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Trick or Treat!

学生時代の色々。

バリでの日々その5

2008年11月25日 23時43分01秒 | 旅行記
更新していないことを指摘されたので・・・

9月17日
バリでの日々っていうかジャワでの日々?

ボロブドゥール寺院からの日の出を見るために4時くらいに起床。
正直、結構時差がつらい。
バリと日本の時差は-1時間。
バリとジャワの時差も-1時間。
ちょっとずつ、時差が広がっていくのが以外と辛い。

もちろん日の出前なので真っ暗。

懐中電灯を持って歩きます。
ボロブドゥールからご来光を簡単に拝めるのはマノハラホテルの特権。
なんてったって寺院内にホテルがあるんだもんね。

いい感じに空が白んできた。天気も晴れてる
期待も高まるわけですよ。
そしてついに日の出!

衝撃的ですよね。
頭上は晴れていても、日の昇る場所に雲があるんだから

気を取り直して、ガイドさんの案内の下、寺院見学。

このレリーフは釈迦がお母さんのワキから生まれ出て、「天上天下唯我独尊」と叫んだ瞬間らしい。
・・・なんでワキから生まれなきゃいけなかったんだろう???

ちなみに、すぐ近くにある博物館はこんなかんじ。

発掘した当初、寺院はかなり崩れていたそうで。
修復の際、どうしてもくっつかなかったパーツがこうして野ざらしに並べてある。
けっこういい眺め。

ジャワにはこんなすごい木があります。

種類は調べてないからわからないけど。
垂れ下っているのは根っこだそう。

当然サルになってきました。

その後、特産の布バティック工場の見学。



王宮経営というカレー屋さんでジャワカレーを食し、もう一つの世界遺産であるプランバナン寺院群へ向かう。

かなり、ゴテゴテの装飾。
でも遠くで見ると・・・

ただいまスマトラ沖地震で崩れた部分の復旧作業のため、覆いのかかっている寺院が目立つ。
なんでも、修復費用の1/3は日本が出しているのだそう。

まだ、結構痛々しいかんじに崩れています。

インドネシアの修復で面白いなと思ったのはコレ。

石が無くなってしまい新しい石を足した部分はそのまんまになっている。
しかも、よーく見ると、新しい石には釘がうちこんである。

さて、その後私たちは空港に向かい日本に帰りました。
ですが、数日前免税品店で買ったものが空港になく、最後に大慌てしました。
なんでも、違う空港に届いていたんだそうです。
たしかに引換証をみたら、バリの空港名が書いてありました。
でも私たちはジャワにいるんです・・・。
みなさんくれぐれも引換証の空港名の確認は忘れずに。
そういえば、ジャワの空港ではいきなりよくわからない社員証らしきものを目の前に突きつけ、人の航空チケットを分捕り、勝手に私たちのことをぐいぐいとJALのところまで連れて行き、チップを大量に持っていくという人に出会いました。
JAL使わないし・・・。
トラブルはお金で解決するのが手っ取り早いと思う今日この頃

ちなみに、今回の旅行で一番感動したのはコレ。

カシューナッツの実。こういう風に木になっているらしい。
ガイドさんが落ちていたのを拾って見せてくれました。
カシューナッツって種じゃなかったんだね。

今度はジャワ原人も見たいなぁ。

そういえば、以前エジプトに行った際、警察官にぼったくられましたという記事を書きました。
友人が地球の歩き方にこの話を投稿した結果、09年度版に掲載されることが決まったそうです。





バリでの日々その4

2008年10月16日 23時55分24秒 | 旅行記
9月16日

バリ最終日。一応、バリに来たんだしー、ということで海にも行ってきました。
なんてったってホテルからビーチまで5分。
水着着てフラフラ歩いて行きました。

・・・しかし、泳いでいる人はいない。

なんと、遊泳禁止だったのだ。

そう。私たちがいたレギャンビーチはサーフィンがさかん。

波が異様に高い。
・・・どうりで治安も悪いはずだよ。リゾート地っぽくないと思ったら、どうも泊まるエリアを間違えたようである。

ビーチにはタクシーがたくさん停まっていました。
昨日セーフティーと言いまくり、違うお店に連れて行ってくれたタクシー。
でも、バリの中で一番安全なのはこのタクシーらしいです。
まぁ、メーター制だしね。

その後、ホテルの近くにあった犬用のお店でオリバーに蝶ネクタイを買ってあげました。

余談ですが、今まで買って帰ったどのお土産よりも、このネクタイをオリバーは気に入ってくれました。

さて、バリを後にしてジャワへ。


ジャワ原人には残念ながら会えません。
プランに入れられなかったから。無念。

まず連れて行かれたのが銀細工のお店。
・・・またかよ!!!
ジャワの人曰く、銀細工の本場はジャワだそうです。
銀はそもそもジャワ産とのこと。

バリの人は、治安を悪くするのはジャワ人だと言っていました。
もしかして、バリ人とジャワ人は同じ国民でも仲が悪いのだろうか・・・?
ここの銀細工でもなんとなく買ってしまう。
昨日きたクレジットの請求書によるとインドネシアルピアで338000ルピアほど買い物をしていたらしい。


お店の人がくれた長芋のポテトチップス。うす塩味で美味。

その後ホテルへ。

ホテルはボロブドゥールという世界遺産公園内にある。

なので入りたい放題。
友達をおいて、一人で遺跡へ旅立った。
門の外にはお土産品を売りつけようとするおじさんが待機。

ボロブドゥールは仏教寺院。

回廊には釈迦の一生や、なんか仏教のありがたい話みたいなレリーフがずっと描かれている。
一人で歩いていたら、よくわからないインドネシア人観光客らに写真を一緒にとろうと言われた・・・らしい。
言葉がわからずぼーっとしていたら順番に写真を撮っていった。
せめて英語で声かけてくれ・・・。


ストゥーパ。
男性性器と女性性器を表しているらしい。
・・・あまりそうは見えない・・・・。
そんなストゥーパの中に何があるかというと・・・

なんと、ストゥーパの中には仏像が入っている。
いくらなんでも、それはないんじゃないか?

晩御飯はホテルで食べました。
ミーゴレン。

これはフライドバナナの上にアイスをのっけたやつ。
ピサン・ゴレンというらしい。
本当はメニューになかったのだが、食べたいといったら作ってくれた。
話のわかるホテルである。






バリでの日々その3

2008年10月11日 12時38分20秒 | 旅行記
9月15日

ビックリするくらいのんびりと過ごす1日。
午前中をひたすら免税品店ですごし、午後は5時間に及ぶエステ。

免税品店で食べたのがこれ。

ナシチャンプルとパパイヤのフレッシュジュース。
私、パパイヤのフレッシュジュース、キライ・・・。
飲みきれなかった。そういや、忘れてたけどパパイヤ嫌いだったんだっけ・・・。
免税品店にはタクシーを使っていったんだけど、タクシーのおじさんがやたらと「セーフティー、セーフティー」と言いまくってくるのが気になった。
・・・そんなに言われると逆にセーフティーじゃなく聞こえる・・・。
そうおもっていたら、免税品店じゃない場所にいきなり連れていかれました。
セーフティーじゃないじゃん!!

