<2日目:8/19(木)>
4:40 朝ごはんのおにぎりを食べたら双六小屋を出発。
今日はいよいよ雲ノ平に向かいます!
天気予報が「晴れのち雨」だったのと、できれば今日水晶岳も登りたかっため、早めに出発。
日の出前ですが、この時間になるとヘッドライト無しで歩けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1b/6f80f2eed44164a2ca6c055c1cac2e8b.jpg)
鷲羽岳&水晶岳の登りのために体力温存しようと考え、双六岳には登らず
中道経由で三俣蓮華岳へ向かいます。
三俣蓮華岳に登らないのであれば手前の巻道でも良いのですが、意外にアップ
ダウンがあり、雪渓もあるので、思ったほどタイムが縮まらないようです。
(と人が話しているのを聞いた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a3/e3dc364947cafe1ea17557e6ddd00351.jpg)
中道は歩きやすく&周りの景色も良いです。
右手に鷲羽岳、左手に双六岳、後ろに槍ヶ岳の景観。
前方の雪渓のあたりには水場もあります。
双六小屋で使用している水だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e2/5621db78ae6cef5a36dc35870e6fa5c9.jpg)
空はだんだん明るくなってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/e7/0cdd6b61552c1b6204992cb3e47eb129.jpg)
日の出です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/57/f6490b5baec165948106111107009116.jpg)
辺りがオレンジ色に染まっていきます。
日の出の光ってどうしてこんなにオレンジ色なんだろう?
太陽がみんなにパワーを降り注いでいるような感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/70/718a2c2b9197c83f145154d746ddbc30.jpg)
雪渓も赤い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/21/bc909b730312c5f8787d3152e4a92555.jpg)
今日も大キレットまで良く見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9d/445fae2512f6cb490b2cb1129572c057.jpg)
あまりの景色に感動してぼーっとしていたら、けっこう時間が経っていました。
時間稼ぎのために早出したのにオーバータイム気味。
やばいっ!と先を急ぎはじめます。
でもこのオレンジ色の世界の中を歩くのは何とも言えません!!
オレンジ色の時間は1日のうちでホンの少しだけ。
天気が悪いとダメで、いつも出逢えるとは限らない。
前回の鹿島槍ヶ岳では出逢えなかった時間。
今回は出逢うことができて良かった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/26/0af7c370934dd47e7b189f578c09569a.jpg)
登りきったあたりが、双六岳からの道との合流地点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/42/5b20db0c0e4914d0b582c26716c65257.jpg)
丸山と鷲羽岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/df/823acaed85247e9f75187b06dfd7a019.jpg)
目の前の丸山を越えて三俣蓮華岳へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/0a/f94b015520e972d17b141cc1199b7c61.jpg)
登りきって後ろを振り向くと、笠ヶ岳がコンニチハ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/42/004d021dc118e3a46d4a76612a7fb800.jpg)
三俣蓮華岳への縦走路。これから登る鷲羽岳・ワリモ岳?・水晶岳が見えます。
黒部五郎岳も見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/9c/083779eca774ec30e5be3c27d25ad99b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/d6/a56de23b750edf1e2e22cf767b3a4884.jpg)
6:36 三俣蓮華岳
黒部五郎岳方面から来た方と会いました。
薬師岳・黒部五郎岳に登ってきて、今日はこれから槍ヶ岳を目指すそうです。
あとは誰も来ません。小広いを頂上を独り占め!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/22/5e6f46db15ae8197d428e8173f1cc730.jpg)
いったん下ってから登りかえす山たち。
登りごたえがありそう~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
登りがキツそうなのに、楽しくなってくるのはなぜ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0e/678b8125f37509ae366f4403a2f4a206.jpg)
三俣蓮華岳直下は急なザレ場で滑りやすく、登りも大変そうです。
山頂からくだって一息ついたあたりで、双六小屋からの巻道と合流します。
下から見上げた三俣蓮華岳。けっこう岩があってゴツゴツ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4d/61d6881ea42fd44314eaa72fe7ffb717.jpg)
三俣山荘への道は石の多い道で、思った以上に時間を取られてしまいました。
やっと小屋が見えた~と思ったら、登山道は沢状態!
