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ボンボンを買いに・・・

好きなこと、好きなもの、思ったこと、イロイロ。

初公開!!人生最初の料理本は、高校生のとき買ったコレ。

2015-07-14 19:13:31 | 日記

ジャジャーン!!約束通り、今日はこの本を紹介するだす~~~

 

 

そう。これは前に書いたように、キッシュを作るようになったきっかけの本。

「ちょっとなまいきなCOOK BOOK」。

見ればわかると思うけど、すごい古いしヨレヨレ・・・・

無理もない、これは私が高校生の時に買った本で、それ以来いつも手元にあったちゅうか。。。

久々に開いたら、結構もうヤバイよ。綴じる糊がはがれてきてて、この分じゃぁいつバラバラになってもおかしくない。

焼けてページは真っ黄色だし、大事に扱わなくっちゃ。でも、おかしいよね。

 

これが、裏表紙。


こういう何十年にもわたって愛用してる本に限って、ペーパーバックみたいなちゃちな作り。

無理もない。ギャルズライフ・シリーズって・・・・(笑)当時のティーン雑誌の別冊的扱いの本じゃぁなかったかしらん。

ちょっと豪華なふろくみたい。そもそもが、長期保存用に作られてないんだわ。

 

 

作りはちゃちやけど、中身は結構本格的よ。ルウからではなく、スパイスから作るココナッツカレー、キーマカレー。

イーストを発酵させて土台から作るアンチョビ・ピザ。ライ麦パンとガーリックバターを使ったポーチドエッグ・サンド・・・・

クランベリーやペパーミントを使ったゼリー、ババロア。パンプキンパイ・・・

今では別に普通だけど、当時はハイカラこの上なくて、これが高校生向けちゅうところが画期的やった。ような気が・・・

 

 

そう。ターゲットは、彼のためにちょっと洒落た料理を作りたい女の子。

デートやパーティーのとき、またプレゼントに作ってあげたい料理とか。

アーンド、晴れてウェディングベルを鳴らし、憧れのスイートホームで作りたい料理も載ってる。

今も昔も変わらぬ女子の夢・・・それが詰まってる本なんざんすよ。

(ナーンて言ったら、今の子なら怒ったりすんのかしら)

 

 

かく言う私も、これを見て将来のダンナ様、新婚家庭に夢を馳せた。

高校生の時に買ったコレを、ともに携え大学入学のため上京・・・。

そして今の夫と結婚し、新婚時代はこれを見て料理を作った。

実際、この中のキッシュは、もう四半世紀にわたるウチの定番料理になってしまったよ。

 

 

まぁナー、ここまで書いてきてみたら「あの頃の夢をかなえた」って言えるんだろうけどさ。

実際の結婚生活は、この本にあるがままスイートとはいかない。

そりゃぁ、なぁ。大人の世界にゃイロイロでやんす。あの頃には想像もしなかったコトも、ゴニョゴニョゴニョ。(笑)

 

 

 

ま。高校生くらいの少女っちゃぁ他愛のないモンやね。書いてある文句は、今見れば結構恥ずかしい。

しかし、この本よ。中身を見てもらえばわかるとおり、料理の写真が無いのよね。

ざっくりしたタッチのイラストが添えてあるだけで、実際のイメージがつかみにくいことこの上ない。

まともな料理本であればもちろん、ネットのレシピサイトでもあり得ぬ。今じゃぁまったく考えられないコト・・・

 

 

 

でも、だからこそよけいに?料理に対する想像が膨らんで、そこが私は好きだったなぁ。

「これはどんな料理なんだろう・・・」

写真が載ってたら、想像が入る余地が無いじゃない。

どんな料理かはわからないけど、とにかくウチの母が絶対につくらないような料理。それだけは確かで、眺めてるだけで満たされた。

 

 

 

こんな料理を作るような家庭が欲しい!!!っっって・・・・

切実な思いで、生まれ育った家を出て来た。(ような気がする)