その後、全身エステ。
前回の日記にも書きましたが、エステプランの中にバリニーズダンスの民族衣装を着て、化粧もしてもらって写真を撮るというものがありました。
相当塗りたくられましたが、面白かったです。
写真は非公開。
その後エステ。
エステ中、旅の疲れで爆睡していたので、どこをどう揉んでくれたのか全くもって不明。気持ちよかったですという感想しかありません(笑)
あ、でも割と至れり尽くせりのエステなため、おやつやらフルーツやらいろいろくれました。

いかにもリゾートに来ました的なちょっと贅沢な1日でした。






バリでの日々その2-②

2008年10月07日 22時26分33秒 | 旅行記
9月14日の続き。

ライステラスを楽しんだ後はプサキ寺院へ。

ここはバリにおけるヒンドゥー教の総本山。
プサキ寺院の後ろには霊峰アグン山がそびえている。
この日は満月の日で、新月・満月は特別な日らしい。
お参りの人がたくさん来ていた。

大きな荷物などはこうして頭の上にのっけて運ぶ。
ちなみに、頭の上にのっけているのはお供え物。
このお供え物、一度供えたらお金だけおいて食べ物は持って帰ってたべるらしい。

あちこちで大きな鶏がかわれていました。

闘鶏用らしいです。
お祭りの時だけ、賭け事が許されるそうですが、その賭けの内容が鶏の戦い。
どっちかが死ぬまで戦わせ続けるそう
・・・さすがにこれは見たくない。

ライステラスに再び。
稲刈りしていたらしいおじさん。

午前中、10時くらいまでは牛も一緒に働くらしいけど、そのあとは人間だけらしい。でも、バリは暑いので日中は3時間とか4時間くらい休憩しているとのこと。

ゴア・ガジャ。

ゴア・ガジャはゾウの洞窟という意味。
これを1923年に発見したオランダ人考古学者が、象の顔が彫られていると考えたらしく、この名前になったらしい。
ちなみに中には左奥にガネーシャ神。

夢を叶えるゾウに出てくる神様はこいつ。学問の神様らしい。
右奥には3体のリンガ(男根)が祀られている。

それぞれのリンガは、ヒンドゥーの3大神シヴァ、ブラフマ、ヴィシュヌを表している。・・・バリってすごい・・・。

水瓶を持つ女神ウィドゥヤダリの像が彫られている沐浴場。ちなみここれが発見されたのは1954年。


今日の晩御飯はミーゴレン。つまり焼きそば。

私はナシゴレンよりミーゴレンが好きだ。
ちなみに、バリでフレッシュジュースを注文すると本当に果物を絞ったものが出てくる。これがメチャクチャおいしい。バリに行ったらぜひとも飲み物はフレッシュジュースを注文してほしい。コーラとか、そんなのはダメ。

で、最後にダンス。バリといったらダンス。

これはレゴンダンス。

こっちはクビャール・ドゥトゥック。
他にもペンデットやバリス、バリス、トペンと観光用に盛りだくさんな内容のダンスプログラムでした。
カクカクした動きがとても印象的。
実は翌日エステに行った際、この衣装を着たのだが、とても派手。衣装に負けないように相当顔を塗りたくってくれた。

バリでの日々その1

2008年10月05日 22時14分17秒 | 旅行記
実は9月13日から18日までバリ&ジャワに行ってました。

13日
バリ到着早々、入国審査に並ぶ羽目に。

およそ2.5時間。
何でそんなに手際が悪いんだー!!!
この日は特別混んでいたらしいけど、それでも通常1~1.5時間並ぶらしく、今後行く機会がある人は覚悟しておいてください。

バリってリゾートだと思っていたんだけどかなり危ない感じ。
夜遊びしようと思っていたのにフラフラしてたら刺されるんじゃないかと思った。

その後ホテルで偶然出会った日本人に声をかけられ、よくわからないままその人と晩御飯をともにすることに。
よくわからないままホテルのオーナーさんや従業員のボスと食事をすることに。
よくわからないまま大量のラムコークを飲み干すことに。
おいしかったけどね。おごりだったし。
・・・八丈島の「タダより高い酒はない」という教訓は全く活かされなかったわけだが、仕方ない。
ナシゴレンおいしかったです。






ミラノでの1日

2008年05月04日 00時45分37秒 | 旅行記
3月2日

エジプトを飛び立ち、経由地ミラノへ。
乗り継ぎの関係で、ミラノ滞在時間が8時間こえるということで、旅行会社のご好意でミラノの町に繰り出す。
エジプトとは全然違うね。
歩行者優先っぽいし。

早朝に着きましたが、とても落ち着いた、洗練された街って感じの印象。



ミラノのシンボル、ドゥオモ。
完成までに500年を費やしたイタリア最大のゴシック建造物。
すごく細かい彫刻が施されていて、とにかくでかい。
この日は日曜日で礼拝をやっていました。一応、教会内にも入れるけど、信者じゃない私は奥までは入れず。
聖バルトロメオ像を探したのになぜか見つけられなかった。
・・・なんで???
教会内にはショートパンツでは入れないのでご注意を。
さらに、入場料を払えば、教会の地下にあるよく分からない部屋に入ることができます。でも、一体何の部屋なのかは分かりません。
・・・イタリア語はさっぱりだ。

ドゥオモの屋上からの景色。
階段もしくはエレベーターを使えば屋上に出られます。ただし有料。
ドゥオモにはこの写真にあるような彫像が無数にある。

その後、近くにあるガッレリアへ。ガッレリアの先にはガリレオの像があります。
写真が横向きだからちょっと分かりにくいかな・・・。

ガリレオ、なんとなく好きです。
ガッレリア内のトラットリアでピザとパスタを食べました。
レストランが道に面していたので通行人を眺めながら食べる・・・はずが、むしろ逆で通行人にガン見されながらたべていました。
なんであんなに見られまくっていたのか???
中には写真を撮っていくイタリア人や、観光客までいた。
別に変な食べ方はしていなかったと思う。

ガッレリア内では、演奏もされてました。

イケメンな人々がカノンとか春とかを合奏していました。
とても上手でしたよ。
思わずCDをかってしまいました。

ミラノの滞在時間はこれで終わり。
正直もっとゆっくりしたかった。最後の晩餐とかも見たかった。
イタリアも是非ゆっくり見てまわりたい国のひとつですね。
ポンペイも行きたいし。