雪解け水が流れているみたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/61/ee54af4d918853fc3fdf64c6bb47e31b.jpg)
7:25 三俣山荘
外トイレは無く、中のトイレが借りられます。
トイレはとてもきれいで、山小屋とは思えません!
双六小屋と同じく、ここも水が無料でした。
あの大量の雪解け水のおかげなのかな?
7:40 いよいよ鷲羽岳へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/40/074faf6856506a4fbab2fd65f20760c0.jpg)
鷲羽岳の登りは、たしかに傾斜がキツイと言えばキツイけど、一定の傾斜が
続くザレ道が多くて、ダブルストックでジリジリ歩くとけっこう速く歩けました。
登りの途中で見えた鷲羽池。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1f/9041683e60ceafefc0ec7e82b38e2753.jpg)
8:35 鷲羽岳
頂上には50~60代の男性1人しかいませんでした。
しばらく頂上にいたが誰も来ないとのこと。平日だからなのかな?
ここからの眺めも良いです!
左から笠ヶ岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳。右の谷は黒部川源流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/db/13342798edc0854b268b99660bc96607.jpg)
右は水晶岳、左は薬師岳? 目の前にあるのがワリモ岳?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/f8/ece506a275f61838456548d6be7c3770.jpg)
ワリモ岳への途中で見た裏銀座の縦走路(右側)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/83/a8d75312ab705305751c3b682e6c5f27.jpg)
ワリモ岳は1か所だけロープの張っている箇所があります。
今回の行程の唯一怖かったところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/3e/d080c1c82531416422a5724c9e243bb2.jpg)
9:10 ワリモ岳
頂上と書いてあるけど、本当の頂上はこの上の岩みたいです。
知らないで通り過ぎてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7c/f23033009fb998affab3695f18f70817.jpg)
9:30 ワリモ北分岐
少し休憩したら、荷物をデポして水晶岳に向かいます。
サブバック代わりに使ったのはフットサル用に使っているナップザック。
背負いごこちはどうか心配だったけど、飲み物と貴重品程度しか入っていないので、
悪くはないです。 むしろ重い荷物から解放されて、背中に羽が生えたよう(笑)
水晶岳への道は、頂上近くまでは傾斜はそれほどきつくなく、歩きやすいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f1/e32edc6aef768abcf9ef0545a7a90272.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/38/bdb07fdf661809415f5c98890700f10b.jpg)
10:00 水晶小屋
水晶小屋から見た真砂岳・野口五郎岳方面
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/1e/be4d042df206c9e545645b2572201043.jpg)
水晶小屋から水晶岳への稜線も、頂上近くまでは歩きやすい道です。
頂上直下は岩場の歩きで、少し慎重に歩きました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/97/575b88ee1433fe3a33cf893e39b2dd9f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d7/9c85814402b058965e3207339365cc5b.jpg)
雲ノ平が見えてきました!
分かりにくいですが、右端の雲の影の近くの点が雲ノ平山荘です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/96/e5de2fc503a3fbbde01645a464df28cf.jpg)
10:36 水晶岳
頂上は岩場でせまい。ここは人が来たり・帰ったりで賑わっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/43/5d66b711fef684f65fee477910f662c4.jpg)
鷲羽岳・槍ヶ岳方面から雲が出てきはじめてきました。
鷲羽岳方面に灰色の雲が出始めてあやしい感じ。
天気予報も「晴れのち雨」だったし・・・。
荷物のところに戻るまで雨が降りませんように!
頂上からの景色を満喫したら、すぐ下山。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/17/ee1453be6a48ceebdd8f5972737b4339.jpg)
11:30 ワリモ北分岐
灰色の雲が気になって、小走り気味で急いで戻ってきました。
ここからいったん岩苔乗越に下りて、祖父岳(じいだけ:すごいネーミング!)