だって実家には、いまだにオーブンが無いんやで。中高生、いや小学生だった頃から、どんだけ憧れてきたことか・・・

オーブンで焼いたお菓子や料理。

マザー・グースのちっちゃい頃から外国の話に親しんできた身にとっては、切実だったんよなぁ、、、

ウチの両親は一向に理解せんようやったが、そうよのぅ。。。

あの年代の人も、それから今の若い子にも、この気持ちはわからんのやろね。

 

真ん中のウチラの世代だけが知ってる憧れ。そうなんやねぇ・・・。

私も忘れかけてたけど・・・今も本棚の隅にあるこの本だけが、それを覚えて伝えてる。

今となっては数少ない、あの頃の名残り、でやーーーんした ♪

 

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初グーラッシュは、幻と消え(泣)。アレやコレやの改善点も。

2015-07-13 15:42:08 | 日記

わーーーー!!昨日せっかくグーラッシュ作ったのにーー!!写真撮る間もなく無くなっちゃった~~~、、、、

やーどうもイカンのよねぇ。日常の中で写真をとる習慣がまだついてなくて、ついつい忘れてしまうのだ。

昨日もグーラッシュ、食べてる最中に写真撮ること思い出した。。。でもまだ余ってるし、明日でもいいかって思ってたら!

朝起きたら、既に無くなっていた、、、、

息子か夫が食べたんやなぁ。。。うーーーん悔しいけど!!

 

 しかたないから前に使ったイメージ画像を・・・・

 

要はそれほど美味しかったの!!でもーーー作ってみてびっくりしたんやけど、出来上がりの量があまりにも少ない。

ネットを見たらいろんなレシピがあるようやから、ちゃんぽんにして作ってみたけど、まぁ一般的な量を作ったつもりよ。それなのに・・・・

まぁエエ。次はもっとたくさん作ろう。

 

参考にさせてもらったレシピ:

 

『ハンガリアングーラッシュ』
⇒ http://amba.to/1HAOopv

簡単なのに本格的!ヨーロッパの牛煮込み・グーラッシュ - お料理ダイスキ!ニューヨークおうちごはん (id:yu666 / @Yu666) http://d.hatena.ne.jp/yu666/20101222/1293041127

* ハンガリアングーラッシュ♪ by ♡cherry♪ http://cookpad.com/recipe/2219877

牛肉のグヤーシュ(グーラッシュ) by Wilküre http://cookpad.com/recipe/2572194

 

 

今回肉は角切りカレー用牛肉400gにしたけど、もっと!倍くらいあってもいいかも。

そしてソースの量も、せっかく美味しいんだからさぁ。もっとタップリ食べたいよ。

そして、最後に載せるサワークリームも・・・・どうやろなぁ。私はいらないかもって思った。

まろやかになるけど、いかんせんクリームは脂肪やから。コッテリ濃厚になりすぎてしまう。

この季節やから、もっとあっさりとスパイシーでいいや。

 

・*:..。o○☆*゜ 今回作ってみたレシピ ・*:..。o○☆*゜

 

①     油を引いた鍋に肉を入れ、焼き目をつけたら取り出す。

②     油を足してにんにくのみじん切りを炒める。次いで、ザクザク荒みじんに切った玉ねぎとキャラウェイシードを入れて炒める。

③     肉を戻し、小麦粉とパプリカを振って、軽く炒める。

④     ザクザク切ったトマトと水、ワイン、塩コショウを加える(具にヒタヒタくらい)。

⑤     ごく弱火で2時間くらい煮る。仕上げにサワークリームを落とす。

 

・*:..。o○☆*゜・*:..。o○☆*゜・*:..。o○☆*゜・*:..。o○☆*゜・*:..。o○☆*゜

 

・・・・ね。やっぱキャラウェイシードが効いてる!甘いエキゾチックな香り・・・わざわざ買いに出かけた甲斐があったわい。

次回からは肉の量を増やし、水分をもうちょっと増やしてみる。そして、サワークリームはいらない。(笑)

 

たったあんだけのっけるのに、高いサワークリーム、わざわざ買うのもバカバカしいよねぇ?