こうして、再び飛行機に乗って帰国。
そしたら帰りの飛行機は整備不良のため、映画を見られず。
楽しみにしていたのに。
そんなわけで10時間以上寝続けました。

こうして、私のエジプト(ミラノ)旅行は幕を閉じたわけですが、また機会があれば是非行きたいものです。
さて、そんなわたしは帰国したその日の晩のうちに激しい腹痛と熱、貧血でぶっ倒れて病院にかつぎこまれました。
病院にも一応行きましたが、原因不明のまま、おなかの風邪をひいたといわれる。
3日3晩寝込む羽目に。
やはり体調管理には気をつけましょう






エジプトでの日々その4

2008年04月23日 19時24分31秒 | 旅行記
3月1日

朝食はやっぱり今日もビュッフェ。
今日はまたピラミッド。
今度は、サッカラ、ダハシュールにあるピラミッドを見学。

まずはダハシュール。

この遠くのほうに見えるのが屈折ピラミッド。
スネフル王というクフ王のお父さんが作ったらしい。
なんで屈折しているのかは諸説あるらしい。


これが赤のピラミッド。これもスネフル王が作った。
なんで赤かというと、石が赤いからというそれだけ。
1面がきれいな二等辺三角形をしている「真正ピラミッド」建設の始まりといえるピラミッド。
ちなみに、この中にも入りました。
ギザのピラミッドはずっと上り坂だったけど、このピラミッドは下り坂。


ここにいる警官もチップの要求が激しい。

つづいて、ラムセス2世の博物館へ。

めちゃくちゃでかいラムセス2世の立像が横たわっている。
その脇においてあるよくわからない像。

なんとも言えない気持ちにさせてくれる。

次はサッカラに移動。

これがサッカラの階段ピラミッド。
この近くで発掘調査も行われていた。
このあたりはまだ発掘が行われていない場所が多いため、ところどころに「掘らないでください」というカンバンが立っている。

次に行ったのが、カーペットスクール。
ここでは8歳~18歳の男女がじゅうたん織りの仕事をしている。
仕事内容が細かいから、指が細い子どものうちしかできないのだそう。
18歳になると、女性は結婚する。
・・・・それでいいのだろうか???


昼食は田舎料理。

後に写っているのはサッカラというビール。
ビールを注文したら、ウエイターのおじさんが喜んで一緒に写真を撮ってくれといってきた。
「おいおい、こんな小さい日本人がビール飲むのかよ。Oh My God!」みたいな感じだった。さっぱりしていて飲みやすかったけどね。
料理は素朴な味でおいしかった。
基本的に田舎料理ってどこに行っても割りとアッサリ味で美味しい気がする。

エジプトでの日々はこの日で最後。

ちなみに、エジプトの非常口の表示はコレ。
・・・下???


こうやって書いてみると割りとそれなりにひどい目にあっている気もするのだが、そんな経験も含めて、結論としては楽しかった。というか、そんな経験が楽しかった。
全く日本とは文化の違う国へといったわけだから、そこそこにカルチャーショックもあったし、いい経験だったと思う。
また機会があればぜひとも行きたいものである。
今度はルクソールにも行きたい。

旅行記はこのまま、ミラノ編へとつづきます。
ちなみに、私は今から群馬へと旅立ちます。
・・・眠い。。。。

エジプトでの日々その3

2008年04月23日 00時01分18秒 | 旅行記
2月29日

今日も朝食はビュッフェ。
ウエイターさんが紅茶・コーヒーをテーブルまで持ってきてくれる。
ずっと紅茶を飲みまくっていたら"Do you like tea?"と聞かれた。

エジプト人の男性は日本人女性に対してはまず確実に好意的である。
大抵のことは何とかなる。
笑っていれば、おまけで何かもらえることもある。
愛想っていうのも処世術の一つである。
しかし、愛想の大安売りも危険である。
そんなことを実感する1日であったともいえる。

ちなみに、エジプトの交通量は半端ない。
ヤバすぎる。しかも車優先。赤信号も無視。
道路も6車線とかが普通。
横断歩道も無い。
どうするかというと、60km位でぶっ飛ばしてくる車のあいだをすり抜けるように横断する。
日本人にはまず無理。なので、その辺の警察官や、適当なエジプト男性に笑いかけ、媚を売って、一緒に横断してもらうわけである。

この日は1日フリー。友人と2人で行動する。
目的地はオールドカイロとカイロ博物館。
オールドカイロは少し距離があるため、地下鉄で行くか、ナイル川を下るか。
ここは当然川下りだろう!と思い、水上バスに乗る計画を立てる。
水上バスに乗る予定・・・だったのだが、よく分からない船乗りのオッサンに捕まり、よくわからない船にのる。
しかも貸切。金額は1人800円。水上タクシー??

あまりの怪しさにいざとなったらナイル川に飛び込む計画を相談するしかなくなる。
こんなでかい船に2人しか乗っていない。
怪しさ120%だったけど、貸しきり船でナイル川の川下りはそれなりに楽しかった。

思っていたよりナイル川は狭い。
カイロ市内だからかもしれないが。

水上タクシーは無事に目的地についた。
助かった・・・。
とりあえず、オールドカイロを目指す。
このあたりの人は皆紳士的。
目が合うと"welcome to Egypt"といってくれる。
コプト教の博物館を目指すが、どうやら私たちは変なところに出たらしく、改札を通って駅をこえないと博物館にはいけないらしい。
困っていたら、駅の前でサッカーをしていた少年が助けてくれて、駅の人に話を付けてくれ、改札を通してもらえた。少年、ありがとう。


なんとか無事に博物館に着く。
カイロ博物館よりは親切な解説がついていた。
コプト教は、素朴な絵が多く、ヨーロッパの宗教絵画なんかとはまた違う感じをうける。
博物館内部も赴きがあってキレイ。
しかもとても古い時代のものなので、倫理でいうところの『子どもの発見』以前の絵画である。
つまり、子どもは『子ども』ではなく『小さな大人』なのである。
だから、マリアに抱かれるイエスも『8頭身の小さな人間』なのである。

