気ままにぶらり旅日記

山や森のレポート&日々の雑記

2017.4 春山登山教室 in燕岳(1日目)

2017-06-08 | 北アルプス
2017年4月29日(土)~30日(日)

行先:燕岳
行程:1日目 有明荘~燕岳登山口~合戦小屋~燕山荘(泊)
   2日目 燕山荘~燕岳~燕山荘~合戦小屋~有明荘

 GW前半は、燕山荘主催の春山登山教室に参加しました。
 春山といっても、4月の燕岳は1年のうちで一番雪が多い季節。
 というわけで、ピッケル、アイゼン、冬山装備が必須です。
 雪山登山の技術を学びたく、このツアーに参加しました。

 集合は有明荘。
 関東から行く場合、直通の毎日アルペン号が便利です。
 が、私は交通費を節約&3列シートで眠りたく、
 アルピコバス(松本下車)+電車+路線バスを利用しました。
 さわやか信州号(穂高)+タクシーで来られた方もいました。
 
 ツアーの概要説明の後、3班に分かれて出発。
 参加者は20数名で、男女は同数くらい。
 ガイドは、大天荘支配人の榊さん、天渓代表の赤沼さん
 シャモニを基点とする国際山岳ガイドの中島さん、
 学校の山岳部の顧問をされている山本さんでした。

 天気予報は午後から崩れる予報でしたが
 朝は晴天で、歩いていると汗ばんできます。
 第1ベンチまでは雪は無く、アイゼンやらピッケルやらで荷物が重い。。。

 第1ベンチを過ぎると雪が出てきましたが、
 第2ベンチまではツボ足で登りました。
 急坂はキックステップ。

 第2ベンチ
 このあたりから雪深くなってきました。
 ここでアイゼンを装着しました。
 
 
 青空になったり雪が舞ったりくるくる変わる空模様。
 どうか燕山荘に着くまで天気が持ちますように。
 

 第3ベンチ
 どんどん雪深くなります。
 
 
 第3ベンチを過ぎてからはほぼ曇り空に。
 それでも木々の間から山並みが見え、テンションがあがります。
 
 
 さすが三大急登。
 だんだん疲労がでてきました。
 そろそろ一休みしたいな~
 と思っていたところで、合戦小屋に到着。
 合戦小屋でランチタイムとなりました。

 昼食休憩後は、合戦小屋近くで滑落停止の訓練です。
 カメラはザックの中だったため、写真はありません
 ピッケルの持ち方、使い方、滑落停止のコツなど
 ガイドの方に教えていただきました。

 30~40分くらい訓練後、燕山荘へ向かいました。
 合戦小屋から稜線まで急坂を登っていきます。

 急坂を登りきり、稜線で小休止。
 ここから先は少し緩やかになるかな~とほっとしていたら
 
 
 ゴロゴロ~

 えっ???

 今、ゴロゴロって鳴った・・・よね?

 まさか雷?!

 「---雷ですね。」
 とガイド様たち。

 ガイドの皆さまはこういったことにも慣れていらっしゃり
 慌てることなく、皆を安全な場所に誘導してくださいました。

 稜線に荷物を置き去りにし、少し坂を下ったところでしばし待機。
 雷が通り過ぎるのを待っていました。
 けれどなかなか雷は通り過ぎてくれず、
 最終的に合戦小屋まで下りました。

 合戦小屋で待機すること30~40分くらい。
 雷が通り過ぎてから、再び稜線へ向かいました。
 
 稜線は風が強く、雪の降りしきる冬山でした。
 麓は春でも山は冬です。

 あいにくの天気でしたが、燕山荘は大賑わいでした
 さすが人気の山&山小屋です

 お待ちかねの夕食は2回転目。
 今日はハンバーグでした。
 杏仁豆腐と柏餅のデザート付き!!
 

 燕山荘のお楽しみはいろいろありますが
 ケーキもその一つ
 おなかいっぱいでも、スイーツは別腹(笑)
 ツアー参加の女子4人でティータイム。
 

 夕食後、オーナーの赤沼社長さんやガイドさんのお話を伺いました。
 赤ワイン付き(お代わり自由)の交流会は、ツアーの特典でしょうか。
 そしてお話が終わるころには、消灯時間がせまっていました。

 歯磨きをしていたら、山仲間にばったり☆
 びっくりの出来事もありました。

 明日は燕岳登山。
 天気が回復することを願いながら眠りについたのでした。 

 ~2日目に続く~


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