Machallah - sama dund gu baax

セネガル生活2年間を、心が向くままに書き綴るためのブログ。

ummmm

2009-12-20 | Weblog
it's a beautiful sunday.

but

why am i so irritated from the morning...?
what am i so anxious about...?

i think, again, it's just my own problem.
a matter of losing inner reserves...

let it be.
will be fine.
inchallah...


いんしゃら~

2009-12-17 | 文化・宗教 Culture/Religion
"Inchallah"

インシャラ。
御心のままに。
アッラーがお気に召されれば。
という意味のアラビア語。

セネガルの90%はイスラム教徒。
ということで、ちょびちょびアラビア語が入ってきています。
その中でも、インシャラはよく使われる言葉。

「明日会おうね、インシャラ」

「これやっておくよ、インシャラ」

「もうすぐ出発するよ、インシャラ」

とにもかくにも、インシャーラ~。
ここでは何をするにも、アッラー次第なのです。

でも「インシャラ」をつけることで、うまーく事を濁されている気がする。
何か約束事したって、アポ取ったって、ごまかせちゃうんだもん。
アッラーの名のもとに、みんなテキトーになってるだけでしょ。
アッラーだって、そんな風に使われてもらってちゃ迷惑なんじゃない?

この「インシャラ~」でどれだけの迷惑があったことか…。
みんな言ったこと守らないからね。
だってアッラー次第なんだもん。仕方ないじゃん?
おかげで忍耐強くなりましたけども。

というか、、、
何でもかんでもアッラーに決めてもらっててどうすんのよー!
と、私は言いたい。

でもね、この「インシャラ」実はかなり使える言葉。
私もアッラーの力を借りて、適当にごまかして切り抜けてきた場面がいくつもある。
私自身口癖になりつつあるINCHALLAH。

おぉ、偉大なるアッラーよ。
あなたの影響力は底知れない。

うんざりした日

2009-12-12 | 活動 Work
んもぉぉぉ、やだっ!!!

と思ってしまった今朝。


ゲンダールの若い女性たちとちょっとしたイベントをした。

朝、時間通りに来る人は誰もいない。
まぁ、これはいつもの事だから大した事じゃない。
いつも2時間待ちは覚悟してる。

でも、1-2時間遅れて来て、平気な顔してる。
悪びれる様子が全くない。
まぁ、これもいつもの事だけど…。

問題はその後。
物が足りなかったり、準備不足だったりで、すんなり進まないイベント。
それを、何かにつけてはプロジェクトや私のせいにして、文句ばかりたれている。

いやいやいや。
何か違うでしょ。

本来ならあなたたちがやるべき事でしょ。
しっかり時間通りに来て、準備もしていたら、こういう事にならないでしょ。
人に頼ってばかりで、加えて文句ばかり言って、なんなの???

命令口調で、偉そうで、人をバカにして(みーんな年下なのに!)、
一体、あなた何様???

と、プンプンしてしまった。


「全くあんた達日本人はなーんにも出来ないんだから」と言われた。

確かにそうかもしれないよ。
セネガルと日本では、色々なことのやり方が違う。
ここでは上手く出来ないことも多い。
セネガル人みたいに、たくましく色々な事出来ないよ。

でも、だから頑張ってんじゃんよー!
言葉が通じない中で、やり方が違う中で、毎日奮闘しとるんじゃー!


「何も出来ない奴」と言われたあとに、
「あんた見てるだけなの?」と言われたから、

「私は何も出来ないんだから、何もやらないっ」

と言ってやった。
今思えば、少し大人気なかったかな。
でも、悔しかったんだもの。
朝から散々みんなを待った挙句に、
文句ばっかり言われて、バカにされて、良い気はしない!

まぁ結局は手伝いましたけどさー。
ちょっと、落ち込んじゃうわよね。
いくら打たれ強いと言ったって…。
私、人間ですもの。


ゲンダール好きなのよ。
ものすごい所だけど、愛着もわいているの。
でもね、今日は少し、

「あぁ~、もううんざりだぁ・・・」

なんて思ってしまったのです。
こんな日もあるよね。

今日のゲンダールはいつものゲンダールであっただけ。
問題は、きっと、私の心の持ちようですね。

明日からまた頑張るぞ~~~!


セネガルのお家

2009-12-10 | Weblog
セネガルのお家ってば、ブロックを積み重ねてあるだけなのよ。

ほら。



もちろん中に棒入れて補強したり、セメントで固めてはいるけれど。
なにせブロック積み上げているだけ。
ペンキ塗ったりもするけれど、正面だけで横面はブロックのままだったりする。
頭かくして尻隠さず、ってやつ?