博物館としては、カイロ博物館よりもこちらのコプトミュージアムのほうが私は面白かった。

ここからずっとオールドカイロにあるコプト教の教会を回る。
エル・ムアッラカ教会

入り口にあるタイルの絵がとてもきれい。

スラム

本当はベン・エズラ・シナゴーグに行きたかったのだが、うっかり道を間違える。
・・・ちょっと危なかった。

マリ・ギルギス

鐘つき堂などがある。熱心な信者は涙を流しながらお祈りをしていたりする。

地下道


ベン・エズラ・シナゴーグ

聖セルギウス教会
半地下みたいなところにある。
腰をかがめないと入れない。

聖バルバラ教会
分かりにくい場所にある。あんまりウロウロしてると小さな子どもたちにたかられる。

そういえば、聖ジョージ教会と聖ジョージ修道院をガイドブックが混同して書いている。実際の建物を確認した所、おそらく地球の歩き方の地図はちょっと間違っている可能性がある。


地下鉄に乗る。

地下鉄に乗ると、すっごいジロジロ見られる。
・・・日本人、あんまり地下鉄には乗らないのだろうか・・・?
そういえば、地下鉄はちょっと羊臭かった。
なんでも、体臭は普段食べているものの匂いがするらしい。
イスラム系は羊臭く、西欧人は牛臭い。ちなみに日本人は腐った豆の匂いらしい。
・・・なんとなく思い当たる節もある。
なんと、エジプトの地下鉄には女性専用車が2両もありました。
さすがイスラムの国。

カイロにもどる。
有名なコシャリ店へ。

量が多すぎて食べ切れなかったがおいしかった。
けっこう油っぽい?
豆・麺・ご飯などなど、なんかよく分からないけど色々入っている。

ヒルトンホテル
ここに向かう途中、ムハンマド2人組みににナンパされる。
エジプトはどこ見てもムハンマド。
偽名じゃないかと思いたくなる。
ムハンマド、イケメンだったが結構しつこい。
道路を渡るときは助かるのだが、一回手を握ると離してくれない。
情熱的な愛の言葉をささやき続けるのでだいぶ恥ずかしい。

記念に財布からこれをくれた。・・・常に準備しているのがスゴイ。
古いエジプトのお札で、裏側には仲睦まじい夫婦の像。・・・ツタンカーメン?
ガイドさんに訳してもらったら「僕の瞳に君が映るのはなんて奇跡みたいなんだー」みたいな。ちなみにムハンマドは同じことを言い続けていた。
彼のナンパ手段はこれらしい。
ガイドさん曰く、イスラムの男性は女性を手に入れるまではあの手この手を尽くすが、結婚したら空気と同じ扱いになるからがっかりするのだそう。
ヒルトンホテルの前で彼らのナンパを受けていたため、ヒルトンホテルの警備員がものすごく心配してくれ、ムハンマドを威嚇していた。
ムハンマドが帰った後も大丈夫だったかどうか聞いてきた。親切にありがとう。

ムハンマドのナンパをかわし、ヒルトンホテルのショッピングセンターへ。
店員さんと会話を楽しむ。
エジプトの店員さんは「彼氏に(結婚)してくれたら安くしてあげるよ」とよく言う。
「彼氏いないの?」という質問も非常に多い。
いないと答えると「なぜ?」としつこい。
・・・こっちが聞きたい。

再びカイロ博物館へ。
この前見そびれたツタンカーメンの黄金のマスクをみる。

煌びやかでドキドキする。
そして、動物のミイラ室にも。
ちなみに、私たちはこのミイラ室で警察官に軟禁される。
人間ミイラ室は100ポンド必要だが動物ミイラはタダ。
それなのに警察官がお金を要求してくる。
なんとか、タダで中に入れてもらうが、その警官、私たちを入れた後他の入場客をみんな追い返し始める。
ビビリながら展示を眺めるのだが、部屋を出ようとした瞬間、貸切にしてやったんだからチップをよこせといってくる。
最悪だ、この警官・・・。仕方ないので2ドル払ったが、一番かわいそうなのは追い返されたり中に入れてもらえなかった他の観光客である。

とりあえず、タクシーでホテルに帰り、またルームサービスをたのむ。




エジプトでの日々その2

2008年04月20日 22時51分32秒 | 旅行記
2月28日

朝食はビュッフェ。
その場で作ってくれるオムレツや、大量のパン、果物などなかなか美味しい。

今日はエジプトの目玉!ギザだ!

ピラミッドはでかい。
とにかくでかい。
視界に入りきらない。
第1のピラミッドに入る。クフ王ね。玄室まで入れる。
入るときのセキュリティーチェックがとにかく厳重。
カメラの持ち込み絶対禁止。
内部は人が多いせいもあり、暑いし湿気ムンムン。
また、道は狭く、急な上り坂&下り坂。
天井が急に低くなったりするので、頭上注意。
普通にぶつけます。そうすると、まわりにいる外国人たちが喜ぶ。
見せもんじゃねー・・・。
玄室への道がとにかく急斜面。
歩いている道と平行に天井が伸びていないため、上を見上げると遠近感が無くなる。
内部のあちこちに落書きがあるのは残念。
ピラミッドは石灰岩でできているらしい。内部もおそらく石灰岩?
しかし玄室は花崗岩・・・だよね?赤とか黒が混じっている石。
石棺はもっといい石材を使っている。


私の身長は153.7。
石の大きさは、ほぼそれに匹敵する。

ラクダにも乗りました。

なんていうか、臭い。
この写真は乗っているときに撮ったのだが、あまりに荒々しく歩いてくれるため、危うく振り落とされる所だった。

ちなみに、この場所からはギザの3大ピラミッドが見渡せます。
真ん中のピラミッドは頭頂部の化粧が少し残っています。第2のピラミッド。カフラー王。


スフィンクスとカフラー王のピラミッド。
スフィンクスは今となってはケンタッキーではなく、その手前に作られてしまった、柵を眺めています。かわいそうに。
スフィンクスのあごひげは現在大英博物館にあるとのこと。かわいそうに。
スフィンクスの前にはまた別の遺跡もあります。
ちなみに、場所によってはこんなふざけた写真を撮ることも可能。


その後、パピルス店へ行くも、高すぎて買えず。
昼ごはんもビュッフェ。

続いて、モハメドアリのモスクへ。

ここでは、よく分からないラクダの人形を1個100円で売ってた。
・・・日本円でいいんだ・・・。
売り子さんが「山本山」、「そんなの関係ねぇ、オッパッピー」、「どんだけ~」、「ちょっと、ちょっと、ちょっと」を連呼。
その後、あちこちの観光地で売り子さんたちからこの言葉をきくことになる。
・・・一体誰が教えてるんだ。

昔はピラミッドが見えたらしいが、最近はビルが多くなり見えなくなったとのこと。

続いて、サンハリーリへ。

けっこう、細い路地。所狭しと並ぶ店。
観光客用の商店街みたいな所。
ここで売ってるものはまず確実にニセモノで、現地の人は使わないという。
うっかり、私と友人は奥の細い道に入り込み、しかも行き止まり。慌てて引き返そうとするが、そこにいたエジプト人の男共は行き止まりのところに建っている家のドアを指差し「outsaide」といい中に入れようとする。
・・・どうみても「inside」ですから・・・。
しかもしつこくついてくる。

