21日の給食に「ゆずウインナー」が登場しました。
箕面の特産物、ゆずを守り育てていくために、箕面市内の各お店が商品を開発して売り出しています。
箕面市止々呂美地区のゆずは「実生ゆず」といって「接ぎ木(つぎき)」をせず種から育てます。
中には樹齢80年以上の物もあるそうです。
ゆずは山の斜面に植えられます。大きく育ち実をつけるまで15年以上もかかるとか・・・
太陽の光がよくあたるように枝をはらったり、収穫しやすいように横に枝をのばしたりと世話は手作業。
収穫も手作業で行います。その際、皮に傷がつくと商品の値打ちが下がり、出荷できないそうです。
「傷がついただけで売れないなんてもったいない!」「生産者さんを応援しよう!」
ということで、傷がついたゆずの皮を使って香り豊かなウインナーが売り出されています。
作り方も本場さながらの手作りウインナーです。
肉をあらびきにし、ゆずの皮とスパイスを加えて、羊腸(羊の腸です。本場のウインナーは動物の腸を使うんですよ)につめ、加熱します。
「少しかたいな」と感じた人もいたかもしれません。肉の食感とゆずの風味がわかるうシンプルな味のウインナーでした。