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Je vis ma vie 〜ありがとうの気持ちがあふれる社会へ〜

マーケティングの本質は「ありがとうの気持ち」の探求だと考えます。こちらで社会にありがとうの種をまく活動や想いを綴ります。

こども哲学(実践編)②

2017-06-13 | 子どもと学び
おはようございます。桑原です。



昨日の続き…






3-4歳児がどう青りんごと向き合ったか…




青りんごを見せて、「これは何?」と聞くと





「りんごだよ?」
「青りんご!」




子どもたちは次々にこれは当然りんごだと披露してくれます。





そこで、「りんごかもしれない」を読んでみました。




「…これはりんごじゃないかもしれない…」





絵本を読むたびに
「違うよ。りんごだよ」




何を言ったって、これはりんごなんだって‼︎
と、子どもたちは一丸となって私に訴えてきます。




これはりんごだ!
という共通認識を疑う問いを投げかけたことで
子どもたちに一体感が生まれました。





そこで、少し視点を変えるために
道具を使って観察をしてみることにしました。





最初は、初参戦の男の子が
おもちゃの聴診器で音を聞いてみます。



「何か聞こえる?何の音した?」

「つよい…」

「つよい音?どんな音?」

「恐ろしい音」

「恐ろしい音?じゃあ、これは何だ?」

「かいじゅう‼︎」



‼︎‼︎‼︎

潮目が変わりました。
何を言ってもいいんだ!



子どもたちはりんごの音を聞くことに興味深々



何も音が聞こえない子

ドキドキしてる音がした子

ゴクゴク音がした子

チーンって聞こえた子




りんごだ!じゃなくて
りんごかもしれない…に変化が始まりました。








明日へ続く…