お次はカイロ博物館。そう、考古学博物館。

民族学考古学専攻生としては外せない場所ですよ。
この日はゆっくり見る時間がないということは分かっていたので、後日改めてくる予定をたてていた。
なので、ミイラルームを見ることに。ラムセス2世のミイラとか。
かっこよかった。
他にも山ほどの展示。広すぎて、量が多すぎてまったく見終らない。
しかし、展示解説のあまりのなさっぷりには驚く。
これだけ集客して、お金も取ってるんだからもうちょい親切な展示を心がけてもいいとおもう。

その後、カルトゥーシュのお店へ。
ここで、「2miniutes in Egypt is 10minutes in Japan.」といわれる。
そして、うわさの"pen攻撃"がついに。ここで出た。
エジプトの人はなぜか「ボールペンをちょうだい」と要求してくる。

夜はルームサービス。

サービス料を払う必要が無いからレストランでたべるよりも楽である。





エジプトでの日々

2008年04月20日 18時25分25秒 | 旅行記
かれこれ1ヶ月以上前の話ですけどね。
エジプトに行ってたわけですよ。

2月27日。
直通便が無く、ミラノ経由。Alitalia航空を利用。不思議だ。
どうしてトルコ経由じゃないんだろう?
でも、わりと快適な空の旅でした。
ミラノの空港で見つけたハリー・ポッター。


ミラノの非常口。


ミラノ空港で少し時間をつぶした後、ふたたび飛行機へ。
しかし、ミラノーイタリア間の飛行機は最悪。
同じAliraliaなのに、態度は悪いし、備品はそろってないし。
とりあえず、エジプトには到着。
深夜2時くらいだろうか?
入国審査で再びひっかかる。
審査官、ニヤニヤしながら、「メガネとってよー」とか、「髪型をパスポートと一緒にして見せてよ」っぽいことを英語で言う。
後でもう1人の検査官がその様子を見ながら「かわいいねー」と日本語で言って爆笑している。
パスポートもなかなか返してくれなかった。
・・・・クソオヤジめ。
まったく、入国審査がスムーズにいったためしがない。
すっかり忘れていたのだが、ニュージーランドに行ったとき、うっかり犯罪者の蘭にチェックをしてしまったために止められたこともあった。

なんとか入国してバスに向かう途中、友人がいきなりエジプト人に荷物を持っていかれそうになっていた。恐るべし、エジプト。

泊まるホテルはインターコンチネンタルホテル。

結構きれいなホテルでご飯も割りと美味しい。
しかもホテルマンが親切。

こうして、1週間のエジプト・ミラノ旅行がスタートする。
エジプト、結構寒いんだよね。




香港での日々その4

2008年02月26日 22時47分59秒 | 旅行記
2月20日。

ついに最終日です。
もちろん最後まで遊び倒します
最後に行ったのは、香港歴史博物館。
なんと、毎週水曜日はタダという非常に良心的な博物館。
だからでしょうか。この日は幼稚園生ご一行様と一緒に見学

展示は4億年前から始まります。
しかし、解説は全て中国語or英語。
しょうがないね。
私の語学力は相当低いのでちゃんと理解できているのかかなり怪しい・・・

・どうやら、香港は火山によってできたらしい。
・古代の時期区分には、新石器時代、青銅器時代、鉄器時代というヴィクトリア編年(・・・だったっけ??)を用いている模様。
・石器などはあまり日本と変わらない。貝輪や抉状耳飾みたいなのもたくさんあった。
・縄目模様の土器はほとんどない。というか、厚手の土器は展示品を見る限りない。土師器みたいな感じのものが多かった。模様は割と幾何学的というか、ブランドバックみたいにモノグラムが全体的に施されているというか、そんなかんじ。
・灰を作って畑に撒いて農業をしていたらしい。(訳:太一くん)

古代の展示が散々なされた後、民族の展示コーナーにうつり、その後香港侵略の歴史が急に始まる。イギリスとか、日本ね。
・・・そりゃ、ないだろう。その間の歴史はどこにいった???的な感じもちょっとばかりしますが。
で、その後にイギリス領になってからの展示があって終わり。
今は特別展として、香港の金融の歴史みたいなのもやってた。

見やすい展示でした。順路もよかったし、歩きやすかった。
しかし、古代多すぎるだろう・・・・。
でも、ミュージアムショップにおいてある本は考古関係のものが圧倒的に多く、ここはそういう趣旨の博物館なのかもしれない。

お昼には駅でパンを買って、ホテルで食べる。
みんなが3個買うので私もつられて3個買うが普通に無理です。食べられません。
しかも油っこい・・・
アップルパイはおいしかった。

迎えに来てくれたガイドさんは今度はえらくヤル気のないガイドさんでした。
私たちを飛行機の席を取る場所まで案内したかと思うと、「じゃぁ、後は解散で」と告げて去っていきました。
・・・せめて全員に向かって言ってくれ。

出国ゲート内の免税店では、旧正月だからか南方獅子舞が各店をまわっていました。
ちなみに、この獅子舞は日本でも横浜中華街で見られます。
横浜中華学院の学生さんがやっている。かっこいいからこの獅子舞好きです。


飛行機の中ではラッシュ・アワー3を見ることができたので個人的に大満足です。
そして、デザートにはやはりクソ硬いアイスが出ました。
夜だったから月がとてもきれいでした。

楽しい4日間でしたね。
いい友達にたくさん恵まれて、本当に良かったと思います
ちなみに、私たちは香港滞在中ペニンシュラホテルを待ち合わせ場所に使ってました。分かりやすいしね。
このホテルの屋上にはヘリポートがあるようです。さすがセレブホテル・・・。
いつか泊まってみたいなーと思う今日この頃。

帰国してから、今日までなんとなくバタバタしてました。
スウィニー・トッド見に行ったり。
これ、すごいね。ミュージカルじゃなかったら無理ですよ。
さすがR-15。でも割と私は楽しめました。
園遊会用のドレス買ったり。
モスグリーンのドレス。
本当はパステルカラーのワンピースが欲しかった。
でも、店員さんが肌の色と同じになるから裸みたいだとか、結構ハッキリ言う人であっさり却下された
一応、それでもパステルカラーのワンピースも試着したのだ。
ブルーを選んだから裸には見えなかったと思う。
しかし、その後他のドレスを試着している間にそのワンピースはすでに片付けられていた・・・・

さて、無事に香港での日々が完結した所で、私は卒業旅行第2弾へと旅立ちます
今度はエジプトと、おまけでミラノ




香港での日々その3

2008年02月26日 01時23分42秒 | 旅行記
2月19日。

そろそろ、卒業旅行も終盤に差し掛かってきました。
3日目はマカオです。
最初、行くのやめようかとも思ってました。
だって、追加で両替するのが面倒だったから。
でも、やっぱりここまで来たからにはみんなと一緒に楽しむべき!と思い、両替しに行きました。
なぜか、私は両替のことを「換金」という妙な癖をこの卒業旅行でつけてしまったようです。
私はギャンブルはやらないんだけど・・・。

マカオにはジェットバスなどの海上航路を利用するか、空からヘリで行くかです。私たちはジェットバス。
意外とチケット売り場は込んでいて、あっという間に売り切れていきます。
ボーっとしてたらいけません!

