<3日目:8月20日(金)>
4:40 雲ノ平出発
つぶれたロールパンとソイジョイを食べて、今日も早めに出発。
周りを高い山々に囲まれているせいなのか、なかなか明るくなりません。
テント場への分岐から見たスイス庭園方面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ae/ee2287775871e8e328e147b87f980630.jpg)
祖父岳とテント場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/cd/2e6198b567a7c2b59b117491dce06571.jpg)
ちょっと歩いて振り返って見た、黒部五郎岳と雲ノ平山荘。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/9f/c3e9769723c7938701d719b3862c3f18.jpg)
今日は、昨日行かなかった、スイス庭園の遊歩道に立ち寄りました。
薬師岳、赤牛岳、水晶岳の大きな姿に圧倒されます。
下は温泉がある高天原?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e5/c71ca02396f2bfc7b9c84e9d9f2bc5f4.jpg)
景色を堪能したら、ハイマツ迷路に突入。 目の前には水晶岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/50/e41a07e2a803850f9115bf4824ea97ae.jpg)
時折、ハイマツの上から景色が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/7d/7b7d59d4a56dcbe8aa6eafc98975c054.jpg)
赤く染まり始める薬師岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/58/49ed0e8f24900bc7929a9f42018a74eb.jpg)
ハイマツの迷路を終えたら、祖父岳を巻いて黒部川源流に向かいます。
右手に野口五郎岳、前方に三俣蓮華岳と笠ヶ岳。
朝日に照らされた山を見ながらの下りで、贅沢な眺め!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/88/cc458113082b86b5889202f5d7b3b9e7.jpg)
木道から岩や石がごろごろした道に変わってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a1/83047ed69fa1bb081d92a07f20d22cfb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/39/d75cdecd2f0881598151e4874418b6a8.jpg)
槍・穂高も見えてきました。 3日間朝はハズレ無し!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/11/182a60603fb780fc616a696702709415.jpg)
どんどん下っていると雪渓と雪解け水が現れました。
この水も黒部川源流に流れていくのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/47/bcc34728562e5efface4e1d2e346597d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/10/4ef20ee6d51b2ae59b3c3f1f96487e69.jpg)
目の高さに三俣山荘発見!
でも一度黒部川源流に下りて、登り返さなくてはなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/80/89aa38139b027dd5e68902c43f647a79.jpg)
最後の難所。急坂出現!
傾斜が急なのは分かっていたけど、岩場だとは思っていませんでした・・・。
慎重に下りないと、黒部川源流まで転げ落ちそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a0/34f459670141ae7979236072ceae7243.jpg)
分かりにくいけど、本当に急です! 下に見えるのが黒部川源流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/af/6219d2eb5910dcd7ac06d5fa1c2b46dd.jpg)
6:53 黒部川源流。
なんだか遠い昔の景色を見ているような感じがしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e2/a159c479013e12dd3758408eb0b42277.jpg)
ここは飛び石伝いに川を渡ります・・・っていったいどこを渡ればいいの?
トラロープが張ってあるところを渡るのは難しそう。
どうしよう、と一瞬パニックになりかけましたが、なんとか渡れそうなところを
見つけてストックでバランスを取りながらなんとか徒渉。
ストックが無かったら水の中に落ちてたかも・・・。
渡ってから撮った写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/66/64169faf6a68b2ec91a59a6ee60cbbf7.jpg)
左側の飛び石伝いに渡りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fa/40efb941ef9e635c6be39cdad209d594.jpg)
ここから三俣山荘に登り返します。
左に歩けば岩苔乗越へと続く道の分岐点です。
今回は歩きませんでしたが、黒部源流に沿った道は雰囲気が良さそうでした。
三俣山荘への道は、地図に載っていない沢に沿ってあります。
沢は雪解け水のようです。
小さい沢ながらもきれいな水で、ときおり激しい流れになったり。
水遊びをしながら歩けて、暑いときにおススメの道です。
傾斜もそんなにきつくなく、のんびりした気分で歩けます。
髪を洗ったり、水遊びしたり道草してばかり。
今回歩いた道で一番気に行った道です。
後ろを振り返ってみました。 右側が沢です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/43/9634102a4d1c1987ccc88f7cabc08f9a.jpg)
今日も鷲羽岳は堂々とそびえ立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/12/15125eadd0044d55f2f097adf0292b49.jpg)
8:00 三俣山荘
三俣蓮華岳・双六岳へと向かいます。途中までは初日と同じ道を戻ります。
9:10 三俣蓮華岳
思っていたとおり、頂上直下の登りは滑りやすくてキツかったです。
今日は通過地点。写真も撮らず双六岳へ。
双六岳へ続く道。 この少し先が中道との分岐点。 左に見えるのが中道。
だんだん雲が出てきてしまいました。
ライチョウの子供が2羽現れました!
