2013年5月11日(土)~12日(日)
行先:1日目・・・岩黒山 2日目・・・石鎚山
行程:1日目・・・土小屋~岩黒山~横道経由~土小屋
2日目・・・土小屋~石鎚神社遥拝殿~二ノ鎖小屋(巻道)~三ノ鎖小屋(巻道)~弥山~
~夜明峠~前社森~八丁坂休憩所~石鎚神社成就社~山頂成就駅(ロープウェイ)
鈴木みきさんと行く、石鎚山・岩黒山登山ツアーに参加しました。
石鎚山は、山そのものが御神体の修験道の山。
信仰の山や神社も好きな私には、気になる山のひとつでした。
実はこのツアー、集合は新神戸駅、解散は新神戸駅または新大阪駅と関西方面の方向け。
でも前泊・後泊したり神戸や大阪まで夜行バスを利用すれば、行けないこともありません。
四国はまだ行ったことがなく、この先も行く機会があるかどうかは不明。
個人的に石鎚山に行くのはアクセスが大変そう。
みきさんのツアーにまた参加したいと思っていたこともあり、
思い切ってツアー参加を決めたのでした。
・
<1日目>
7:30 新神戸駅集合
新宿から夜行バスで三ノ宮まで行き、三ノ宮から地下鉄で新神戸駅へ。
今回の参加者は21名。
プラスみきさん、アルパインツアーの幸さん、三木さん。
三木さんは石鎚山の山小屋で学生時代にアルバイトをしていたそうで、自分の庭のような山なのだそう。
新神戸駅からマイクロバスで、明石海峡大橋、大鳴門橋を経て四国へ向かいます。
出発時は雨。外は真っ白で六甲山も渦潮もまったく見えず、・・・。
天気予報は午後からくもり。
本当に雨はあがるのだろうか・・・不安を胸にバスは走っていきます。
・
昼食は愛媛県の久万高原町にある、国民宿舎 古岩屋荘で。
キジそばを頼んだ方が多かったのですが、昨夜からたいしたものを食べていなかった私は「山菜定食」。
キジそばのツユを味見させてもらったのですが、甘い味でした。
四国は甘い味なのかな? 関西の味とも違うそうです。
・
古岩屋荘のあたりは、国指定名勝だそうで、多いな岩がたくさん見られました。
正面にあった大きな岩
案内図
石鎚スカイラインを通って土小屋へ。
雨はあがったものの、ガスに隠れて石鎚山の全貌はなかなか見えません。
しかし ここで奇跡その1
だんだんガスがとれて石鎚山が見えてくるではありませんか
途中の見晴らしの良い場所でいったん休憩。
三角の尖った石鎚山がかっこいいです☆
15時少し前に土小屋にある白石ロッジに到着。
石鎚山はまたガスに少し隠れてしまいました。
この後は、宿に登山に使わない荷物を置いて、宿の裏手にある石黒山を登ります。
15:20 登山開始
岩黒山までは往復2時間くらいの行程。
最初は笹の中の道を登っていきます。
雨上がりでドロドロの道かと思いきや乾いていました。
茶色いすべすべした木は「ダケカンバ」
植物とこの地に詳しい三木さんの話を聞きながらの歩きです。
とても興味深く、いろいろなお話を聞くことができて良かったです
アケボノツツジが咲いていました。
先日鳴虫山で見たアカヤシオに似ている気がしました。
アケボノツツジのアップ
笹の中のなだらかな道。
とても歩きやすい道です。
満開のアケボノツツジ
大きな岩の横をトラバース
瓶ヶ森(かめがもり)方面?
石鎚山も見えてきました!
ショウジョウバカマも咲いていました
石鎚山の稜線も素敵です
明日はあの稜線は歩かないけど、いつか歩いてみたい。
山頂までもう少し
16:20 岩黒山
真正面に石鎚山。
登りはじめよりもどんどんガスがとれて、良い天気に!
瓶ヶ森
石鎚山はもともと女人禁制の山で、女性は瓶ヶ森に登っていたのだそうです。
現在も7月1日に女性は石鎚山に登れないそうで、小屋の女性スタッフは下山させられるとのことでした。
こちらの山もいつか歩いてみたいです。
山の名前を教えてもらったのに忘れてしまいました・・・
下山は行きと違う道を歩きます。
スミレかな? 薮の中に隠れていました。
夕方の光の中を歩く。
ただ今17時。山小屋だったら夕食1回目の時間?
こんな時間に山を歩いていて不思議な感じ
なんか気になる
もうすぐ生まれそうな葉っぱ
小さなワチガイソウ。 黒い点々が特徴。
わさびの花が咲いていました。
スミレ?