マカオは香港とは違い、ポルトガル領です。
なので入出国の手続きが必要。
今回は怪しまれないように、ちゃんと髪を結びました。

ジェットバス、港を出るときと、港に入るときの縦ゆれが半端ない。
すっごい揺れる。
案の定、船酔いしてヘロヘロの状態で船を下りる。
ようやく、乗り物酔いしやすいことを自覚する。
飲み物、食べ物を恵んでくれた涼子ちゃん、太一くん、ようすけくん、小湊さんありがとう。

さて、マカオについて、とりあえず女の子7人で行動する。
行き先はポルトガル料理屋。ガイドブックに載ってた。
優秀な和代ちゃんというナビゲーターのおかげで私たちは迷うことなくマカオを動きまくる。
ポルトガル料理屋さんは親切でした。
日本人か韓国人かを確認され、日本人だと分かると、店員さんは魚介類のリゾットとカレーで煮込んだエビ料理を勧めてきました。
勧められたので、それを注文し、ポルトガルジュースというフルーツ味の炭酸飲料も注文。
・・・どのへんがポルトガルジュースなのかは不明。
でも、すごく美味しかったです。
日本人は確かに好きな味だと思う。

その後、世界遺産に指定されたという町へ。

やはり、ここでも旧正月だからでしょうか?
キレイに飾られていました。一つ疑問だったのがこの写真。

何で、戌の次が子なんだろう??
今年は確かにネズミ年だが、去年はイノシシ年だから、亥のはずでは・・・??

さて、マカオにはエッグタルトがたくさん売ってます。

すっごく美味しい。
あ、でも神戸屋で売ってるプリンタルトとかそんな名前のパンと味はよく似ています。・・・というか同じ??

マカオでよく見たのが、こういう店。
ちなみに売っているのは乾燥してジャーキーっぽくなっている肉。でも形は平べったい四角。
怪しすぎて、味見をすることもできなかった。

マカオといったら、ココでしょう。
聖ドミニコ教会。


ここの教会は必ず中に入りましょう。
ありえないくらい美しい教会です。
祭壇や、それ以外の装飾、彫像どれもとてもキレイ。
とはいっても、信者さんもいるし、神聖な場所なのではしゃぐことはできませんが。
でも、写真はみんな撮ってました。なので、私もこっそり撮らせてもらいました。

次に向かったのが、聖ポール天主堂跡。

台風時の火事によって消失したらしい。かつて、東洋一美しい教会ともいわれていたらしい。イエズス会により建築され、日本史専攻なら必ず知ってるアレッサンドロ・ヴァリニャーノ神父の遺骨もここから発見されている。
墓域が一応保存されており、遺骨などもその場に安置・・・というか展示されていた。

この教会跡は裏から回って、のぼれるようになっている。
窓から見える景色はなかなか。
左前方にみえる、怪しい形のビル。
どうやら、香港と同じくマカオのビルもアンバランスな形をしている。

教会の案内板をよく見ると、すべて「し」が「レ」になっている。

他のところでは「れ」と「わ」が混同されていた。
・・・なんとなく気持ちは分かる。

そんな素晴らしい教会の目の前によくわからない像。

いったい何の像なのかまったくもって不明。
誰かさんが最悪な写真をこの像と一緒に撮っていた。

もうひとつ、こんな像も。

でも、こっちはポルトガル人風の男性と中国人風の女性が手を取り合うという、ちゃんと意味のありそうな像でした。


なんかよく分からないけどスゴイ木。

マカオのポストはなんだか可愛らしい。

涼子ちゃんが「成人店」なる看板を見つけていました。
読んで字のごとく、そういう店のようでした。
堂々とこんな看板が出ていることにちょっと驚きます。

さて、マカオの街には別れを告げ、港近くのテーマパークへ移動。
火山の体験アトラクション・・・だと思って入ったら火山展示場みたいなところでした。
中は暗く、こんな感じの不気味なオブジェがいっぱい。

ここはなんだったんだろう・・・??

帰りのジェットバスでももちろん酔います。
香港に帰ってからは自由行動だったのでもう一箇所博物館に行こうとはなちゃん小湊さんを誘うも、なんと、香港の博物館は火曜日が定休日。
しかも、シナントロプスの展示をやっていると思って行ったのにどうやら恐竜映画の上映をやっていたらしい。
事前にきちんと調べましょう・・・。

この3人で夕食をとる。ちょっと高そうな中華料理。前日に行ったのと同じデパートにある。フロアが違うけど。
通された席の目の前にいかにも特別室っぽい部屋のドア。
そしてそのドアには「陳先生」という文字。
次々に運ばれていく料理たち。
一体中にいるのはどんな人だろう??
マフィア???まさかね。
でも、ココのお店はちょっと高級っぽく、スープやチャーハンなどは店員さんが取り分けてくれていました。
食前に「ストロングティー」といわれ、えらく濃いプーアール茶を出された。
この店は美味しかった。日本語のメニューがあるのも嬉しい。
季節の野菜炒めとか、最初に運ばれてきたときはチンゲン菜だけ炒められていたので少ばかりがっかりもしたけど、食べたら本当に美味しかった。

デザートには許留山というお店のジュースを買う。
私はスイカジュース。
チェーン店なのでけっこうあちこちにある。
美味しいし、量も多いし、店もきれいだし、おススメ。
ガイドさんもおススメしていた。

その後、女人街へ。
コスプレっぽい服や、アクセサリーなどでにぎわう。
金魚街など、ペットショップがたくさんある通りなどもあり、なかなか楽しめる。




香港での日々その2

2008年02月24日 22時21分35秒 | 旅行記
2月18日

香港2日目。前日の夜、みんなで集まって飲んでたからなんとなくだるい。
朝食はよく分からないパン。
中にチョコレートクリームが入っている。
でも多分大丈夫。だってセブンイレブンで買ったから。
そう。香港には日本のコンビニがたくさんあります。
サークルKもあった。
そういえば台湾にもコンビニたくさんありました。
むしろ台湾は日本のコンビニしかなかった。
ちなみに、香港で私たちが愛用していたホテル近くのセブンイレブンには、朝青龍そっくりの夜勤店員さんがいました。
男共が騒いでいたので、見に行ってきました。
そっくりでした。まさに朝青龍をそのまま小さくしたかのような女性。
そう、女性なんです。女性に対してなんて失礼な男共だと思うのですが、似ているものはしょうがない。本当に似ていた。
よく喋るガイドさんが「香港人はプーアール茶を飲むから太らない」といって、盛んにプーアール茶を勧めてきました。
嘘だったんだなーと思いました。

バスが迎えに来ました。

1人遅れてガイドさんちょっとキレてました。

どこに案内されていたのか、実はあんまりよくわかりません。
ビクトリア・ハーバーのあたりでしょうか・・・?

