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強い気持ちで生きていきたい

大きな力を与えてくれたスーパールテイン

活性酸素の大きさ

2005-06-05 14:02:40 | 活性酸素
活性酸素の大きさ
しばらく更新していませんでした。
BBフォンのステーションが壊れてしまい、ネットに接続できませんでした。
少し前にも接続できなくなり、そのときは何とか回復させたのですが、今回はどうにもならずにステーションの交換ということになりました。
ハードのトラブルだけはなんともなりませんね。

活性酸素についていろいろ調べているうちに疑問に思うことがありました。
活性酸素ってどのくらいの大きさなのだろうということです。
活性酸素=酸素分子として大きさを捉えてみます。
大体のところですが、1オングストローム程度の大きさになります。
1オングストロームといってもピンとこないですよね。
1オングストロームは1億分の1センチメートルです。  
もっとわからなくなったでしょう。
地球の大きさが直径1万3千キロメートルですからその1億分の1は13センチメートルです。
直径13センチメートルの球体ってなかなか見つからないのですが、ソフトボールが直径10センチメートル弱ですからそれより2回りほど大きいものと考えてもらえばいいと思います。
大き目のソフトボールと酸素分子の大きさの関係は、地球とビーダマ(直径1センチメートル)くらいの大きさになります。
たった一つの酸素分子が活性酸素になったとしてもそれは何の影響も及ぼさないのでしょうが、地球上における環境破壊と同じようなもので森林の伐採、砂漠化現象、地球温暖化等が進めばやがて人類の滅亡にも繋がっていくように、私たちの体内でも活性酸素が増大していけば細胞が破壊され、器官が損傷を受け病気を引き起こし、死へと導かれて行くのです。
宇宙の世界と分子の世界は共通点があるといわれますが、私たちの体内と地球も案外同じ物なのかもしれませんね。
話が飛躍してしまいましたが、イメージだけでも掴めていただけたらと思います。


活性酸素講座 その3回目

2005-05-03 13:10:35 | 活性酸素
久しぶりに活性酸素について書いてみます。
活性酸素にはいくつかの種類がありますが、ここでは体に影響を及ぼす代表的なものを取り上げてみます。

《スーパーオキシド》
反応性は低い活性酸素であり、スーパーオキシドを消去してくれる酵素(スーパーオキ   シドディスムターゼ)も、通常は体内に十分あるのであまり害はないが、ここから発生          
するヒドロキシラジカルが非常に危険な物質である。
《過酸化水素》
スーパーオキシドからの反応で発生する活性酸素であるが、非常に安定している物質で  
ある。 消毒薬で使うオキシドールも過酸化水素水です。
情報伝達や細胞増殖活性など、生命活動に深くかかわっている活性酸素であり、生命維持
に欠くことのできない物質である。
ここからもヒドロキシラジカルが発生する。
《ヒドロキシラジカル》
非常に反応性の高い活性酸素であり、もっとも危険な物質である。
反応時間も非常に短く、発生した瞬間に他の物質と反応する。また、ほとんどの化合物 
と反応するため、そこに遺伝子があれば遺伝子を破壊し、脂肪があれば反応して過酸化   脂質を作り出す。
《一重項酸素》
光による反応で発生する活性酸素。 通常、酸素と呼ばれているものは三重項酸素であ 
り、そこから光反応により一重項酸素が発生する。
その性質から、癌の治療や重症の新生児黄疸の治療にも利用される。

このように活性酸素とは単一の物質ではなく、いくつかの種類があるのです。
また、排気ガスで問題になっている窒素酸化物のNOxは活性窒素であり、同じく反応性の高い物質であることから、公害を引き起こすことが注目されています。
活性酸素とは分子状態が不安定な酸素であることがわかると思います。
不安定な酸素分子は安定しようとして他の物質と反応します。
この分子レベルでの反応が積み重なって細胞を破壊し、それが拡大してさまざまな病気を引き起こすのです。
活性酸素はほとんどの病気に関与しています。
病気が発生するメカニズムは違っていても、その最先端で分子を破壊し、細胞を破壊していくのは活性酸素なのです。