目の上が赤いのでオスだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ac/c3677ec81fc671c2d7a52c2f93bbf667.jpg)
10:17 双六岳
雲が出てきて景色はイマイチ。うーん残念!
やっぱり朝10時までが勝負です。
双六小屋へ向かいます。頂上付近はだだっ広い! 馬の背中のようです。
だけど下り坂は急な岩場です。メリハリありすぎ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d4/aff63068867820a81d608799e7ee3b00.jpg)
11:10 双六小屋
早く着いたので、鏡平山荘まで下りることにしました。
少し長めの休憩&昼食タイムをとって鏡平へ向かいます。
ランチはつぶれたパンと朝カレー。
朝カレーは量がちょうどよいです。 温めなくても食べられるところがミソ。
ガスストーブを持ってきたけど、結局3日間使わずじまい。
天気が良くて暑かったのと、お湯を沸かすのが面倒で。。。
この夏は山も暑い!
13:10 鏡平山荘
曇ってしまい、槍・穂高の景色は全く見えません。
初日はバッチリだったのにな~。
わさび平小屋まで下りて、翌朝、西穂高独標まで行ってみようかと考えたけど、
やっぱり鏡平山荘泊まりにすることにしました。
鏡池で槍・穂高の景色を見て、秩父沢で水遊びしようかなと。
最後に良い景色を見られないで帰るのはなんとなく寂しい。
明日は晴れて欲しいなぁ。
鏡平山荘は双六小屋と経営者が同じで、こちらも乾燥室をあたためてくれました。
濡れた衣類を乾かすことができて本当にありがたいです。
ちょっと肌寒く感じた時には暖房室代わりにもなります。
夕飯は4時半から順番。3回くらいに分かれているのかな?
大きなコロッケ(手作りっぽい)に春巻き・シューマイ・かぼちゃの煮物・
ひじきの煮物・マカロニサラダ・キャベツ・パイン・ご飯・味噌汁・冷麦。
双六小屋もボリュームがあったけど、鏡平山荘もボリューム満点!
コロッケがとてもおいしかったです♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e2/fbcd8329b37ac324aacb95385946dd82.jpg)
ちょっと驚いたこと。
登山ツアーの方も宿泊していたのですが、1班・2班と分かれていて、1班が
到着したのが16時頃、2班は17時頃(いやもっと過ぎていたかも)。
曇ってはいたけど雨は降っていなかったし、日没前だったし、稜線上の小屋では
無いし、ガイドもいることだし・・・とは思ったけど、でもちょっと怖い。
私は怖がりなので、できるだけ山小屋には15時までには着くようにしています。
同じ布団スペースの方も、このツアーで初めて登山した人が、これが当たり前と
思ってしまったら怖いよね、と話していました。
この他にも、いろいろ考えさせられながら3日目は終了。
<4日目:8月21日(土)>
4:00 朝、目が覚めると、窓越しに槍・穂高の稜線が見えました。
やっぱり朝はバッチリ景色が見えるみたいです。
今日は下りるだけなので、出発は5時半過ぎの予定。
着替えたら、外で景色を見ながら朝食。
今日は最後のロールパンとホットミルク。ホットミルクは山荘で注文(300円)
ロールパンはパサパサだったけど、ホットミルクに浸して食べると良い感じ。
だんだん明るくなってきたので、朝食後は鏡池に向かいます。
今日は風が少し吹いていて、池に映る景色が歪んでしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/52/b1d705c9b6294ad92b2b3329d7939ceb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/fe/f6bf81573d22a2903de6c0a1ede54d91.jpg)
山荘の周りの山々も朝日に照らされ始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/77/ec3f13e9951931df9ca22a5b74ec767f.jpg)
5:40 鏡池の景色を堪能したら下山。 今度は秩父沢での水遊びを楽しみに歩きます。
6:13 シシウドヶ原
雪渓が眩しい☆ ここから見える景色もなかなか良いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ff/1779430f7de51eec6d1c87e0edd48011.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ae/b805118e7e12f4d2bb67eef5d0d9b05d.jpg)
7:05 秩父沢
上流の方に行って水遊びタイム。水は冷たくて気持ちいい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/17/7d57bdcb5f3fddeeed577dc64c228868.jpg)
9:00 新穂高温泉バスターミナル
荷物をコインロッカーに預けて温泉に行きました。
バスターミナルのすぐ裏にある日帰り入浴施設。
朝8時から営業しています。 割引券がターミナルの中にあります。
それにしても良い天気!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ca/455ccad8e4e1543a0b11cf3bd8cec0d7.jpg)
温泉は貸切状態。 女湯は1番湯だったかも。
内風呂と露天風呂がありました。 どちらも良い感じです。
洗い場に、飲む温泉と湧水の蛇口とコップがあります。
これも良い感じでした。 貸切風呂で湧水&温泉を飲む。贅沢だな~♪
温泉の後は帰りのバスまでかなり時間があったので、新穂高ロープウェイに乗ってみました。
乗る前までは西穂高も槍ヶ岳も見えていたのですが、10時過ぎると雲に隠れてしまいました。
それでもロープウェイは超満員!