ここで、怪しげなお坊さんっぽい人になおちゃんがコートを摑まれ、怪しげなお札を渡されていました。
しつこくて、ビビる。実際結構怖かった。

オペラハウスもどき(香港コンベンション&エキシビジョンセンター??)や、

よくわからない金色の塔。
ちなみに、翌日行くマカオでも、同じような金の塔がありました。

これがマカオの金。
なんなんだろう??

さて、次に向かったのが金持ちの町。

ジャッキー・チェンとかが別荘持ってるのはこの辺だそうです。
でも、香港ビルしかないよ。
別荘って一軒家じゃないんだ・・・。
ちなみに、この海はサメがでるらしいです。
香港のビルは基本的に背が高いです。
420メートルあるとかガイドさんは行ってました。
しかも、バランスの悪い形が多い。
一番驚いたのがこんな形のビル。
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なんで下のほうが細いのか全く持って不可解。
写真を撮り忘れたことが悔やまれる。
そして、香港の建物は基本的に足場を竹で組んで作ります。どんなに高いビルでも足場は竹です。たしか、ラッシュアワーという映画にそんなシーンがありました。
そして、香港では洗濯物も竹の棒に干します。
ベランダからにゅーっとのびた竹の棒に一列に洗濯物が干してあるのは笑えます。


なんか、よく分からないけど、この象を触りまくって、その手をポケットにしまえば、お金がたくさん入ってくるらしいです。
みんな触りまくってました。私も触りました。

その後、夜景で有名なビクトリア・ピークへ。
いろは坂もびっくりな坂道をバスが疾走。
車酔いで景色どころじゃない私。

ビクトリア・ピークからの景色はこの写真一枚しか撮っていませんでした。
そういや、ここのお土産センターには懐かしいものを発見。
モトヨさんに見せたかった。
男女混合像の民間人版。
北京のもの以上に生々しく、写真を撮るのも買うのも憚られた為、お見せできないことが残念。

その後、シルクの店や宝石店などに行くも、私たちが全く興味を示さなかったためガイドさんが、漢方店には行かないという案を提案。
漢方店には行かないことになる。
シルクにしても宝石店にしても店員さんの日本語は関西系のノリでした。
そのほうが売れるんでしょうね。
危うく寺院行きまでキャンセルになりそうだったが、行きたいと主張したら寺院には行くことになりました。言ってみるものである。
太一くんありがとう。

しかし、この寺院でどうやら半ちゃんがデジカメケースをなくした模様。
この寺院ではみんなかなり真剣に祈ってました。
ちょうど今が旧正月だったせいでしょう。
この煙、多分お線香だと思う。お祈りしている人は果物にぶっといお線香を刺し、膝をつき、おみくじみたいなやつをガサガサふってました。
このタイプの中国風おみくじを昔中華街でひいたことがあります。
新年早々大凶をひきあてるという素晴らしい思い出です。

昼は飲茶。
そして免税店にて解散。
その後、今度は博物館に行きたいと主張した結果、みんなで行くことに。
すまないね。
行き先は香港科学博物館。

エネルギーというか、電気というか、そんな感じの展示がたくさん。
あとは人間の運動能力についてとか。
懸垂したりするところもありました。私の懸垂記録は2回でした。
面白かったです。野生の動物を撮った写真展なんかもあったし。
寝転がると下から針が出てきてその針が体重を支えるというすごいベッドとかもありました。
この博物館の職員さんは感じのいい優しい人が多かったです。
機械や器具の使い方まで丁寧に教えてくれます。
ショータイムの始まる時間もちゃんと教えてくれます。

夜はデパートの上にある中華料理を食べ、シンフォニー・オブ・ライツという光のショーをみて、再びビクトリア・ピークへ。
香港島へ渡る船に乗る際、船員さんとのやりとりで太くんが最終的に日本語で「わからない!」と連呼しているとき、彼を尊敬しました。
その度胸が肝心ですね。
ビクトリア・ピークへ行くには車で行くかトラムに乗るかの選択肢しかありません。多分。
今度はトラムに乗りました。ガイドさん曰く、傾斜角度45度だそうです。
嘘だろ・・・と思うのですが、実際乗ると45度あるかもしれないと感じます。
夜、展望台の上は息ができないくらい風が強く、けいちゃんは吹き飛ばされていました。




香港での日々その1

2008年02月24日 00時36分22秒 | 旅行記
卒業旅行第1弾として、香港に行ってきました。

2月17日。

出発日。成田に8時40分集合。
とりあえず、4時に起きる。母親に頼み込んで最寄り駅まで送ってもらう。
最寄り駅から成田行きリムジンバスに乗り込む。
到着予定時刻は8時25分。
結果、成田には8時前についてしまう。
しょうがない。リムジンバスとはいえ、バスはバス。
時間通りに運行しないのがバスの最大の魅力である。

成田では特にゲートを間違えることも、出国審査でひっかかることもなく無事に出国ゲートをぬける。
途中、回転ドアの回転方向を間違えてぶつかったって気にしない。
出国できればいいんだから

香港は広東語らしいですね。
つまり、大学で学んだ北京語はあまり役に立たない。
英語の辞書もってくればよかったなーと思いつつ、そうだ。本屋で立ち読みしよう!
旅の指差し会話的な本の緊急時編というのは、一体どういう場面で使うのかよく分からないものがたくさんあります。
おススメはこれら。ね、涼ちゃん。
How low can you get.
You are disugasuting.
I didn't mean that.
Don't touch me.
Leave me alone!
ちなみに、日本語で言う「ちょっと!」は「Hey!」らしいです。

飛行機に乗り込んでコートを上に上げようと思うが、そこには既に他の人の荷物が・・・。
途方にくれた私はうっかり「この荷物の上にコート置いたら殺されるよね」と愚かなことを口走ってしまう。
いつの間にか後ろに立っていたお兄さん「僕の荷物の上だったらどうぞ」