を登り返します。
右奥が祖父岳。
この登りはわりと歩きやすくて良いと思うのだけど、ヤマケイなどの地図だと
黒い点線になっています。なんでかな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/5a/fbcba37b06e7a7f7ab3b2223d5137060.jpg)
ところどころにハクサンイチゲが咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/19/4d98a308c19b3855da2df0ddbb1c09bd.jpg)
12:06 祖父岳
小砂利のだだっぴろい頂上です。
ガスっていたり、天候が悪かったら迷いそうです。
曇ってきたけどガスってはいないので、今日は大丈夫そう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/35/8f1e8c3221ca6ab7566a2b285fe626f8.jpg)
雲ノ平山荘が小さく見えます。 後ろは薬師岳。
祖父岳の登りは良かったけど、下りはザレていて滑りやすく歩きにくい!
最後はゴーロ歩き。 逆ルートでは登りたくないかも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/10/abc6cb45438c0fc8ca05b4a0c7ce83b5.jpg)
雲ノ平のテント場も見えてきました。 山荘からは離れています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/1e/d8560e8498b8edbf99b11d620e3e0c8f.jpg)
祖父岳を下りてから雲ノ平山荘への道は、ハイマツの迷路の中を歩いて行く
感じです。
ぐねぐね蛇行した道で、途中からは木道歩きになります。
着きそうで、なかなかたどり着けないテント場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/ff/009d65e499c3011b573742ecdf34b4ba.jpg)
ハイマツの迷路からぱっと景色が開けると、そこはスイス庭園。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/af/e82490654f074b6ce20816464f46a278.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/fc/62e4bc444e7c48fdf65953f262cb3a49.jpg)
雲ノ平の全体的な雰囲気は尾瀬ヶ原に似ています。
でも岩がゴロゴロしているところがちょっと違うかな?
北アルプス最奥の秘境。ここまで来るのには2日はかかります。
山荘に続く道。右奥が山荘。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/75/c205737a2073c46238a67685c7237db1.jpg)
13:05 雲ノ平テント場
水場はテント場のみ。
どこにあるのかと探し回ったら、一番奥にありました。
冷たい湧水で、あたりに沢のように流れ出ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c2/5e45193fed4992c46744213272e3d585.jpg)
前回、鹿島槍ヶ岳の冷池山荘で同室だった方に、雲ノ平のテント場の川は
みんなお風呂がわりに使っているよ、と聞いていました。
冷たいけど、確かに気持ちよさそう!
テント場にはまだ1~2組しか人がいなかったので、とりあえずタオルを
濡らして髪の毛を拭いてみました。(双六小屋で見た学生のマネ)
続いて足を洗ったり、濡れタオルで体を拭いたり、洗濯したり。
ゆっくりくつろぎタイム。
14:30 雲ノ平山荘
テント場から山荘までは20分くらいかかります。
8月10日に新装開店したばかりで、真新しい山小屋です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/b5/742c1ef2bdff6b8c4f43c8ea0cb99fd3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/f3/085635be8e3184661a182a1b7189bd25.jpg)
まだ建設途中だそうで、洗面台や更衣室はこれからつくるらしいです。
水はテント場の水場から引いているのですが、一度煮沸しているため有料です。
できるだけ、テント場の水場で水を汲んできてほしいとのことでした。
雲ノ平でやりたかったこと。
それは 草原で昼寝!
でも辺りは木道だらけ。木道から外れて草原にでたらまずい・・・よね?
お昼寝できそうな場所を探すも、適当な場所は見つからず。
あっけなく野望は崩れさる・・・。夢破レテ山河アリ(本当の意味は違うが)
雲ノ平で昼寝をしたいというのは、尾瀬ヶ原で昼寝をしたいというようなもの
だったのね・・・。自分の無知さが恥ずかしくなってしまいました。
もう少しテント場でゆっくりしてくれば良かったな~。
しかたがないので、小屋の外のベンチでたそがれる。
夕食までまだ時間があったので、近くの祖母岳(ばばだけ)に行ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/4c/b135ffeb08306c9dc23481579aac89ee.jpg)
頂上に立つと、雲ノ平が一望できます。右側に山荘。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/64/8a5aa2065db6482921e32eca9a62c9da.jpg)
夕食は、石狩鍋風の鍋とご飯とひじきの煮物・漬物。
鍋は酒かす入りの和風クリームシチューという感じで、具だくさん。
品数は少ないですが、お代わり自由でお腹一杯になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/68/f2d66c0106f2432908e889e49e3b768b.jpg)
当初、二人で1枚の布団といわれていたのですが、なんとか人数分布団が敷ける
ということで、狭いながらも1人1枚の布団。
しかし、私の左横で布団の向きが90度変わっていて、横には人の頭だらけ。
寝相が悪いと人の頭を蹴飛ばしてしまいます。
そんな緊張感と鼻炎が薬を飲んでも止まらず、本日は全く眠れません。
気晴らしに外へ出て星を見たり。 星がきれいだったのが慰めでした。
いろいろあった2日目はこんな感じでした。
~その3に続く~
4:40 朝ごはんのおにぎりを食べたら双六小屋を出発。
今日はいよいよ雲ノ平に向かいます!