サプリメントであるスーパールテインを使用している人の中で、さまざまな症状が改善されています。
白内障、緑内障、アトピー、高血圧、糖尿病、リュウマチ、………
医薬品の常識ではひとつの薬剤が範囲を越えたさまざまな症状に効果があるということは考えにくいことなのですが、スーパールテインを使用している人たちの間では当たり前のように起こっています。
「そんなことはありえない」と思う方も多いかと思いますが、活性酸素のメカニズムを理解していくとそれは何の不思議もないことなのです。
人間の体内にももちろん活性酸素に対応できるシステムはありますが、そのバランスが崩れたり、力が弱まったりしたときに助けてくれるサプリメントがあるととても心強いです。

活性酸素講座その2

2005-04-17 21:44:08 | 活性酸素

前回はミトコンドリアで活性酸素が発生するところまでいきました。
生命を維持するためには常に活性酸素が発生するのです。
ここでまったく意外な展開として、活性酸素の人体における重要な働きについて考えてみましょう。
えっと思われた方も多いでしょう。  活性酸素って人体に有用な働きをするのでしょうか。 答えはYESです。
活性酸素の代表的な働きとして、ウイルスの駆除に有効に使われています。パソコンのウイルスではなくて正真正銘のウイルスです。
一例として免疫細胞のひとつであるマクロファージは、ウイルスを自分の体内に取り込み、
活性酸素により、ウイルスを死滅させるのです。マクロファージにとって活性酸素は重要な武器なのです。
もうひとつの大切な役割として細胞のアボトーシスに深くかかわっているということです。
耳慣れない言葉を使ってごめんなさい。 アボトーシスとは自然死ということです。
つまり、新陳代謝の過程で古い細胞を処理していくのにも活性酸素が使われるのです。
これはまだ勉強してないのですが、体内における情報伝達にも活性酸素はかかわっているということです。
ウイルスとか情報伝達とか、パソコンの世界と同じですね。
少し話はそれますが、そもそも活性酸素の存在が知られたのは、電子顕微鏡が使われるようになってきてからのことなのです。
電子顕微鏡の出現によって微小世界の観察ができるようになったことを背景にして、
生命活動を分子レベルで解明していこうとして生まれてきたのが、分子生物学とか量子生物学という分野です。(この二つの違いが何であるのか、残念ながらまだ知りません。)
その研究の過程で活性酸素の存在が発見されたわけです。

活性酸素講座 その一回目

2005-04-14 23:21:23 | 活性酸素
このごろではエアコンのコマーシャルにまで活性酸素が登場する時代ですが、活性酸素っていったいなんでしょうか?
すっごく元気のいい酸素みたいに聞こえるでしょう…本当かな。
活性酸素の正体はとっても寂しがり屋の、とっても不安定な酸素なのです。
何でそんな寂しがり屋の酸素が生まれるのでしょうか。
それは、細胞の中にあるミトコンドリアの働きによるものなのです。
ミトコンドリアって何でしょう。ん…・ん わからなくなってきた。
あんまり深く入ってしまうと迷子になってしまうのでここは簡単に説明しておきます。
ミトコンドリアとは細胞の中にあってエネルギーを作り出す器官です。
ただ、ミトコンドリアは細胞に寄生するまったく別の生命体であるという説もあります。
ま、そこら辺は軽くかわしておいてください。
そのミトコンドリアがエネルギーを作るときに使うのが酸素です。
酸素という物質はとても反応しやすい性格を持っています。
酸素がゆっくりと反応すると錆を発生します。
もう少し早く反応すると燃焼を起こします。
さらに激しく反応すると爆発となります。
怖いですね。  でも、とっても大事な物質なのです。
なぜかというと、酸素は小さなエネルギーで反応できる物質だからです。
ということは、反応のときに起こる発熱量が少なくて済みます。
これはとても大切なことです。 体にかかる負担が少なくて済むからです。
ですから、酸素は生体のエネルギー生成にとって理想的な物質なのです。
強大なエネルギーをもつ酸素を小さく小さく切り刻み、細胞の中の小さなミトコンドリアでエネルギーに変えているのです。
非常に合理的な作業なのですが、ここで必ず発生するのが活性酸素です。
さあ、本題に入ってきました。
というところでいつものコマーシャルじゃないけど続きはまた明日となります。
眠くなっちゃった。
明日は浜松まで出張です。  土曜日か日曜日には続きをアップします。…んで、許してね。