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D'ERLANGERとか

90年代V系が好きでした今でも好きです男のライブや日常などを書いていく予定だとかそうでないとか。

D'ERLANGER ABSTINENCE'S DOOR#005その2

2010年09月22日 22時13分24秒 | ライブレポ
ここからはD'ERLANGERさん以外のことを…


ブーブーのスタッフ

入場して立ち位置を決めた時の話し。
予定していたバルコニーは入れないからあきらめ。
ちょっとでも見晴らしのよい所を求めてPA横の階段に陣取りました。
横に広い階段で、通行用スペースはちゃんと仕切りで確保されてる。階段にいても通行人の邪魔にならない。
てか、階段で見る人用のスペースをワザワザ作ってあるみたいな場所。
けっこう良い場所GET。
ゆっくりとそこで待つ。
しばらくすると…
スタッフから「階段から出ていってくれ」との指令。
おいおいー。ずっと皆いたじゃんか。なんで今になって。
”やっぱ階段は通行の邪魔になるからダメなのかな?”なんて思って渋々移動したけど…
結局そこは最後まで人が入れないスペースに!
えー?!だったら最初から入れないようにしとけよ!
しかもなんで下手だけ…。
と思ってたら、しばらくして上手も同じように階段から追い出されてた。
もう開演直前だよ。今更他に良い場所とれるかっての!
何やってんの?スタッフさんは。

ライブ終了後の話し。
フロアのマネージャーらしき人が部下に指示を与えてた。
「いいからとにかく早くやれよ!」と叱咤中。
でも部下二人は「指示不足でどうすればいいか分からずオロオロ」といったかんじ。
「指示を聞き直したいけど、すごい剣幕で怒ってるから、聞くに聞けない。動けない。」と困ってる様子。
ふーん。なるほどねー。
階段追い出された件は、きっとマネージャーの指示も悪かったんだろうな。
スタッフ同士で収まってるうちはいいけど、お客さんが酷い迷惑こうむっちゃダメじゃんか。
かなり無能そうな上司だったなー。部下が可哀想で見てられなかった(苦笑)


他バンドの感想

defspiral
1999をカバーしてくれました。本家もあまりやらなくなった曲。ナイスチョイスです。
前回#004にunder neathで出演した際、LA VIE EN ROSEをカッコよくアレンジしてカバーしてくれたので、今回もやってくれると思ってました。
(彼らは35歳くらい。完全なD'ERLANGER尊敬世代www)
ただ今回は、アレンジどころか、普通に演奏することもままならない状態でした(苦笑)
前半にドラムが間違えたのを引きずったまま、テンション上がりきらずに終了しちゃった感じでした(爆)
演奏こそ止まらなかったけど、長い間乱れたまんまでさ。ギターさんはしかめっ面で首かしげてるし、ベースはイラっとした表情でドラムに寄っていくしで。
その様子を見て、なんかこっちも入り込めなく残念でした。
前回同様、ベースさんは基本指弾きなのに、カバーだけの為にピックを用意。あざーす。
defspiral自体の感想は、
意外なほどヘヴィさを感じなかった(音源より軽く聞こえた)。4ピースに音数が減った事もあってか、スッキリ聞けました。
キャリアに応じた安定感と上手さは抜群でした。特にTAKA。
(15年前に初めて聞いた時から”ドラムがイマイチ”っていう感想は、ライブ2回見ても変らず…)
こういう硬派なサウンドは、現在のV系界で貴重なだけに、これからも頑張って欲しいです。
「もっといろんな部分で差を出していかないと、また動員伸びなくて将来厳しいだろうなー」と不安に思ったのは、消えずに頑張って欲しいから。

Girugamesh
ヘヴィさを残しつつも、POPでノリやすい曲構成で攻めてきました。
お客さん大騒ぎで、ステージも客席フロアも見てて楽しかったです(笑)
ずいぶんと変ったね~。VISUAL SHOCKを見てた時のゴリゴリさは無くなってました。
V系界でトップクラスに小さい(163cm)ドラムさんは、遠目に見ても小さそうでした。
笑顔が可愛かった。腰フリフリしたり、女性アイドルみたいなキュートポーズとってみたりと、自分が持ってる素材をキッチリ活かしてお客さんを魅了してました(笑)