天気予報が「晴れのち雨」だったのと、できれば今日水晶岳も登りたかっため、早めに出発。
日の出前ですが、この時間になるとヘッドライト無しで歩けます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/1b/6f80f2eed44164a2ca6c055c1cac2e8b.jpg)
鷲羽岳&水晶岳の登りのために体力温存しようと考え、双六岳には登らず
中道経由で三俣蓮華岳へ向かいます。
三俣蓮華岳に登らないのであれば手前の巻道でも良いのですが、意外にアップ
ダウンがあり、雪渓もあるので、思ったほどタイムが縮まらないようです。
(と人が話しているのを聞いた)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/a3/e3dc364947cafe1ea17557e6ddd00351.jpg)
中道は歩きやすく&周りの景色も良いです。
右手に鷲羽岳、左手に双六岳、後ろに槍ヶ岳の景観。
前方の雪渓のあたりには水場もあります。
双六小屋で使用している水だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e2/5621db78ae6cef5a36dc35870e6fa5c9.jpg)
空はだんだん明るくなってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/e7/0cdd6b61552c1b6204992cb3e47eb129.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/e4/afbc6668b77b3212f0ffa2c0b6024ca2.jpg)
日の出です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/57/f6490b5baec165948106111107009116.jpg)
辺りがオレンジ色に染まっていきます。
日の出の光ってどうしてこんなにオレンジ色なんだろう?
太陽がみんなにパワーを降り注いでいるような感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/70/718a2c2b9197c83f145154d746ddbc30.jpg)
雪渓も赤い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/21/bc909b730312c5f8787d3152e4a92555.jpg)
今日も大キレットまで良く見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9d/445fae2512f6cb490b2cb1129572c057.jpg)
あまりの景色に感動してぼーっとしていたら、けっこう時間が経っていました。
時間稼ぎのために早出したのにオーバータイム気味。
やばいっ!と先を急ぎはじめます。
でもこのオレンジ色の世界の中を歩くのは何とも言えません!!
オレンジ色の時間は1日のうちでホンの少しだけ。
天気が悪いとダメで、いつも出逢えるとは限らない。
前回の鹿島槍ヶ岳では出逢えなかった時間。
今回は出逢うことができて良かった・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/26/0af7c370934dd47e7b189f578c09569a.jpg)
登りきったあたりが、双六岳からの道との合流地点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/42/5b20db0c0e4914d0b582c26716c65257.jpg)
丸山と鷲羽岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/df/823acaed85247e9f75187b06dfd7a019.jpg)
目の前の丸山を越えて三俣蓮華岳へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/0a/f94b015520e972d17b141cc1199b7c61.jpg)
登りきって後ろを振り向くと、笠ヶ岳がコンニチハ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/42/004d021dc118e3a46d4a76612a7fb800.jpg)
三俣蓮華岳への縦走路。これから登る鷲羽岳・ワリモ岳?・水晶岳が見えます。
黒部五郎岳も見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/9c/083779eca774ec30e5be3c27d25ad99b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/d6/a56de23b750edf1e2e22cf767b3a4884.jpg)
6:36 三俣蓮華岳
黒部五郎岳方面から来た方と会いました。
薬師岳・黒部五郎岳に登ってきて、今日はこれから槍ヶ岳を目指すそうです。
あとは誰も来ません。小広いを頂上を独り占め!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/22/5e6f46db15ae8197d428e8173f1cc730.jpg)
いったん下ってから登りかえす山たち。
登りごたえがありそう~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif)
登りがキツそうなのに、楽しくなってくるのはなぜ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0e/678b8125f37509ae366f4403a2f4a206.jpg)
三俣蓮華岳直下は急なザレ場で滑りやすく、登りも大変そうです。
山頂からくだって一息ついたあたりで、双六小屋からの巻道と合流します。
下から見上げた三俣蓮華岳。けっこう岩があってゴツゴツ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4d/61d6881ea42fd44314eaa72fe7ffb717.jpg)
三俣山荘への道は石の多い道で、思った以上に時間を取られてしまいました。
やっと小屋が見えた~と思ったら、登山道は沢状態!