夕方の景色
ミツバテンナンショウ(訂正しました)
帰り道はところどころ苔でぬるぬるしていたり、浮石があったりと、行きに使った道よりも歩きにくい。
でも苔むした景色が素敵です。
なんとなく、北八ヶ岳の道に似ている気がしました。
見上げれば新緑
18:10 白石ロッジ
だいぶ日が落ちてきました
夕食は19時30分から。
夕食の前に交代で入浴。
先発隊が戻ってきたので、お風呂に行こう~と階段を下りながらふと入口を見ると、
入口の外の景色が赤くなり始めているのが見えました。
せっかくだから少し夕焼けを見てからお風呂に入ろうと思っていたのですが、
どんどん空や雲が焼けてきて、その場を離れられません。
こんなに焼けたのは久しぶりとのこと。
雨上がりなのも良かったよう。
奇跡その2です!
部屋に戻ってカメラを取ってくるべきか、目に焼き付けるだけにするか。
さんざん迷った挙句、最後にカメラを取ってきて写真撮影。
もう少し前から写真を撮れば良かったな・・・。少し後悔
夕焼けを見ていたら時刻は19時10分。
急いでお風呂に入らなきゃ!
即効お風呂に入ったのでした。
ささっと入浴を済ませ、ダッシュで階段を駆け上っていた時に事件発生
急がなきゃ、とスリッパを履いて階段を猛ダッシュで上っていたら、
足を滑らせ左足のすねを階段の角に思いっきりぶつけてしまったのです。
「痛~っ」と思わず声に出してしまうくらいの痛さで、しばらく動けませんでした。
それでもみんなを待たせてはいけないと立ちあがり、部屋に荷物を置いてから食堂に向かったのでした。
夕食は品数豊富
地元産の岩茸もいただくことができました
岩茸は険しい岩場に寄生している地衣類の植物で、とても珍しいものなのだそうです。
魚の甘露煮もとてもおいしかったです。
(昼食でも食べたのですが、こちらの方が断然おいしかったです)
夕食後は、部屋で登山の話で盛り上がりました。
みな関西の方なので、普段登っている山域がまったく違っていて、いろんな話を聞けて楽しかったです
最後に星空を鑑賞。
雨があがって石鎚山を見られただけでも嬉しかったのに、夕焼けや星空も見られた1日。
あ~幸せ
だけど、足がじんじん痛む・・・。
よく見たら、ぷっくり腫れていました。
湿布を貼っても痛みが治まりません。
明日までに痛みが治まりますように!
痛みに耐えながら夜は過ぎてゆくのでした。
~2日目に続く~
行先:1日目・・・岩黒山 2日目・・・石鎚山
行程:1日目・・・土小屋~岩黒山~横道経由~土小屋
2日目・・・土小屋~石鎚神社遥拝殿~二ノ鎖小屋(巻道)~三ノ鎖小屋(巻道)~弥山~
~夜明峠~前社森~八丁坂休憩所~石鎚神社成就社~山頂成就駅(ロープウェイ)
鈴木みきさんと行く、石鎚山・岩黒山登山ツアーに参加しました。
石鎚山は、山そのものが御神体の修験道の山。
信仰の山や神社も好きな私には、気になる山のひとつでした。
実はこのツアー、集合は新神戸駅、解散は新神戸駅または新大阪駅と関西方面の方向け。
でも前泊・後泊したり神戸や大阪まで夜行バスを利用すれば、行けないこともありません。
四国はまだ行ったことがなく、この先も行く機会があるかどうかは不明。
個人的に石鎚山に行くのはアクセスが大変そう。
みきさんのツアーにまた参加したいと思っていたこともあり、
思い切ってツアー参加を決めたのでした。
・
<1日目>
7:30 新神戸駅集合
新宿から夜行バスで三ノ宮まで行き、三ノ宮から地下鉄で新神戸駅へ。
今回の参加者は21名。
プラスみきさん、アルパインツアーの幸さん、三木さん。
三木さんは石鎚山の山小屋で学生時代にアルバイトをしていたそうで、自分の庭のような山なのだそう。
新神戸駅からマイクロバスで、明石海峡大橋、大鳴門橋を経て四国へ向かいます。
出発時は雨。外は真っ白で六甲山も渦潮もまったく見えず、・・・。
天気予報は午後からくもり。
本当に雨はあがるのだろうか・・・不安を胸にバスは走っていきます。
・
昼食は愛媛県の久万高原町にある、国民宿舎 古岩屋荘で。
キジそばを頼んだ方が多かったのですが、昨夜からたいしたものを食べていなかった私は「山菜定食」。
キジそばのツユを味見させてもらったのですが、甘い味でした。
四国は甘い味なのかな? 関西の味とも違うそうです。
・
古岩屋荘のあたりは、国指定名勝だそうで、多いな岩がたくさん見られました。
正面にあった大きな岩
案内図
石鎚スカイラインを通って土小屋へ。
雨はあがったものの、ガスに隠れて石鎚山の全貌はなかなか見えません。
しかし ここで奇跡その1
だんだんガスがとれて石鎚山が見えてくるではありませんか
途中の見晴らしの良い場所でいったん休憩。
三角の尖った石鎚山がかっこいいです☆
15時少し前に土小屋にある白石ロッジに到着。
石鎚山はまたガスに少し隠れてしまいました。
この後は、宿に登山に使わない荷物を置いて、宿の裏手にある石黒山を登ります。
15:20 登山開始
岩黒山までは往復2時間くらいの行程。
最初は笹の中の道を登っていきます。
雨上がりでドロドロの道かと思いきや乾いていました。
茶色いすべすべした木は「ダケカンバ」
植物とこの地に詳しい三木さんの話を聞きながらの歩きです。
とても興味深く、いろいろなお話を聞くことができて良かったです
アケボノツツジが咲いていました。
先日鳴虫山で見たアカヤシオに似ている気がしました。
アケボノツツジのアップ
笹の中のなだらかな道。
とても歩きやすい道です。
満開のアケボノツツジ
大きな岩の横をトラバース
瓶ヶ森(かめがもり)方面?
