
人間としての素直な感情。

人を愛するということ。
素直に生きるということ。

そういったことを、セネガル人から学ばせてもらった。

「セネガルのために」
という思いでここに来たつもりが、
結局はいつも私がセネガル人に助けられていた。

セネガル人に生かされた2年間。

私があなたのために出来たことは微々たるものだけれど、
あなたが私に与えてくれたものは計り知れない。

ありがとう、セネガル。

Namm naa la...

さよならサンルイ

2011-01-04 | Weblog


サンルイを去る時がやってきました。
いつかは来る日とわかっていたけど、
本当に自分にもこの日が訪れるとは。

学校での最後のあいさつを終え、
コーラン学校も最後に周り、
荷造りやあいさつ周りに追われる日々。

やることが多すぎで毎日何をしたらいいかわからない状態。
色々予定を立てるけど、ここはセネガル。
予定通りにいくわけがない!やることがたまっていく。
そして確実に毎日は過ぎてゆく…。

お家の家具の処分をしていたら、どこからともなく、
近所からおばちゃんが集まる集まる。
「お別れを言いに来たのよ」と言いながら、自宅物色。
「これ捨てるの?」「これ誰かにあげるの?」とさりげなく
「ちょうだい!」アピール。
やっぱりここは最後までセネガルだ。

ゲンダールのお世話になっていた家族とは、
涙涙にお別れをしてきました。
だって、おかあちゃんがずっと泣いてるんだもん。
もらい泣きしちゃう。
人前では涙を見せない、と聞いていたセネガル人たちだけに、
彼らの流す涙には重みがあるような気がした。

車を捕まえゲンダールを去る時に、
家族が車に駆け寄り、手をしっかり握ってくれた。
あの彼らの想い、感触は、忘れない。

大嫌いで大好きなゲンダール・サンルイ。

私を受け入れてくれて、沢山の愛を分け与えてくれて、
本当にどうもありがとう。

おかげさまで

2010-11-25 | Weblog
11月22日

26回目のお誕生日を迎えることができました。

セネガルでの誕生日もこれが最後!(いんしゃあっら~!)


去年はロンプールの砂漠で迎えた誕生日。


今年は、、、



バオバブの上!





ずっとずっと行ってみたくて泊まってみたかった所。
帰国までにもう行けないだろうと諦めていた所。

「お誕生日どこ行きたい?」と言ってくれた同期に、
「バオバブ行けたらいいけどなぁ~」とわがまま発言したら、
すんなりと夢を叶えてくれました!ありがたい。

すごく遠くて、道も交通の便も悪いし、辿り着くのは大変だったけれど、
本当の本当に心から、行けてよかった!

こんなにもバオバブを近くに感じられるなんて。
すてき。


ほら。トイレだってこんなだよ。
マイナスイオン浴びまくり。


当然木登りもしちゃうよね。
 


最高なロケーションで、

25歳、最後のステキな夕日と


26歳、幕開けのステキな朝日が見れました。


なんて幸せなことでしょう。


プールで泳いでのんびりして、
たまにはオシャレしてお化粧して、
おいしいお酒とご飯と大切な仲間と、
最高な一時を過ごせた。



一緒にお祝いしてくれた最高の仲間に、
感謝しきれないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。
やっぱりガールズ最高だね☆

最高に幸せな26歳のはじまり。
みんな、ありがとう!

カーボベルデに魅せられて

2010-10-27 | Weblog
カーボベルデに行ってきました!

実はこれで2回目。

今年3月に両親と数日間だけ行ったのが最初。
その時は、首都プライアのあるサンチャゴ島にだけ。

今回は同期女3人旅行。日数も10日間とのんびり。
なので、前回は行けなかった色々な島に行き、
色々な顔のカーボを見て、カーボの魅力にすっかりはまってしまいました。

港町 Sao Vincente を経由して、


山がきれいな Santo Antao へ。


ちょうど雨季で緑が茂っている時期。
この緑、山、滝、川、全てが懐かしい。

山からの景色も最高です。180度海が見渡せる。


ヨーロッパ観光客に人気なサル島は、
飛行機乗り継ぎのためだけに寄ったので滞在時間6時間。
だけれどそこで、驚くほどキレイに澄み切った海を目の当たりにし、
水着を持っていなかったけれど、洋服のまま飛び込んだ。


船の陰が見えますか?水に浸かってる私の体が見えますか?
本当に海底まで見えるキレイな海。
飛び込まずには、いられないでしょ?