雪解け水が流れているみたいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/61/ee54af4d918853fc3fdf64c6bb47e31b.jpg)
7:25 三俣山荘
外トイレは無く、中のトイレが借りられます。
トイレはとてもきれいで、山小屋とは思えません!
双六小屋と同じく、ここも水が無料でした。
あの大量の雪解け水のおかげなのかな?
7:40 いよいよ鷲羽岳へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/40/074faf6856506a4fbab2fd65f20760c0.jpg)
鷲羽岳の登りは、たしかに傾斜がキツイと言えばキツイけど、一定の傾斜が
続くザレ道が多くて、ダブルストックでジリジリ歩くとけっこう速く歩けました。
登りの途中で見えた鷲羽池。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1f/9041683e60ceafefc0ec7e82b38e2753.jpg)
8:35 鷲羽岳
頂上には50~60代の男性1人しかいませんでした。
しばらく頂上にいたが誰も来ないとのこと。平日だからなのかな?
ここからの眺めも良いです!
左から笠ヶ岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳。右の谷は黒部川源流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/db/13342798edc0854b268b99660bc96607.jpg)
右は水晶岳、左は薬師岳? 目の前にあるのがワリモ岳?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/f8/ece506a275f61838456548d6be7c3770.jpg)
ワリモ岳への途中で見た裏銀座の縦走路(右側)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/83/a8d75312ab705305751c3b682e6c5f27.jpg)
ワリモ岳は1か所だけロープの張っている箇所があります。
今回の行程の唯一怖かったところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/3e/d080c1c82531416422a5724c9e243bb2.jpg)
9:10 ワリモ岳
頂上と書いてあるけど、本当の頂上はこの上の岩みたいです。
知らないで通り過ぎてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7c/f23033009fb998affab3695f18f70817.jpg)
9:30 ワリモ北分岐
少し休憩したら、荷物をデポして水晶岳に向かいます。
サブバック代わりに使ったのはフットサル用に使っているナップザック。
背負いごこちはどうか心配だったけど、飲み物と貴重品程度しか入っていないので、
悪くはないです。 むしろ重い荷物から解放されて、背中に羽が生えたよう(笑)
水晶岳への道は、頂上近くまでは傾斜はそれほどきつくなく、歩きやすいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f1/e32edc6aef768abcf9ef0545a7a90272.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/38/bdb07fdf661809415f5c98890700f10b.jpg)
10:00 水晶小屋
水晶小屋から見た真砂岳・野口五郎岳方面
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水晶小屋から水晶岳への稜線も、頂上近くまでは歩きやすい道です。
頂上直下は岩場の歩きで、少し慎重に歩きました。
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雲ノ平が見えてきました!
分かりにくいですが、右端の雲の影の近くの点が雲ノ平山荘です。
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10:36 水晶岳
頂上は岩場でせまい。ここは人が来たり・帰ったりで賑わっていました。
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鷲羽岳・槍ヶ岳方面から雲が出てきはじめてきました。
鷲羽岳方面に灰色の雲が出始めてあやしい感じ。
天気予報も「晴れのち雨」だったし・・・。
荷物のところに戻るまで雨が降りませんように!
頂上からの景色を満喫したら、すぐ下山。
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11:30 ワリモ北分岐
灰色の雲が気になって、小走り気味で急いで戻ってきました。
ここからいったん岩苔乗越に下りて、祖父岳(じいだけ:すごいネーミング!)