展望台までロープウェイを2本乗り継ぎます。
乗り継ぎの場所にはビジターセンター、入浴施設や足湯などがあります。
ひまなので足湯で時間つぶし。
4日間でこんなに焼けてしまいました。
日焼けというより火傷。ヒリヒリして痛い~(>_<) 小さな水ぶくれもアリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/64/6977af31c5486f44109d0f15c62655c1.jpg)
14:20 新宿行きのバスに乗車。
乗客は8人でした。座席は使いたい放題。
<全体の感想>
あっというまの4日間でした。体力が持つか心配でしたがなんとか無事行けました。
あまり危険な箇所がなかった、登山道が良く整備されていた、天候が良かった、などの
要因もかなり大きかったと思います。
クサリや岩場の連続するところは、まだまだ1人では行けそうもないです(^_^;)
鏡池の絶景、鷲羽岳の姿、ゆっくりした時間が流れている雲ノ平、太古の雰囲気の黒部川源流。
いろいろな景色に出会えて、天候に恵まれて、本当に楽しい4日間でした!
(雲ノ平での野望があえなく崩れ去ったのは残念だったけど・・・)
当初、水晶岳は3日目に登る予定でしたが、その後の体力などを考慮して2日目に登りました。
その結果、2日目は9時間近くの歩き。 けっこう疲れました。
前回の鹿島槍ヶ岳と今回の結果から、現在の私の限界は1日当たり8時間半~9時間と
感じました。8時間を超えた辺りからヘロヘロ気味になってきます・・・。
その時のルートや天候、体調、歩くペースによっても異なるとは思いますが。
もう少し体力と筋力つけないとな~。
双六小屋であった中高年のグループの女性は、1日に12時間歩いたと言っていました。
今回もいろいろな人と話せて良かったです。
でも平日ということもあってか、同年代くらいの人にはあまり会いませんでした。
(テント泊の学生はけっこういたけど)
槍ヶ岳や穂高岳方面だったらもっといたのかもしれません。
こっち方面も景色や雰囲気が良くて楽しいと思うんだけどな~。
またチャンスがあれば2泊3日か3泊4日の旅にでたいです!
