高橋真樹【Official】/ シンガーソングライター[blog]

2021年10月2日(土)「高橋真樹 20周年記念コンサート@札幌/サンピアザ劇場」開催決定!よろしくお願い致します!

『動』セルフライナーノーツ

2019-01-07 21:21:16 | Singer Song Writer 高橋真樹【日記】
ご好評いただいている、高橋真樹 2001~2007年の復刻盤『動』と『静』(共に各会場販売&通信販売の取扱)。ありがたいことに初版完売、そして増版決定となりまして、更に各盤をお楽しみいただけるよう、各セルフライナーノーツを掲載します。

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【動 2001~2007】高橋真樹

01 心傷風景 (2006年『Kyukyoku』)

しょっちゅう東京に行っていた時代。『ぴあ』で色丸をつけたライブハウスへ向かっては、「北海道から来たんです!」とひたすら門を叩いていたっけなぁ。山手線を乗り継いで、ごった返す駅のホーム。あふれんばかりの終電の中、ギターケースを必死で抱えたのも記憶に新しい。サビの連呼は語尾に細かなニュアンスを表現。ギターはLarriveeで一発録音。

02 テルテル忘ズ (2006年『Kyukyoku』)

「明日を見るぞ!」しかなかった時代。当時、STVテレビ「なまおん」という音楽番組でスタジオ披露させていただいた曲。確か、24時間テレビの地方版でSTVホールで歌わせていただいたこともあったなぁ。ギターはLarriveeで一発録音。

03 ひさびさ涙くん (2006年『Kyukyoku』)

とある運送会社で年末短期のバイトをしたことがあった。雪降る中、抱えるように重たい荷物を持っていき、チャイムを鳴らせば不在の嵐。そんな背景が…。ギターはLarriveeで一発録音。

04 器/UTSUWA (2004.12.17 旭川LIVE @CASINO DRIVE)

ジョイントライブが主流だった時代、例えば、5組中4組がバンドで、弾き語りは僕1組だけ。バンドとバンドの合間に出演が組まれては、やっぱり「弾き語り」が持つ従来のイメージのもと、お客さんがスーっといなくなる。どうすればお客さんがついてくれるのかを思案して、「ひとりバンド」を目指そうと挑んだ「はしり」となった1曲。ギターはTakamine。

05 ガラス細工 (2002年『原点回帰』 )

これは忘れもしない、旭川の夏の風物詩「さんろくまつり」。当時は音楽もののコンテストがあり、グランプリは何と賞金10万円!実はその前日、札幌で行われたとあるオーディションで、ギターが壊れ、それに輪をかけるように、審査に破れた悔しさとで、明くる日、必死に臨んだ「さんろくまつり」。演奏中、指から血が出るわ、雨で感電するわで大変だったのですが、弾き語り初のグランプリをいただきました。ギターはReedman、多重録音。タカさんのdelayは、何と!ライブでも実現。

06 木の芽どき (2001年『真骨頂』)

この歌自体は18歳の時に出来ていた。社会風刺の1曲。2001年からの約5年間は、ライブ定番曲だった。「豆腐の角にぶつける頭はない」と今でも思う。ギターはReedman、多重録音。

07 三途の川でバタフライ (2007年『響』)

大いなるラブソング。決して茶化しているわけでなく、本当にそうだった。意外とリクエストをいただいている唄。ギターはGUILDで一発録音。

08 雨あがる (2006年デモ)

「そうだったなぁ、俺。」と回顧するのは容易くて、「それはそれでよかったなぁ」と思えるように。現在では歌詞も曲調も変えて歌っている1曲。ギターはLarriveeで一発録音。

09 蘇生 (2003.11.21 東京LIVE@四谷天窓)

このテイク、じみに気に入っているんです。12年後のアルバム『巡』に繋がる1曲になったかなと。ただ、長いので、心して聴いてください…。 ギターはTakamine。

10 シビア (2001年『音楽三昧』)

この歌こそが、高橋真樹の原点。旭川・アーリータイムズ・野澤さんとの出会いは、この歌から始まった。また、歌ってみるのもありだなぁ。18歳制作曲。ギターはReedmanで多重録音。