息子は、「サワークリームなんてポテチでしか食べたことない」って言ってた。

ほら、プリングルス?やったっけ?サワークリームのフレーバーがあるやないよ。

んーーーなんか使い道ないかなぁ、、、余っちゃってしょうがないよ。次からは買わない!

・・・そうなのよね。たとえ本場のレシピとはいっても、結局家族の好みにあうように、アレンジされてしまう。

そうなるのが宿命なのな。

ウチの場合、主食が基本ゴハンやからなぁ。ゴハンにあうようにアレンジされちゃうっていうか。

 

 デパ地下の高級総菜店で見ます。

 

昔っから作ってる定番料理にキッシュがあるけど、ウチでは下に敷くタルト生地を省いてしまう。

たぶんこれはもうキッシュとは呼べない。

オーブンで作る「洋風具入り茶碗蒸し」みたいなカンジになってしまうけど、その方がゴハンにあうのさ。

キッシュってそもそも、ピザみたいな軽食でしょ?ゴハンに合わせるおかずじゃないのだ。

もちろんタルト生地を作るのもめんどくさいし、買ってくるのも不経済っていうのもある。

省いちゃっても美味しいんだもん。だったら、それでイイじゃないねぇ??

  

そうそう、私がキッシュを作るきっかけとなった本があるの(上のではないよ)。

これがすっごいいわくつきな本なんだけどさ、見てほしい!次はそれを紹介するね ♪

 

 

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マイブーム到来の予感?甘いおかゆ、懐かしのオートミール。

2015-07-12 18:18:26 | 日記

ちかごろ近所の輸入食品店がセールをやっていた。

ああいうところって見てるだけでも楽しいよね。気になって試してみたい商品もいくつか。

でも、お値段はいくぶんお高め・・・だから、みんなこの日を狙ってたんやろなぁ。

いつになく店内は混雑してたよ。

グーラッシュに使うキャラウェイシード目当てに行ったけど、ついでにコレを買ってきたよ。

 

好みでいろんな味つけができる、プレーン♪

 

クエーカー インスタントオートミール。

うーん買おうかどうか迷ったけど、やっぱ買っちゃった。これは思い出の食べ物なんだ♪

その昔私が学生だった頃(30年近く前)、イギリス人の友達ができて、彼が好きだったのがコレ。

外国の小説を読んでいたおかげで、おぼろげにこういう食べ物の存在を知ってはいたけど、当時は全く一般的ではなかったなぁ。。。

牛乳か水を加えて鍋で煮て、好みで甘い味をつける・・・要は、むこうのおかゆなんだけどね。

彼と一緒に食べた感想は、「うーん不味いってわけじゃないけど、また食べたい!ってモンでもない・・・」

 

向こうの人にとって、これって子ども時代の思い出の味っていうか、おふくろの味っていうか、ソウルフードなんだよね。

だから舌に深く染みついていて、繰り返し食べたい懐かしの味なんだろうけど。

でも特に思い入れのない私のような外国人には、とりわけ美味しいというモンでもなかった。

でも、お店でこの箱を見るたびに、彼のことを思い出した。そして、なんともいえないあの食感も思い出していた。

オートミールだから、麦なんだよ。あのプチップチッという食感は忘れられない。

こっちの麦ごはんに通じるような・・・あーなんか、また食べてみたい・・・・

 

そして!何年かぶりに食べてみたよ。

その昔に食べたやつはこんなふうに小袋に分封されてなかった。でも、この方が便利だよね。

でさ、電子レンジで調理って書いてあるの。鍋でもできるっちゃぁできるやろけど、向こうの人々も時短命!なんやろね。

面白いのは、オートミールをボウルに開けた後の空になった小袋で水を計ること。(外側のしるしの線まで)

その分量の水をオートミールのボウルに入れ、電子レンジでチン。(1分半ほど)

 

矢印が差す赤い線まで水(または牛乳)を入れる

 