ブロックどんどん積み重ねて、一軒のお家がたった数日で完成しちゃう。
お家が建てられていく過程を見ていると、ここで家に住むのが不安になります。
って、もう1年近く住んでるのだけど…。

でも実際に、知人宅で天井の一部が落ちたことがある。
私のお家は天井のペンキが剥げてハラハラ落ちてきている。
お家の壁には沢山のヒビ。天井にもヒビ。
いつ倒れてもおかしくない感じです。あぁ不安。

セネガルが、地震大国でなくて良かった。
震度1・2の揺れで、この国は崩壊してしまうもの。


昔ながらのお家もあるよ。カーズと呼ばれているもの。



地方や村に行くと、こんなお家ばかり。
雨季は雨が浸みてこないのだろうか…???
でも私、協力隊やったらこういうお家に住むとばかり思ってましたよ。

おもしろいのは、たまに、
現代的なお家(ブロック積み)のすぐ横や裏に、カーズのお家があること。
時代のギャップがそこに見られる、という感じです。

皇居から見た東京の景色。そこで感じるギャップ。
そんなんに似ている気がするなぁ。


ブロックお家とカーズ。
もしかしたらカーズの方がよっぽど丈夫で安全なお家かもしれないね。

結婚式

2009-12-08 | 文化・宗教 Culture/Religion
ゲンダールの家族、アラムんちの娘2人の結婚式がありました。

ファルマ(30歳くらい)は2児(5歳&3歳)の母。
だけど今さら結婚式をあげる。

ジャール・セック(25歳)はずっと付き合っていた従兄弟と晴れて結婚。
(セネガルでは従兄弟や親戚のおじさんと結婚することはよくある話)

2人分の結婚式ということで、この日のアラム家は大忙し。
朝から近所のおばちゃん達が集って、大きなお鍋でお料理三昧。
女性陣はサロンに出かけて念入りにおめかし。
どのお祝い事のイベントもそうだけど、やはり主役は女性です。
男性はそこらへんに居座ってるだけ。

私もサロンについていきました。
女性の美にかけるエネルギーってすごいよね。
サロン中が女の人たちでいっぱいになって、
みんな嬉しそうに鏡みたり、ぺちゃくちゃお喋りしたり。

主役の新婦は念入りに髪を作り、メイクをして、
 

出来上がりがこれ!
ででーーーーーん!!!


でででーーーーん!!!


あぁ、眩しいっ!
これぞとばかりに塗りたくっています。着飾っています。
(顔と手の色が違うことに注目!)

いつも「すごいメイクだなぁ」と思っていたのだけど、
その顔が作り上げられている過程を初めて見て、感心した。

なぜか始めは顔が黄色く塗られてて(シンプソンズみたいだった!)、
その上からファンデーションが何重にも塗られていく。
もはや黒い肌の原型を留めていない。
アイメークもすごい。
塗り絵してるみたいに塗りたくって、色を重ねていく。
ラメも惜しむことなく振りまく。
眉毛もガッツリ描かれる。しかもなぜか紫色で。
付けまつげもワッサワサしてる。
なんか、ちょっと、オカマメークみたい…。

これが、セネガル流の「美」なのだろうか。

普段セネガルではお化粧しない私も、この日は自分でお化粧していった。
でも、そんなお化粧では全然ダメらしく、
「ダイレナもここでお化粧してもらいなさい!
 絶対もっとかわいくなるわよっ!」
と言われる。

いやいやいやいや……。

「私はいいよー。自分でしてきちゃったし。」

「どうしてよ?このお化粧、かわいくないの?」

こんなにも女性陣が楽しそうにお化粧してる中
「かわいくないです。むしろ化け物みたいです。」
なんて言えるわけないじゃない。

だから
「みんなとてもキレイよ。
 でもほら、私日本人で目小さいから、セネ人向けのお化粧は似合わないもん。」
とか言って、どうにか逃げ切る。
私がこのお化粧したらどうなるんだろう。
おそろしや~。

なんだかんだで5時間くらいをサロンで費やし、
やっとゲンダールに戻る。

いつものごとく、
太鼓が鳴り響き、踊り狂う。
あとはご飯を食べて、ただ座っているだけ。

地域一帯を巻き込んで、
おめでたいことを一日中思い切りお祝いする。
すごい良いエネルギーが出ていたなぁ、と思います。


実はジャール・セックが結婚前に打ち明けてくれたことがあった。
結婚すると聞いた時に、
「おめでとう!ついに結婚するんだね♪嬉しいでしょう?」
と聞いたら、
「別に嬉しくないわよ」と返事をする。
いつもドライな彼女。
照れ隠しかと思ったけど、いつもと様子が違う。
理由を聞くと、
「私はまだ結婚したくないの。まだ独身でいたい。」と。
「じゃぁなんで結婚なんてするの?」
と聞くと、
「それは相手が結婚したいと言ったから。
 それを断わることは、ここでは出来ないのよ。
 そういうのは女の人の判断ではないの。」
なんだかとても悲しく切なくなりました。

結婚式当日の彼女は、初めは緊張してる感じで、
「やっぱり結婚したくないんだろうか…」と思ったけれど、
最後の方はとても幸せそうな顔をして笑っていたから、ちょっと安心しました。

幸せな家庭を築いていって欲しいものです。


ジャール・セックと旦那さん。

う~ん、これがセネガルの「美」なのだろうか…。

家族

2009-12-08 | Weblog
ゲンダールに、いつもお世話になってる家族がいます。



アラム・セック・ファール
私のゲンダールのママで、加工場でケチャ(薫製魚)を作っている。
私が加工場に通っていた時からとてもよくしてくれてます。

ここで、毎日のようにお昼ご飯を食べさせてもらってます。
というか、
ずぅずぅしくも昼食時を狙って、その家族の所に行くと、
「お昼食べていきなさい!」と言われるから
「はーい、食べまーす♪」と居座る計画。

えっ…、せこい?