・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・

挙句、私の背では棚に届かなくて、私と友人のコートをお兄さんは上げてくれました。親切なお兄さんありがとう。
でもお兄さん、1人で棚3つも使うなんて、荷物持ち込みすぎだよ・・・。

飛行機の中ではディズニーのターザンみてました。
本当はアルマゲドンが見たかった。
でも、アルマゲドンは何かのカードを持っている特別な人しか見れませんでした。
所詮、貧乏人には縁のない話です。
エコノミーシートにもさらに格付けがあるなんて・・・。
なんていっても、格差社会を感じる暇も無く、結局はターザンに熱中していました。
その間、次々に運ばれてくる食事たち。
最後にデザートのアイス。
クソ硬いアイス。隣のおじさんは噛めなかったらしく、アイスをホットコーヒーにつけて溶かしていました。
そういえば、隣のおじさんに常に日本語で「すみません」とかいって座席の前を横切っていたが、中国人のおじさんだったということにだいぶ後になって気づきました。

香港についたら、意外と寒かった。
入国審査では、パスポートの写真と私の顔をガンガンに見比べられました。
パスポートの写真は受験期にスッピンで黒髪を一つに結んで撮ったもの。
今はさすがにスッピンじゃないし、しかも茶髪で、おろしている。
何度も見比べられた挙句、隣で審査している人にまで確認され、それでも疑っている奴ら。
別室に連れて行かれなくてよかったと心の底から思う。

香港で待っていたのはものすごい勢いで喋り捲る現地のガイドさん。
とにかく、我々一行が香港人に対して疑心暗鬼になるくらい、香港はスリが多く危険だと脅されまくる
実際には友人の鞄の蓋が開いていたら閉じたほうがいいと教えてくれた親切な香港人もいたが、そういって注意を促さなきゃいけないくらい現実問題としてスリは多いようだ。

荷物をホテルにおく。チップを取られないように荷物は自分で部屋まで運ぶ。
ここでもみんな疑心暗鬼。
隙を見せるな、してもらうな的なオーラを発しているすごい集団。

夜、街に繰り出す。尖沙阻という駅まで地下鉄にのる。5ドル。
インド人というか、中東っぽい感じの人たちの勧誘がすごかった。
結局、糖朝というお店で食べる。おいしかった。
お店の人たち親切だったし。でも、お店の人たちにずっと笑われていた気がする。

理由①:運ばれてきたジャージャー麺を、「こいつら食べ方がわからないんじゃね」と店員に思われてるんじゃないかというくらい、全員で眺め続けていたこと。
理由②:殻とか、そういうものを置いとく用のお皿を使って全員食べてたこと。
理由③:パパがテーブルからコインを落として、それを一生懸命追いかけて行ったこと。
理由④:半ちゃんが広東語を使おうとしていたこと。

アヒルの煮込みを食べました。やたらと小骨が多かった。
デザートも食べました。美味しかった。だけど、タピオカがおおすぎる。
マンゴージュースのはずなのに、液体よりタピオカが多かった

夜景を見に行く。きれいですね。
ガイドさん曰く、今はビルがたくさんあるから100万ドルではなく、1000万ドルの夜景なんだそうです。

ここには、香港映画スターの手形や、ブルース・リーの銅像やらがありました。


夜景を見た公園では色々禁止されていました。

でも、この公園は街灯が異様に多く、うちの近所の100倍は明るいんじゃないかと思います。1メートルおきに左右に街灯がある感じ。すごい無駄遣い。
ここの公園にはエレベーターも設置されていましたが、博物館の資料移動用のエレベーターのレベルで動きが遅かった。

帰り道、インド人だか中東系の人だかが相変わらず声をかけてくる。
しつこい。しかも「ニセモノの時計あるよー。ニセモノ見ていかない?」という。
最初からニセモノかよ・・・。

この近くにあるデパートの名前は「新世界中心」。

「New World Center」
なんだかすごい。

そういえば、香港の非常ドアにはなんだか切羽詰ったものを感じます。

日本の非常ドアみたいにのんびりしていたら、逃げ遅れてしまうかもしれません。




山梨に行ってきました

2007年10月14日 21時43分34秒 | 旅行記
2週間くらい放置してただけなのに、ブログペットが勝手に私のブログを更新してる・・・。

昨日、くろさんのところに涼ちゃんこーすけくんこみなとさんと行ってきました。
山梨ー
今回は景色を最高に楽しめた1日でした。
わっほい♪

西沢渓谷ってところでハイキング

きれいな所でした。
ちょっと紅葉には早かったけど。
かなり険しい所でした。

つり橋は1人ずつしかわたれませんwww

落石注意、足元注意。鎖づたいに歩いていきます。
でも、何より気をつけなきゃいけないのは川です。川!

「最近、足腰丈夫になったのよ♪」、と調子に乗って川べりの岩の上で遊んでたら、落ちました。川に。
滑ったんです。
他のみんなは滑らなかったのに。
私1人ぬれました。
人間、謙虚が一番です。

でも、景色は最高です。
多分10kmくらい歩きました。
やべー、筋肉痛かよと思いましたが、その後温泉に連れてっていただいたおかげで筋肉痛は免れました。
ほったらかし温泉ってところ。
夜景が最高でした。甲府盆地を見渡せます。
山梨、何度か行ってるんですがいつも入りそびれてしまう。
山梨は温泉がたくさんあります。

温泉の近くにある動物公園のお猿さん。多分、こいつがボス。
きっと温泉に入りたいんでしょう。

そして、くろさんの車に上着を忘れるというドジを最後にぶちかまして、帰宅しました。

もう、山梨はかなり涼しいですね。
そして、夜9時過ぎるとお店はどこも閉まってます。
駅前のスタバも閉まってます。
でもそのぶんのどかです。
なんてったって、料理が20分毎に1品ずつでてくるww
おいしかったけど。
おかずが全て食された後、ごはんが出てきました。
運んできてくれた店員さんの「あらーおかずなくなっちゃったのねー。食べられるー?」というコメントがうけました。
山梨は今、大河ドラマ風林火山でにぎわってます。
上杉謙信はガクトです。
おそらくこのドラマ唯一のビジュアル系です。
そしたら、先週のテレビへの投稿欄に40代の女性から「初恋の乙女のような悩ましげな表情・・・」みたいなものがありました。なんだそれ。
でもその投稿を見て以来、家族全員で風林火山をみています。ガクトの乙女のような悩ましげな表情がどれなのか、未だに分かりません。
また遊びに行きますー





ちなみに今日は早稲田大学の縄文シンポジウムに行ってきました。
そろそろ、卒論書き始めなきゃヤバいみたいです。
・・・・・・もうすでにヤバ・・・