HEAD PHONES PRESIDENT
見るの2回目。印象変らず凄かった。
安定した演奏とパフォーマンスで、独特の世界観を作り上げてました。
ただ、初めて見る人には敷居が高い世界観かな(汗)
英詩のせいかメロディーが耳に残る楽曲じゃないので、CDで予習してからじゃないと存分に楽しめないバンドだなーと思いました。イベント向きか?と問われるとちょっと疑問(汗)
パフォーマンスはとにかく素晴らしいので(好き嫌いは別にして)印象に残りやすいバンドなのも確か。
あとは聞く側がラウドを好きかどうかかな…。


さてさて
これまでのABSTINENCE'S DOORは、ゲストさんの演奏が短かすぎて真価が分からず残念な時もありました。でも今回はたっぷり聞けたので満足。
好きな物だけ聞いてちゃ、良し悪しがわからなくなっていく。ってのが持論なので、今日見れて良かったです。
ホントは若いバンドのイベントも行きたいんだけどね~。若い娘たくさんの会場に行く勇気がないので…。
Girugameshがだいたい84年生まれ。defspiralとHEAD PHONES PRESIDENTが75年生まれくらい。D'ERLANGERさんが67年生まれくらい。
ふーむ。幅広い年代と音楽性を揃えた良いイベントだと思います。
残念なのは、新木場の会場が辺鄙な所にあることくらい(苦笑)

D'ERLANGER ABSTINENCE'S DOOR#005その1

2010年09月22日 21時54分46秒 | ライブレポ
D'ERLANGER主催イベント
【ABSTINENCE'S DOOR#005】
2010.09.19 新木場STUDIO COAST




出演バンド(上から出演順に)
defspiral(D'ERLANGERの1999をカバー)
Girugamesh
HEAD PHONES PRESIDENT
D'ERLANGER


D'ERLANGERセットリスト
00.11loss
01.Masquerade
02.Rose of Thanatos
03.dancing with Lilly
04.柘榴
05.Angelic Poetry
06.LOVE me to Death
アンコール
07.LOVE/HATE


序章編1 会場到着

晴れ男D'ERLANGERさんは、今日も雨の心配がない。ありがたいことです。
前回ゲリラ豪雨だったのはやっぱINORANの力が強すぎたんだね(笑)
予定通り開場5分前にとうちゃく~。
って。す、すくなっ!人すくなっ!
キャパ2400人にしては人が少なすぎる。うーわ、ロッカー余裕で空いてるよ…。
入場順は、まず2日通し券組からでした。その次にプレミア席。その次がFCチケット1日券。
お金使ってる人優先。あたり前か。
で。番号呼ばれて順番に入場していくワケですが…
呼び出した番号は、通し券250番、FC1日券100番くらい。合計で350ほど。
うーむ。少ないにも程がある。

てかさ。入場順は事前にアナウンスが欲しいところです。
40番台の早い番号で喜んでたのに、1日券のワタクシは、通し券250人のあと。ぬかよろこび。


1日券の表。
今回のチケットはこんなかんじ。
通し券は色がちょっと違う別デザインでした。


1日券の裏。
チケットとしては、けっこうな厚紙。
モギリにてこずるみたいで「先に半分だけちぎっておいて下さい」と言われました(苦笑)


序章編2 入場

#001の時は左側のバルコニーで見ました。あそこ見晴らしよくて好き。
今日もそこで見ようと思って中へ入ると…
入れない!封鎖されとる!
チケット売り上げの悪さに、両サイドをクローズ。お客さんフロアが狭く設定されてた。
それでも埋まり具合は6割。一言でいうとガラガラ。
2400のキャパに対して1000人入ったのかな?ていう入り具合でした。
大丈夫なのかD'ERLANGERサン。。。
(おかげでどこでもよく見える。必至に場所とりする必要ないからフラフラできたw)


お花。いつもの松浦さんから。


こちらもいつものNIXXさん。
お花は2つだけでした。寂しい。
小さい花はロビーに飾り出さないから、他にも来てるハズですが…。


プレゼント預かり所。
今日は複数のバンドが出演。誰宛か書き忘れた人の為に、バンド名を書いたメモが用意されてました。親切。


リストバンド買いました。1500円なり。
野音以外では台湾でしか発売されてなかったハズ。
遂に発売。待ってました!デザインも良好!陽当たり良好!
他には、袋、Tシャツ、タオルなんかがありました。