思った以上にお手軽!カップ麺より速い!しかも一袋100キロカロリー。でも、こんだけじゃぁ足りないなぁ。。。

ふた袋は食べないと、お腹が落ち着かない。それでもおかゆだけあって、量の割には低カロリー。

牛乳で調理したり、甘味をつけるとカロリーは上がるけど、それだって知れてるし。

おかゆだから、もちろん塩味だっていいわけだけど、今回はメープルシロップで甘味をつけた。美味しかった♪

白米の普通のおかゆでは、甘い味付けってナカナカできないからね。

だったら最初からフレーバーが付いているものもあるけど(ブラウンシュガーとかスパイスレーズン)、飽きちゃう可能性あるじゃん。

実際、今回も食べてる途中でメープル味に飽きてきた。でもパパッと塩を振ったら、全部食べられたよ。

気になるコストは、高いってイメージあったけど、一食分2袋として定価でも100円程度です。

へーーーーーそうだったんだ!

がぜんその気になった!(笑)これからはもっと食べよう・・・なんか健康にもよさそうだし♪

バナナやレーズンを刻んで入れる食べ方も、なんかよさげー。

 

でもさ、不思議よね。白米の普通のおかゆではこんな食べ方思いもよらないのに・・・

さっきも言ったけど、塩味以外で食べるっていうこと自体、かなりの冒険だからなぁ。

オートミールもお米も同じ穀物だから、本来ならばナニ味で食べてもイイはずなのよね。

やっぱお米って特別なカンジがあって、(誰に言われたわけでもないのに)それを許さないものを感じる。。。

 

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お腹よりも、心を満たす料理本らぶ。アノ話の謎のお菓子も。

2015-07-08 22:52:17 | 日記

こないだのブログに載せた「シンプルクッキング」だけどさ、今でも中古で売ってんのね。

レビューの中には、材料が手に入らなくて作れないーーー的な意見もあったみたいだけど、私はあまし気にならないかなぁ・・・

実際、このジェイミー・オリバーの料理本で作ってみたのは一つもないよ。

でも、好きで何冊か持ってる。見るだけでも楽しいから、十分満足してるけど。

 

 

 

料理本って二通りの楽しみ方があって、一つは見て料理を作る。もう一つは見て想像を膨らませる。

実際に使えるレシピが無くても愛読書になってるのは多くて、それはそれで大好き。

・・・・というか、たとえ使えるレシピが多くても、味もそっけもない実用本よりかは、そっちの方がずっと好き。

 

 

よくあるやん。主婦雑誌の付録とか、それに毛が生えたような「100円おかず」的なやつとか。

そんなんよりか、なんていうかなぁ。。。言ってみれば、使えるレシピはなくても夢が膨らむ料理本。

「シンプルクッキング」も私にとってはその一つだけど、お腹でなく心を満たす料理本ってゆうんですかね?

 

新年号が売れるのは付録の家計簿目当てとか・・・

 

子どものころからそんなのが大好き。

マザー・グースから始まって、赤毛のアン、不思議の国のアリス・・・そこに出てくる料理に、どんだけ心ときめかせたか。

実際には見たこともないけど、いかにもおいしそうで、これはどんな料理なんだろう、お菓子なんだろうって・・・

さまざまに想像を巡らせていた。そう。その中でもよ。今でも覚えてるんやけど、

「りんごのおまんじゅう」。

・・・な?これってわかる人いる??

 

←すっごいおすすめ!大好きです。

 

「りんごのおまんじゅう」とはなんぞや???これはマザー・グースに出てきてた。

たぶん直訳すれば、apple dumpling。実物は見たことないけど、今ならわかる。

ダンプリングていうのは小麦粉なんかでこしらえたお団子で、向こうではおやつや付け合わせ、汁物の具にしたりする。

どうってことのない、素朴な庶民のお手軽料理なんだけど。

当時、昭和40年代のニッポンの田舎の子どもだった私にとって、この「りんごのおまんじゅう」は強烈であった。

いったいどんなお菓子なんだろう。。。気になってしょうがないけど、まるで想像もつかなかった。

 

 