<余談>
新しく買った46リットルのザックは、ザックカバー付き、ザックを降ろさないでストックを
一時収納できる留め具付き、などとても便利。
腰が引っこんでて出っ尻という私の体型にもフィットしてくれて背負いやすい。
これでかわいい色があればいうこと無いんだけどな~。
カラーは渋めの赤。 まあ男女兼用だしねえ・・・。
個人的にはきれいな水色のザックが欲しいです。
西穂高ロープウェイの展望台で、不思議な人形を見ました。
なんだろうと思ったら、「さるぼぼ」というこの辺りのお守りとのこと。
目・鼻・口は無いのですが、なんとなく愛嬌があって、キーホルダーを買ってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/89/fc44381001dd9f594d17ff9e4f865cbf.jpg)
鏡平山荘では、歌がプリントされているバンダナを買いました。
某市の市制5周年記念式典のバンダナと形が似ていて、つい目がいってしまって(^_^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/f5/577360259c1df983b290613ddc7caaec.jpg)
4:40 雲ノ平出発
つぶれたロールパンとソイジョイを食べて、今日も早めに出発。
周りを高い山々に囲まれているせいなのか、なかなか明るくなりません。
テント場への分岐から見たスイス庭園方面。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/ae/ee2287775871e8e328e147b87f980630.jpg)
祖父岳とテント場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/cd/2e6198b567a7c2b59b117491dce06571.jpg)
ちょっと歩いて振り返って見た、黒部五郎岳と雲ノ平山荘。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/9f/c3e9769723c7938701d719b3862c3f18.jpg)
今日は、昨日行かなかった、スイス庭園の遊歩道に立ち寄りました。
薬師岳、赤牛岳、水晶岳の大きな姿に圧倒されます。
下は温泉がある高天原?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e5/c71ca02396f2bfc7b9c84e9d9f2bc5f4.jpg)
景色を堪能したら、ハイマツ迷路に突入。 目の前には水晶岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/50/e41a07e2a803850f9115bf4824ea97ae.jpg)
時折、ハイマツの上から景色が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/7d/7b7d59d4a56dcbe8aa6eafc98975c054.jpg)
赤く染まり始める薬師岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/58/49ed0e8f24900bc7929a9f42018a74eb.jpg)
ハイマツの迷路を終えたら、祖父岳を巻いて黒部川源流に向かいます。
右手に野口五郎岳、前方に三俣蓮華岳と笠ヶ岳。
朝日に照らされた山を見ながらの下りで、贅沢な眺め!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/88/cc458113082b86b5889202f5d7b3b9e7.jpg)
木道から岩や石がごろごろした道に変わってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/a1/83047ed69fa1bb081d92a07f20d22cfb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/39/d75cdecd2f0881598151e4874418b6a8.jpg)
槍・穂高も見えてきました。 3日間朝はハズレ無し!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/11/182a60603fb780fc616a696702709415.jpg)
どんどん下っていると雪渓と雪解け水が現れました。
この水も黒部川源流に流れていくのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/47/bcc34728562e5efface4e1d2e346597d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/10/4ef20ee6d51b2ae59b3c3f1f96487e69.jpg)
目の高さに三俣山荘発見!
でも一度黒部川源流に下りて、登り返さなくてはなりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/80/89aa38139b027dd5e68902c43f647a79.jpg)
最後の難所。急坂出現!
傾斜が急なのは分かっていたけど、岩場だとは思っていませんでした・・・。
慎重に下りないと、黒部川源流まで転げ落ちそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/a0/34f459670141ae7979236072ceae7243.jpg)
分かりにくいけど、本当に急です! 下に見えるのが黒部川源流。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/af/6219d2eb5910dcd7ac06d5fa1c2b46dd.jpg)
6:53 黒部川源流。
なんだか遠い昔の景色を見ているような感じがしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e2/a159c479013e12dd3758408eb0b42277.jpg)
ここは飛び石伝いに川を渡ります・・・っていったいどこを渡ればいいの?
トラロープが張ってあるところを渡るのは難しそう。
どうしよう、と一瞬パニックになりかけましたが、なんとか渡れそうなところを
見つけてストックでバランスを取りながらなんとか徒渉。
ストックが無かったら水の中に落ちてたかも・・・。
渡ってから撮った写真。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/66/64169faf6a68b2ec91a59a6ee60cbbf7.jpg)
左側の飛び石伝いに渡りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/fa/40efb941ef9e635c6be39cdad209d594.jpg)
ここから三俣山荘に登り返します。
左に歩けば岩苔乗越へと続く道の分岐点です。
今回は歩きませんでしたが、黒部源流に沿った道は雰囲気が良さそうでした。
三俣山荘への道は、地図に載っていない沢に沿ってあります。
沢は雪解け水のようです。
小さい沢ながらもきれいな水で、ときおり激しい流れになったり。
水遊びをしながら歩けて、暑いときにおススメの道です。
傾斜もそんなにきつくなく、のんびりした気分で歩けます。
髪を洗ったり、水遊びしたり道草してばかり。
今回歩いた道で一番気に行った道です。
後ろを振り返ってみました。 右側が沢です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/43/9634102a4d1c1987ccc88f7cabc08f9a.jpg)
今日も鷲羽岳は堂々とそびえ立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/12/15125eadd0044d55f2f097adf0292b49.jpg)
8:00 三俣山荘
三俣蓮華岳・双六岳へと向かいます。途中までは初日と同じ道を戻ります。
9:10 三俣蓮華岳
思っていたとおり、頂上直下の登りは滑りやすくてキツかったです。
今日は通過地点。写真も撮らず双六岳へ。
双六岳へ続く道。 この少し先が中道との分岐点。 左に見えるのが中道。
だんだん雲が出てきてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/cb/9eb35f8ed343c282c24b5d98e5d1a414.jpg)
ライチョウの子供が2羽現れました!