を登り返します。
右奥が祖父岳。
この登りはわりと歩きやすくて良いと思うのだけど、ヤマケイなどの地図だと
黒い点線になっています。なんでかな?
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ところどころにハクサンイチゲが咲いていました。
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12:06 祖父岳
小砂利のだだっぴろい頂上です。
ガスっていたり、天候が悪かったら迷いそうです。
曇ってきたけどガスってはいないので、今日は大丈夫そう。
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雲ノ平山荘が小さく見えます。 後ろは薬師岳。
祖父岳の登りは良かったけど、下りはザレていて滑りやすく歩きにくい!
最後はゴーロ歩き。 逆ルートでは登りたくないかも。
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雲ノ平のテント場も見えてきました。 山荘からは離れています。
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祖父岳を下りてから雲ノ平山荘への道は、ハイマツの迷路の中を歩いて行く
感じです。
ぐねぐね蛇行した道で、途中からは木道歩きになります。
着きそうで、なかなかたどり着けないテント場。
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ハイマツの迷路からぱっと景色が開けると、そこはスイス庭園。
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雲ノ平の全体的な雰囲気は尾瀬ヶ原に似ています。
でも岩がゴロゴロしているところがちょっと違うかな?
北アルプス最奥の秘境。ここまで来るのには2日はかかります。
山荘に続く道。右奥が山荘。
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13:05 雲ノ平テント場
水場はテント場のみ。
どこにあるのかと探し回ったら、一番奥にありました。
冷たい湧水で、あたりに沢のように流れ出ています。
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前回、鹿島槍ヶ岳の冷池山荘で同室だった方に、雲ノ平のテント場の川は
みんなお風呂がわりに使っているよ、と聞いていました。
冷たいけど、確かに気持ちよさそう!
テント場にはまだ1~2組しか人がいなかったので、とりあえずタオルを
濡らして髪の毛を拭いてみました。(双六小屋で見た学生のマネ)
続いて足を洗ったり、濡れタオルで体を拭いたり、洗濯したり。
ゆっくりくつろぎタイム。
14:30 雲ノ平山荘
テント場から山荘までは20分くらいかかります。
8月10日に新装開店したばかりで、真新しい山小屋です。
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まだ建設途中だそうで、洗面台や更衣室はこれからつくるらしいです。
水はテント場の水場から引いているのですが、一度煮沸しているため有料です。
できるだけ、テント場の水場で水を汲んできてほしいとのことでした。
雲ノ平でやりたかったこと。
それは 草原で昼寝!
でも辺りは木道だらけ。木道から外れて草原にでたらまずい・・・よね?
お昼寝できそうな場所を探すも、適当な場所は見つからず。
あっけなく野望は崩れさる・・・。夢破レテ山河アリ(本当の意味は違うが)
雲ノ平で昼寝をしたいというのは、尾瀬ヶ原で昼寝をしたいというようなもの
だったのね・・・。自分の無知さが恥ずかしくなってしまいました。
もう少しテント場でゆっくりしてくれば良かったな~。
しかたがないので、小屋の外のベンチでたそがれる。
夕食までまだ時間があったので、近くの祖母岳(ばばだけ)に行ってみました。
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頂上に立つと、雲ノ平が一望できます。右側に山荘。
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夕食は、石狩鍋風の鍋とご飯とひじきの煮物・漬物。
鍋は酒かす入りの和風クリームシチューという感じで、具だくさん。
品数は少ないですが、お代わり自由でお腹一杯になります。
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当初、二人で1枚の布団といわれていたのですが、なんとか人数分布団が敷ける
ということで、狭いながらも1人1枚の布団。
しかし、私の左横で布団の向きが90度変わっていて、横には人の頭だらけ。
寝相が悪いと人の頭を蹴飛ばしてしまいます。
そんな緊張感と鼻炎が薬を飲んでも止まらず、本日は全く眠れません。
気晴らしに外へ出て星を見たり。 星がきれいだったのが慰めでした。
いろいろあった2日目はこんな感じでした。
~その3に続く~