「おまんじゅう」といえば、温泉まんじゅうとか紅白まんじゅうとか・・・

とにかくあんこが入った薄皮のアレしか思い浮かばないのでアルよ。

だって肉まんとかカレーまんとか、ああいう中華まんじゅうさえ出てなかった頃やで。

それに今ならば、イチゴ大福とかいってさ。果物と和菓子のコラボレーションも見られるようになったが、当時では望むべくもない。

今の子どもの方が、もしかしたら「りんごのおまんじゅう」。な?想像もつきやすいかもしれん。

 

 

 

いや、そもそもよ。今だったら、apple dumplingに、この訳はつけないであろう。

あまりにも「おまんじゅう」の語感が実物にそぐわなすぎるし、今の小さい子なら、「おまんじゅうってなに?」って・・・(笑)

まんじゅう自体の存在を知らない。そういう可能性だってある。40年の時を経て、日本人の食べ物も変わったのでアールよ。

 

実際のapple dumpling。見せられてもねぇ。夢が壊れる・・・

 

この訳って北原白秋さんやったのかな。え?谷川俊太郎?

・・・どっちにしても、あのマザー・グースを子ども向けに訳すのも、ナカナカ骨の折れる作業やったんやろなぁ。

そもそもが、こっちには存在しない料理を、こっちの言葉に置き換える方に無理があるのだ。

 

 

だけどその分、昭和40年代の子どもだった私は、うんと想像の翼を広げられた。

育ち盛りでいつもお腹をすかせていたけれど、お腹に詰め込むだけでなく、目で、頭で、食べ物を存分に楽しんだ。

今でも確信している。私の半分は、実際に食べたもの、もう半分は食べ物の夢で出来てる。

「これはどんな料理なんだろう・・・」想像を膨らませるのが大好き。

 

←これも大好き♪

 

だから外国料理もさることながら、昔の料理のレシピも好き。古い「暮らしの手帖」とか、中原淳一の雑誌とか。

実際に使えるか使えないかはさておき、料理のレシピをワクワクしながら読んじゃうのだ。

旧仮名使いだったりすると、さらにワクワク度はアップ。料理の想像は果てしなく膨らんで・・・

 

←鹽(しお)小匙・・・なんて表記がたまらない。

 

今現在、ネットではレシピサイトが花盛りよね~~5年ぶりに料理をするようになって、それもびっくりしたことの一つ。

便利ではあるけど、あまりの実用本位の一点張りに、味気なく感じることも。

どんな世の中になっても、心を満たす料理の本は、ずっと大事にしていきたい。。。

 

 

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悩ましきは、材料の壁。多すぎ?少なすぎ?外国料理の宿命。

2015-07-05 22:14:11 | 日記

そういえばよ。私は仕事をしてない頃ドイツ語を学んでいて、NHK教育テレビの「ドイツ語会話」を見てた。

その中に料理コーナーがあって、門倉多仁亜(たにあ)さんがドイツ料理を教えてた。

テキストも残ってるよ。2002年・・・もうそんなに昔か。。。

 

 

 

その中でも特に「グーラッシュ」という料理が気になってた。もともとはハンガリー料理だけど、ドイツでもよく作られるらしい。

当時、聞き慣れない料理名と思った記憶があるけれど、今ネットで検索したら、ずらずらレシピが出てくるね。

この十年余りでひそかに浸透してきた?つうことは、日本人好みの味なんかな。

 

 

要は牛肉のトマト煮込み。でもビーフシチューと違うのは、パプリカで風味をつけるトコ。

あと、タニアさんのレシピではワインでなくビールを使ってた。(さすがにドイツ風)

それから仕上げに落とす、生クリームとサワークリーム。

 

 

当時、作ってみたいと思いながらもこのあたりがちょっとネックだった覚えが・・・

これってたぶん、ビールをわざわざ買ってきて作る料理じゃないんだよね。

余って気の抜けたビールの使い道、って感じなんやない。でも、ウチはビール余んないの。

それにほら、サワークリームって買うと結構量があってさ、しかもレシピで使う量って少しじゃない。

余らせると、ちょっとね。生クリームならまだ使い道があるけど、サワークリームは・・・って。。。

 