11 To Yuji (2002年『原点回帰』)

初期の高橋真樹を押し上げてくれた1曲。ふるさとの札幌で「よさこい」が行われていた。すすきののど真ん中、僕は雑踏を避けて、閉店後のシャッターにもたれつつ人波を眺めていると、一人の幼子が泣きじゃくり、道に迷っていた。そんな様子から着想を得て、携帯電話に歌詞を打ち込み、15分で曲を作った。この歌は当時、STVラジオ「ライブスピカ」というオーディション番組で、北海道中のミュージシャンが集まり、その中で弾き語り初のグランプリをいただいた1曲。ギターはReedmanで多重録音。

12 モンシロチョウ (2007年『響』)

これまたリクエストが多い曲。オープンチューニングでの曲作りは、この歌が広げてくれた感がある。洋楽的要素を散りばめられたかなと。ギターはLarriveeで一発録音。

13 伝言 (2006年『Kyukyoku』)

「代表曲」という言い方が僕は得意ではないのだけれど、自分の中ではずっと「核」として存在している歌。この歌が出来たきっかけは…色々あるわけで(笑)

この歌だけは演奏も録音も全部自分でやりたかった。今ではPro tools等々、機材も充実化してきているけれど、当時はMTRでの作業で、ベース、キーボードも挑戦した。アレンジは、現在5パターン。曲の芯は変わらない。「デビュー盤には絶対に入れたい!」と頑として譲らず、のちに1st.Album『Expressong』に収録された。ギターはLarriveeで多重録音。

14 嘲笑 (2005.5.29 札幌LIVE@ペニーレーン24)

『狼たちの時代』という写真集を見て、心抉られたフレーズがサビとなった。2度目のSTVラジオ「ライブスピカ」出場曲。ひとりの人間がもうひとりの自分と対峙している印象を綴った1曲。ギターはLarrivee。

15 東京ノ空 (2006年『東京ノ空』)

山手線の駅名を全て順に、ラップ的に乗せられた時、「お、やるじゃん、俺!」と密かに一人ほくそ笑んだのは秘密。今では、一部の歌詞を変えて歌っている。ギターはお借りしたMartin D45で多重録音。

16 拝啓Sapporo (2006年『Kyukyoku』)

この歌は2006年の1月にできて、すぐレコーディングに臨んだ1曲。当時の僕の中では、「覚悟」というものを見るならば、まさしく当時の「覚悟」だったのだなぁと思うのです。のちに1st.Album『Expressong』に収録。僕の歌を初めてカバーをしてくださったのは、釧路の方でこの歌だった!ギターはLarriveeで一発録音。

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INFORMATION(敬称略)
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01/07(月)旭川「Private Live」
01/11(金)旭川「星野リゾートOMO7旭川」①
01/12(土)旭川「星野リゾートOMO7旭川」②
01/15(火)発売「北海道経済」紹介記事掲載
01/18(金)旭川「星野リゾートOMO7旭川」③
01/19(土)旭川「eyewearshop 北斗」
01/23(水)旭川「FMりべーる」※生放送20:00~
01/25(金)旭川「星野リゾートOMO7旭川」④
01/26(土)旭川「アーリータイムズ」※vol.145
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02/02(土)札幌「歌酔倶楽部ありがとう」
02/03(日)札幌「Private Live」
02/23(土)旭川「アーリータイムズ」※vol.146
03/30(土)札幌「LIVEHOUSE LOG」
04/13(土)札幌「歌酔倶楽部ありがとう」
04/27(土)釧路「喫茶えいが館」
04/28(日)中標津「cafe just one」
05/11(土)富良野「エデン」
05/18(土)網走「ちぱしり」
06/29(土)札幌「歌酔倶楽部ありがとう」

【高橋真樹 Official Web】→こちら

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2001~2007年の復刻盤
『動』と『静』増版決定!

■【動】2000円(税込) ※16曲入
■【静】2000円(税込) ※15曲入
全作詞・作曲・唄: 高橋真樹

[取扱]各ライブ・イベント会場、通販
[仕様・形態]CD-R、歌詞無・オビ有、OPP包装

■ 2タイトル同時ご購入特典 ■
『流れ星』(1st.Album『Expressong』デモ曲)

【CD通販】
氏名・住所・希望枚数を記載の上、
masakiacoustic@icloud.com まで御一報下さい。
折り返しご連絡致します。
※送料 全国一律300円(税込)。

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『To Yuji』(2002年・STVラジオ「ライヴスピカ」弾き語り初グランプリ受賞曲 /『動』収録) 各ストアにて配信中!

◆【To Yuji / 高橋真樹 (2002年)】

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