石鎚山も見えてきました!
ショウジョウバカマも咲いていました
石鎚山の稜線も素敵です
明日はあの稜線は歩かないけど、いつか歩いてみたい。
山頂までもう少し
16:20 岩黒山
真正面に石鎚山。
登りはじめよりもどんどんガスがとれて、良い天気に!
瓶ヶ森
石鎚山はもともと女人禁制の山で、女性は瓶ヶ森に登っていたのだそうです。
現在も7月1日に女性は石鎚山に登れないそうで、小屋の女性スタッフは下山させられるとのことでした。
こちらの山もいつか歩いてみたいです。
山の名前を教えてもらったのに忘れてしまいました・・・
下山は行きと違う道を歩きます。
スミレかな? 薮の中に隠れていました。
夕方の光の中を歩く。
ただ今17時。山小屋だったら夕食1回目の時間?
こんな時間に山を歩いていて不思議な感じ
なんか気になる
もうすぐ生まれそうな葉っぱ
小さなワチガイソウ。 黒い点々が特徴。
わさびの花が咲いていました。
スミレ?
夕方の景色
ミツバテンナンショウ(訂正しました)
帰り道はところどころ苔でぬるぬるしていたり、浮石があったりと、行きに使った道よりも歩きにくい。
でも苔むした景色が素敵です。
なんとなく、北八ヶ岳の道に似ている気がしました。
見上げれば新緑
18:10 白石ロッジ
だいぶ日が落ちてきました
夕食は19時30分から。
夕食の前に交代で入浴。
先発隊が戻ってきたので、お風呂に行こう~と階段を下りながらふと入口を見ると、
入口の外の景色が赤くなり始めているのが見えました。
せっかくだから少し夕焼けを見てからお風呂に入ろうと思っていたのですが、
どんどん空や雲が焼けてきて、その場を離れられません。
こんなに焼けたのは久しぶりとのこと。
雨上がりなのも良かったよう。
奇跡その2です!
部屋に戻ってカメラを取ってくるべきか、目に焼き付けるだけにするか。
さんざん迷った挙句、最後にカメラを取ってきて写真撮影。
もう少し前から写真を撮れば良かったな・・・。少し後悔
夕焼けを見ていたら時刻は19時10分。
急いでお風呂に入らなきゃ!
即効お風呂に入ったのでした。
ささっと入浴を済ませ、ダッシュで階段を駆け上っていた時に事件発生
急がなきゃ、とスリッパを履いて階段を猛ダッシュで上っていたら、
足を滑らせ左足のすねを階段の角に思いっきりぶつけてしまったのです。
「痛~っ」と思わず声に出してしまうくらいの痛さで、しばらく動けませんでした。
それでもみんなを待たせてはいけないと立ちあがり、部屋に荷物を置いてから食堂に向かったのでした。
夕食は品数豊富
地元産の岩茸もいただくことができました
岩茸は険しい岩場に寄生している地衣類の植物で、とても珍しいものなのだそうです。
魚の甘露煮もとてもおいしかったです。
(昼食でも食べたのですが、こちらの方が断然おいしかったです)
夕食後は、部屋で登山の話で盛り上がりました。
みな関西の方なので、普段登っている山域がまったく違っていて、いろんな話を聞けて楽しかったです
最後に星空を鑑賞。
雨があがって石鎚山を見られただけでも嬉しかったのに、夕焼けや星空も見られた1日。
あ~幸せ
だけど、足がじんじん痛む・・・。
よく見たら、ぷっくり腫れていました。
湿布を貼っても痛みが治まりません。
明日までに痛みが治まりますように!
痛みに耐えながら夜は過ぎてゆくのでした。
~2日目に続く~
訂正いたしました。