 

グーラッシュのイメージ図

 

 

外国の料理を作りたいと思ったとき、こういう壁?つうか、ちょっとした違和感?にぶつかることって結構あって。

たいていレシピに使う材料が多すぎる、あるいは少なすぎる。そもそも材料が手に入らないとか、イロイロ・・・

 

 

んまぁ材料が手に入らないつうのは、今の世の中よっぽどのことだと思うわね。

近所の店では売ってなくても、ネットで世界中のほとんどのものは手に入るわけだし。

それでもダメならナンカで代用する手もないわけではない。

モンダイは、使う量が多すぎ、あるいは少なすぎって方かなあ。。。

 

ウチにある外国料理本。イケメンシェフはイギリス人。

 

このグーラッシュの場合、サワークリームは「少なすぎ」。

レシピでは大さじ1しか使わないのに、日本で手に入るサワークリームって半カップは入ってるのよね。

生ものだし、余らせて腐らせるのもバカらしい。

「開封後は早めにお召し上がりください」・・・て絶対書いてあるんやで。この手のモンには、な?な??

 

 

そしてビールは・・・あえていえば「多すぎ」?

だってウチでは飲む量しか買わないし、しかもその日に飲みきる量しか開けない。

料理に回せるほど余らないから(絶対)、そのためにわざわざ買ってくるのもバカらしい。。。

 

 

「シンプルクッキング」の中身をちらり。ボルロッティだのパンチェッタだの。。。


ね。結局、材料をそろえるのが不経済なんだよね・・・高くついてしまうのだ。

ハレの日のごちそうならいざ知らず、普段の家庭料理ってそういうものじゃないはず。

日本に紹介される外国料理って、ごちそう料理もあるだろうけど、なにげなーい「おふくろの味」もいっぱいあると思うのね。

レシピを見て「あっおいしそう」って興味をひかれても、材料が高くついてしまうんじゃぁ。。。

 

 

私の場合、そういう不便を感じるのって、先ほど言った生クリームやサワークリームなどの乳製品、肉類、果物。

・・・そんなのが多いかな。

乳製品は「少なすぎ」。だけど、肉や果物は「多すぎ」。

日本じゃぁ、しかもこの東京では、肉や果物高いのよ・・・

ドッカーンとお肉のカタマリ料理とか、あとフルーツたっぷりのケーキとか。

美味しそう!作りたい!!って・・・・思うけどねぇ。

あれって肉や果物が腐るほど有り余ってる地方やお国のレシピなんでしょう。

そのまんま、ウチの料理として定着させてしまうには、どうしても無理があるのだ。

 

 肉料理はド迫力!ラムレッグに丸ごとチキン。

 

例えばよ。あれがサワークリームでなく味噌だったら・・・

いつも冷蔵庫にあって普段からさんざん使うものだから、余った場合を気にする必要もない。

ね?そうじゃないですか。

サワークリームの代わりに味噌を使うか(例えばですよ)、もしくはサワークリームを普段からさんざん使うか。

選択肢はこの二つしかない。普段の家庭料理と、お店で出す料理&ハレの日の料理の決定的な違いってそこなんス。

 

 

ムリなレシピは、おのずとハレの日だけに作るか、あるいは安価で手近な材料で代用するか。

そうなってしまう運命なんよね。いくらネットでグローバルの時代とはいっても、普段の料理に限ってはそうはいかない。

日本では世界中の料理が食べられる・・・・って聞いたことはあるけど、金に糸目をつけなければ、の話ざんしょ。

 

 

お金さえ出せばどんなものでも手に入る今の時代、店の高級料理やハレの日の料理の方がずっとカンタンかもしれない。

おウチの経済状態と相談しながら知恵を絞る。そういう普段の家庭料理の方が、実はずっと難しいわけ。

ウチらがんばってるーーがんばってるーーーって、、、ありゃりゃ?今回はこんな話で終わってしまった。。。

 

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