目の上が赤いのでオスだそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ac/c3677ec81fc671c2d7a52c2f93bbf667.jpg)
10:17 双六岳
雲が出てきて景色はイマイチ。うーん残念!
やっぱり朝10時までが勝負です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d3/33278df9f6c6a42aa92945764a7538f8.jpg)
双六小屋へ向かいます。頂上付近はだだっ広い! 馬の背中のようです。
だけど下り坂は急な岩場です。メリハリありすぎ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d4/aff63068867820a81d608799e7ee3b00.jpg)
11:10 双六小屋
早く着いたので、鏡平山荘まで下りることにしました。
少し長めの休憩&昼食タイムをとって鏡平へ向かいます。
ランチはつぶれたパンと朝カレー。
朝カレーは量がちょうどよいです。 温めなくても食べられるところがミソ。
ガスストーブを持ってきたけど、結局3日間使わずじまい。
天気が良くて暑かったのと、お湯を沸かすのが面倒で。。。
この夏は山も暑い!
13:10 鏡平山荘
曇ってしまい、槍・穂高の景色は全く見えません。
初日はバッチリだったのにな~。
わさび平小屋まで下りて、翌朝、西穂高独標まで行ってみようかと考えたけど、
やっぱり鏡平山荘泊まりにすることにしました。
鏡池で槍・穂高の景色を見て、秩父沢で水遊びしようかなと。
最後に良い景色を見られないで帰るのはなんとなく寂しい。
明日は晴れて欲しいなぁ。
鏡平山荘は双六小屋と経営者が同じで、こちらも乾燥室をあたためてくれました。
濡れた衣類を乾かすことができて本当にありがたいです。
ちょっと肌寒く感じた時には暖房室代わりにもなります。
夕飯は4時半から順番。3回くらいに分かれているのかな?
大きなコロッケ(手作りっぽい)に春巻き・シューマイ・かぼちゃの煮物・
ひじきの煮物・マカロニサラダ・キャベツ・パイン・ご飯・味噌汁・冷麦。
双六小屋もボリュームがあったけど、鏡平山荘もボリューム満点!
コロッケがとてもおいしかったです♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/e2/fbcd8329b37ac324aacb95385946dd82.jpg)
ちょっと驚いたこと。
登山ツアーの方も宿泊していたのですが、1班・2班と分かれていて、1班が
到着したのが16時頃、2班は17時頃(いやもっと過ぎていたかも)。
曇ってはいたけど雨は降っていなかったし、日没前だったし、稜線上の小屋では
無いし、ガイドもいることだし・・・とは思ったけど、でもちょっと怖い。
私は怖がりなので、できるだけ山小屋には15時までには着くようにしています。
同じ布団スペースの方も、このツアーで初めて登山した人が、これが当たり前と
思ってしまったら怖いよね、と話していました。
この他にも、いろいろ考えさせられながら3日目は終了。
<4日目:8月21日(土)>
4:00 朝、目が覚めると、窓越しに槍・穂高の稜線が見えました。
やっぱり朝はバッチリ景色が見えるみたいです。
今日は下りるだけなので、出発は5時半過ぎの予定。
着替えたら、外で景色を見ながら朝食。
今日は最後のロールパンとホットミルク。ホットミルクは山荘で注文(300円)
ロールパンはパサパサだったけど、ホットミルクに浸して食べると良い感じ。
だんだん明るくなってきたので、朝食後は鏡池に向かいます。
今日は風が少し吹いていて、池に映る景色が歪んでしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/52/b1d705c9b6294ad92b2b3329d7939ceb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/fe/f6bf81573d22a2903de6c0a1ede54d91.jpg)
山荘の周りの山々も朝日に照らされ始めました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/77/ec3f13e9951931df9ca22a5b74ec767f.jpg)
5:40 鏡池の景色を堪能したら下山。 今度は秩父沢での水遊びを楽しみに歩きます。
6:13 シシウドヶ原
雪渓が眩しい☆ ここから見える景色もなかなか良いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/ff/1779430f7de51eec6d1c87e0edd48011.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/ae/b805118e7e12f4d2bb67eef5d0d9b05d.jpg)
7:05 秩父沢
上流の方に行って水遊びタイム。水は冷たくて気持ちいい!