たまにお昼寝までさせてくれる。
手厚い歓迎なのか、ただ単に放置されてるだけなのか…。

大量のお洗濯物をボーンと投げ込まれ
「たたんどいて」と言われることも。
まぁ毎日食べさせてもらってますから、それくらいやりますけど。

あとはひたすら子守りをしてる。
セネガルはどこの家族にも子どもが沢山いる。本当にたーくさん!
座っているとどこからともなく子供が集ってくる。

アラムにも子どもが10人くらいいる(らしい)。
子どもの子どももいて、
親戚の子どももいて、
結局、誰がどの子かよくわからない。
とにかく沢山いて、そんな子どもたちとずっと遊んでいる私。

セネガルの子どもたちは、
よく遊ぶし、笑うし、泣くし、喧嘩するし、健全です。

4-5歳の小さな子どもでも、もっと小さい子の面倒をしっかり見るし、
兄弟でなくても近所の子どものお世話をする。
子どもは大人の言うことを絶対聞くし(むしろパシリ扱い)、
大人はしっかりと子どもをしつける。
暗黙の了解でそれぞれ役割りができていて、
無言の協調性というか、近所の助け合いがしっかりできています。

家族は必ず一緒にいる。
一人でご飯を食べたり、一人で部屋で過ごすなんてことはない。
(一人の部屋なんてものが、まずない!一部屋一家族。)
一日の出来事、近所の出来事、全部を共有する。
引きこもる子なんていないし、反抗期なる子も見受けられない。
いっっっつも家族一緒。
寂しさを感じることなんてないだろうなぁ。
きっとかつての日本もこうだったのでしょうね。

アラムのお家で、私は家族なのかゲストなのか微妙な位置だけど
(ご飯時はいまだに私優先に座らせるし、スプーンも出てくる)
一日顔を出さないと
「あんたどこ行ってたのよー!!!」と怒られて、
私がいない時は
「ダイレナはどうしてるのかしら」
と必ず家族内で話されているらしい。
ありがたいことです。

私が顔を出すと、3歳のファサル(アラムの孫)は駆け寄ってきて、
私が帰る時には、「行かないで~」と泣きついてくる。
たまらなくカワイイです。

赤の他人をここまで受け入れてくれる家族。
何かあれば行ける場所があって、私は幸せ者です。
そんな家族に、感謝!感謝!

シンバ

2009-12-05 | 文化・宗教 Culture/Religion
どこの国にも様々なお祭りがあるように、
ここセネガルにも沢山のお祭りがあります。

その一つが、シンバ。
フランス語では Faux Lion (なんちゃってライオン?)と呼ばれてる。

派手に着飾ってメイクしたライオンが、賑やかな太鼓に合わせて踊る。
これがまたカッコいいんです。
動きのキレがよくて、何より体がいいっ!
惚れ惚れしてまいますぅ。ぽっ



で、このライオン何するかというと、、、
人々を威嚇して、しごく。
ものすごい勢いで走ってきて人を捕まえて、
水をピシャピシャかけて(バケツが置いてある)、背中をバシバシ叩く。
何がしたいのかよくわからないけれど、気合でも入れてるのかな。


シンバと一緒にいた化け物はカンクーランと呼ばれるもの。
これも何者かよくわからないけれど、本来は神聖な何からしい。
カンクーランはのっそり歩きながら人を捕まえて、シンバに渡していく。

で、子どもたちがわめき泣く。
結構な大人でも本当に恐そうにしてたりする。
ほら、こんな風に↓


一度カンクーランが目の前に来たけれど、恐かったもの。
不気味な雰囲気が漂っていました。

シンバやカンクーランに捕まってしまえば最後。
ビシバシ叩かれる。
本当はどのくらい痛いのか知らないけど(セネ人リアクション大きいから)、
でも見ている限りでは結構痛そうでした。
本気で喧嘩みたいになることもあったし、
鞭が出てきてピシャリと叩かれてる人もいた。
最後の方は、シンバの日頃の憂さ晴らし、みたいになってたよ…。

捕まりたくない人は、100フラン(=約20円)で命綱のチケットを買う。
私は無駄に叩かれたくなかったので、チケット即買い。
泣きわめく子ども達が必死に私の所にきて「チケット買って!」と言う。
普段は生意気なのに、こんな時は弱虫。
なんかかわいくて、知り合いの子ども達には買ってあげました。

シンバは、本来は、強い大人になることを願って子どもを脅かしたりするらしい。
日本でいう獅子舞みたいなものかな。
カンクーランは、たぶんナマハゲみたいなものなんでしょう。

このお祭りは毎年タバスキ後にやっているらしいです。
来年はシンバと一緒に写真撮ってもらおっかなー♪