ボンボンを買いに・・・

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今更ながら、そうだったのか!「接吻」の歌詞の意味。

2020-06-24 17:00:36 | 日記
はぁー、、、、
実は、6月6日の余韻がまださめやらず、
私にとってのお祭りはまだ終わっていないカンジである。
オリジナル・ラブ聴きまくり。
これまでAWAで聴いてたことを反省し、CDも買おうと心改めた次第。(笑)

新品を入手するのが難しい盤もあるみたいやが、できるだけ買いそろえていきまーす。

ところでよ、オリジナル・ラブといえば「接吻」

言わずと知れた、オリジナル・ラブの代表曲にして、平成の名曲。
30年近く前の曲だけど、今でも歌い継がれているのだ。
私だってもう何度聴いたか数えきれない。もちろんそうでアルよ。


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


私はこれまで、目下熱愛中のラブアフェアを描いた曲と思っていた。
でもこのたび、今さらやけど。
歌詞をちゃんと読んでみたのさ。
そしたら、あれ??・・・と気づくことがあった。

実は、そうではなかった?!


・・・というのは、見て欲しい。
下の赤字の部分。

何気なく同じ言葉を繰り返していると思い込んでいた部分が・・・・
そうじゃなかった。そうじゃなかったんだよ!!



*★*―――――*★*―――――*★*

接吻

作詞 田島貴男 
作曲 田島貴男 


長く甘い口づけを交わす
深く果てしなくあなたを知りたい
fall in love 熱く口づけるたびに
やけに色の無い夢を見る ※1

Ah…どこか物足りない今日は
あなたの濡れた眼差しが嬉しい
何時の間にか枯葉色のtwilight
子供のように無邪気に欲しくなる

長く甘い口づけを交わす
深く果てしなくあなたを知りたい
fall in love 熱く口づけるたびに
痩せた色の無い夢を見る ※2

night flight 瞳移ろうように甘く
あなたの素肌冷たすぎて苛立つ
焼けるような戯れの後に
永遠に独りでいることを知る

長く甘い口づけ交わそう
夜がすべて忘れさせる前に
fall in love きつく抱きしめるたびに
痩せた色の無い夢を見てた ※3

甘い口づけを交わそう
夜がすべて忘れさせる前に
fall in love きつく抱きしめるたびに
やけに色の無い夢が続く ※4




*★*―――――*★*―――――*★*



※1,2は現在形なのに、※3で過去形。※4は進行形(でいいのかな(笑))

微妙な違いである。
微妙だけれども、私がこれまで思い込んでいたストーリー。
「目下熱愛中のラブアフェア」というストーリーが、これだと変わってきてしまうのだ。


要するに、「深く果てしなく」相手を貪った恋愛は、
※3のところですでに終わっているのだ。

そして、その先。
※4のところは、その後の恋愛のことを言っているのだ。
そうだったのか・・・・


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆



「濡れた眼差し」
で誘い、冷たい素肌で拒んだ「あなた」は、
男をして「永遠に独りでいることを知」らしめ、その後には登場しない。

激しい恋が終わった後も、男は第2、第3の恋愛を重ね、
しかし「色の無い夢」からは逃れられない。
それは、今も「続く」のだ。この先、何度恋愛をしようと。



☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆


曲の展開だと、※3のあとすぐ次のフレーズ「甘い口づけ…」が畳みかけるように続く。
メロディは全く同じ。
だから、その間にストーリー的に時間差があるなんて思わない。

どうしたって、単なる繰り返しにすぎないと、てっきりそう思って、つゆ疑わず、
ああーなんと、ここまで来てしまったのか・・・・(笑)



・・・・って、違うかもしれないけど(笑)


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.


それはいいとしても、
繰り返し出てくる「色の無い夢」
情熱の後ろに静かに流れる虚無感つうんですかね。

これがこの詞の真骨頂と思う。

『焼けるような戯れの後に
永遠に独りでいることを知る』


・・・・というところは、聴くたびにハッとしてしまう。
何度聴いても刺さる。そこがピンポイントで響くのな。
業というか、なんというか、深遠な・・・。


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.


26かそこらで、こんなオトナな曲を書いてしまった田島氏。
書いた当初より、むしろ、今の彼にこそふさわしい歌のような気がするが。
それが理由でもないやろうが、ライブでは今でも必ず歌うみたい。
まるで26歳の彼が20年30年後の彼のために作った曲みたいだね。


ただ、今現在の彼はというと、むしろ純愛の方に傾いているのな。

これは興味深いだす。
今の彼が書くラブソングは、エロのエの字も無いような、
まるで少年のように真っ直ぐで、いじらしい恋心である。
(「ラヴァーマン」みたいなね)

これについては・・・・また別の機会に譲ろう。
やぁしかし、面白かった。
ネットで見れる歌詞って限られているから、
やっぱりCD買おうよね。

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