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9:00 新穂高温泉バスターミナル
荷物をコインロッカーに預けて温泉に行きました。
バスターミナルのすぐ裏にある日帰り入浴施設。
朝8時から営業しています。 割引券がターミナルの中にあります。
それにしても良い天気!
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温泉は貸切状態。 女湯は1番湯だったかも。
内風呂と露天風呂がありました。 どちらも良い感じです。
洗い場に、飲む温泉と湧水の蛇口とコップがあります。
これも良い感じでした。 貸切風呂で湧水&温泉を飲む。贅沢だな~♪
温泉の後は帰りのバスまでかなり時間があったので、新穂高ロープウェイに乗ってみました。
乗る前までは西穂高も槍ヶ岳も見えていたのですが、10時過ぎると雲に隠れてしまいました。
それでもロープウェイは超満員!
展望台までロープウェイを2本乗り継ぎます。
乗り継ぎの場所にはビジターセンター、入浴施設や足湯などがあります。
ひまなので足湯で時間つぶし。
4日間でこんなに焼けてしまいました。
日焼けというより火傷。ヒリヒリして痛い~(>_<) 小さな水ぶくれもアリ。
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14:20 新宿行きのバスに乗車。
乗客は8人でした。座席は使いたい放題。
<全体の感想>
あっというまの4日間でした。体力が持つか心配でしたがなんとか無事行けました。
あまり危険な箇所がなかった、登山道が良く整備されていた、天候が良かった、などの
要因もかなり大きかったと思います。
クサリや岩場の連続するところは、まだまだ1人では行けそうもないです(^_^;)
鏡池の絶景、鷲羽岳の姿、ゆっくりした時間が流れている雲ノ平、太古の雰囲気の黒部川源流。
いろいろな景色に出会えて、天候に恵まれて、本当に楽しい4日間でした!
(雲ノ平での野望があえなく崩れ去ったのは残念だったけど・・・)
当初、水晶岳は3日目に登る予定でしたが、その後の体力などを考慮して2日目に登りました。
その結果、2日目は9時間近くの歩き。 けっこう疲れました。
前回の鹿島槍ヶ岳と今回の結果から、現在の私の限界は1日当たり8時間半~9時間と
感じました。8時間を超えた辺りからヘロヘロ気味になってきます・・・。
その時のルートや天候、体調、歩くペースによっても異なるとは思いますが。
もう少し体力と筋力つけないとな~。
双六小屋であった中高年のグループの女性は、1日に12時間歩いたと言っていました。
今回もいろいろな人と話せて良かったです。
でも平日ということもあってか、同年代くらいの人にはあまり会いませんでした。
(テント泊の学生はけっこういたけど)
槍ヶ岳や穂高岳方面だったらもっといたのかもしれません。
こっち方面も景色や雰囲気が良くて楽しいと思うんだけどな~。
またチャンスがあれば2泊3日か3泊4日の旅にでたいです!
<余談>
新しく買った46リットルのザックは、ザックカバー付き、ザックを降ろさないでストックを
一時収納できる留め具付き、などとても便利。
腰が引っこんでて出っ尻という私の体型にもフィットしてくれて背負いやすい。
これでかわいい色があればいうこと無いんだけどな~。
カラーは渋めの赤。 まあ男女兼用だしねえ・・・。
個人的にはきれいな水色のザックが欲しいです。
西穂高ロープウェイの展望台で、不思議な人形を見ました。
なんだろうと思ったら、「さるぼぼ」というこの辺りのお守りとのこと。
目・鼻・口は無いのですが、なんとなく愛嬌があって、キーホルダーを買ってしまいました。
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鏡平山荘では、歌がプリントされているバンダナを買いました。
某市の市制5周年記念式典のバンダナと形が似ていて、つい目がいってしまって(^_^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/f5/577360259c1df983b290613ddc7caaec.jpg)