サル島経由して辿り着いた島は Boa Vista。
キレイな海が沢山で、砂漠もあり、おもしろい一面を持つ島。
海三昧。万々歳。


海、山、ご飯、お酒、音楽、人々、
全てを満喫して、癒されてきた10日間の旅。
最高でした。
いつかまた行きたい。

写真いっぱい載せてるよ♪
カーボに興味ある人は見てみてね。
http://picasaweb.google.co.jp/m7yoriko

カウントダウン

2010-10-27 | Weblog
いつの間にか雨季も過ぎ(たぶん)、
ここ数日やっと扇風機がいらなくなってきました。

お久しぶりです。
私は元気です♪

この夏は、去年以上に各地で停電が相次ぎ、
まさに「電気なしの地獄夏」でした。
暑くて寝れたもんじゃないよ。
それでも去年より暑くなかった気がするのは、ただの慣れなのか。

9月は、
1コ前の隊次の帰国のためお別れ会を主催したり、
任国外旅行でカーボベルデに出かけたり、
お姉ちゃんと妹が遊び来てくれたり、
楽しくも慌しく過ぎてゆきました。

今月に入ってバカンスも終わり。
学校も始まり、漁師も動き出し、ゲンダールが起き出したので、
私の活動もまた再スタートです。

帰国まで残り2ヶ月ちょっと。

カウントダウンが始まります。

さりげなく

2010-08-12 | Weblog
1年半もサンルイ島に住んでいて、気づかなかった。

フェデルブ橋の前にある木々に、
マラブー(イスラム教の偉い人)が彫られていることに。

さりげなく、ほら。

わかります?
ほら。


ここにも、ほら。


こっちにも、ほら。


こちらはモスク。


振り向けばここにも、ほら。



気づいた日にはびっくりして、
「わぁ!すごい!これいつ彫られたの?」
って、橋の周りにいつもたむろってる友達に聞いたら、
もうずーっと昔からあるんだってさ。

ぜーんぜん知らなかった。

マラブーさん達、さりげないよ。

サンルイ橋

2010-08-12 | Weblog


サンルイに架かる世界遺産のフェデルブ橋。
1897年に造られたこの橋は、おんぼろです。

その都度の修復工事はしていたようだけれど、よくここまでもった。
現在は、その橋を、新しい橋と取り替える工事がされてます。
世界遺産なのに、全く新しいものに取り替えてもいいんだね。知らなかった。
でもこのままじゃ朽ち果てるから、どうしようもないですね。

この工事のおかげで、陸と島を結ぶ唯一の橋が、一方通行。
陸側も島側も、橋の周りは常に渋滞です。
おかげで、私は今まで以上に島とゲンダールに引きこもり。

新しい橋が架けられはじめ、今はこんな感じ。
(左側に寄せられてるのが古いアーチ)


工事が終わるのは2011年12月。
いんしゃあっら~。
私いないじゃん…。
ちなみに、7つのアーチのうちの2つが新しくなってます。
ここまでの作業にすでにかなりの月日がたっている。
残りアーチは5つ。
果たして期限内に工事完了するでしょうかね?
いんしゃあっら~~~。

陸側から橋を眺めると…


橋がいっぱい!

期間限定だよ♪

Imagine

2010-07-25 | Weblog
想像してみてください。

水のない生活を。

どうやって、

料理しますか?
洗い物をしますか?
トイレを流しますか?
体を洗いますか?

どうやって、

生き延びますか?


私の生活している所では、普段は水が出ます。
しかし、断水になることも多い。
数時間の断水ならば、なんてことはない。
でも、この断水が数日続くと焦る。
いつものように生活できなくなる。
水を使う一つ一つの行動を意識し、どう有効的に水を使うか、頭はフル回転。
水がどんなに貴重なものかに気づく。
そして、人は行動一つによって、水を節約できることに気づく。


蛇口をひねれば水が出る。
これは決して当たり前なことじゃ、ないんだよ。


水が出なくなる日が来るかもしれない。


そんな時、どうしますか?


想像してみてください。
水のない生活を。

天からの恵み

2010-07-01 | Weblog
サンルイに雨季がやってきた。

不安定な電気。停電。
ピカピカ光る空。
急に吹く風。
温度が変わる。

雨が来る!

ポツポツと降りだし、
その後大雨が約1時間程続く。

何ヶ月ぶりの雨だろう。
乾きに乾いた大地が潤う。
砂埃舞っていた空気が洗われる。
天からの恵み。

雨音って、いいね。
湿った空気の匂いが懐かしくて、
1年前の記憶が、想いが、蘇る。

こんな単調な季節でも、しっかりと巡るんだね。
地球って、しっかりと生きてるんだね。
確実に時間が流れていることを痛感します。

この雨季が終わったら、帰国はもう目の前だ。