出演順はD'ERLANGERさんが一番最後でしたが、感想はD'ERLANGERさんから。


曲ごとの感想

01.Masquerade
ワタクシがFCライブについてブーブー文句言ってたことは記憶に新しいでしょう(爆)
まだちょっと引きずってまして、
「オープニング、またワンパターンにMasqueradeだったら嫌だなー」と思ってたら…
またMasqueradeですた。悪い予感当たり。テンション下がるワシ。
D'ERLANGERさん的には定着させたいんでしょうね。
でも俺は飽きてしまった。
客観的にみるならば、俺がライブを見慣れすぎて贅沢になってしまったんでしょう。
きっと贅沢なんだよね。
でも俺は飽きてしまった。
嘘言ってもしょうがない。正直テンション下がりました。
なんて思いながらも、サビではちゃんと皆と一緒に手を挙げてた俺に拍手。
体が覚えてます反応しちゃいます(笑)

02.Rose of Thanatos
ふーむ。これもオープニング付近で演奏するのが定番な曲。
今日のセトリは、先のツアーの曲順から間引いたかんじになるのかなーと冷静に見てました。
冷静に見るとCIPHERのプレイの微妙さが気になってきてマズイんだけどね(爆)
イントロから間違え気味で危なっかしいCIPHERにドキドキ。。。

03.dancing with Lilly
「久しぶりに」という前置きのあと演奏されました。
確かに久しぶりな気がします。
dancing with Lillyのライブ版好きです。「やっぱdancing with Lillyはライブ版だよな」と思います。
CDだと緩い雰囲気なのに、ライブだとエッジがたって鋭い曲に聞こえます。
なんでだろう?CDと何が違うってハッキリ言えないんですが…。
ライブCDが出るなら是非収録して欲しい曲です。(この台詞何度言ってきたことかwww)

04.柘榴
いつもの通り、CIPHERがジャラ~ンと緩くコード弾きしながらTETSUに寄っていってカッティングスタート。
TETSUはクルクルとスティックまわし。
曲の途中でミラーボール作動。ミラーボール使ったのはD'ERLANGERのこの曲だけでした。
全体をピンクっぽい照明にするとさらに雰囲気出ていいんだけどな~。
(イベントだとそこまで照明は凝れないかな)

05.Angelic Poetry
ステージと客席がフラットに明るい光に包まれて、みんなで笑顔。
この曲、メンバーも良い笑顔するけど(特にSEELAさん)、お客さんがみんな笑顔で楽しそうにしてるから好き。ライブ来ないと感じられない醍醐味です。
丁度1年前くらいに初めて聞いた時は「D'ERLANGERがなんでこんなPOPな曲を…」と反発したものですが(苦笑)ワタクシも今では自然と楽しめるようになりました。
復活前のSo...やLULLABYにあたる曲ですかね。復活後版がAngelic Poetry、みたいな。
残念だったのは、前回のツアーで定番化しつつあったSEELAソロロングバージョンが無かった事。相変わらず楽しそうに弾いてるだけに、SEELAファンとしては毎回やってくれることを願う。

06.LOVE me to Death
今日も今日とてイベントでこの曲やるのね(汗)
スモークが青いライトに照らされて、青い霧みたいで幻想的。
歌い終わって引き上げていくKYOちゃんが、青い霧に包まれながら消えてくように見えて印象的でした。

07.LOVE/HATE
うーむ。
短時間になるイベントでは「LOVE me to Death」か「LOVE/HATE」どっちか1曲やればいいと思うんだが…。
でも、D'ERLANGERの世界観をしっかりと他バンファンに見せられたんじゃないかと。
翌日のEASY MAKEに比べると時間が長くてお得感もあり(笑)


メンバーごと

KYO
びっくりした。BUGのライブと間違えたのかと思った(汗)
ナチュラルでしたね~。
D'ERLANGERのライブであんなナチュラルなお姿見た事ないような…。
服装は可愛い系で、全然とんがってない。髪も、遠目だとぜんぜん立ててないように見えた。
どうしちゃったんだろうなぁ。これからのD'ERLANGERはアレでいいのか…。
体のラインが出るピッタリとした長い上着は、たぶんNEWアー写のインナー。ジャケット着ればD'ERLANGER仕様になるんだと思う。ジャケット脱いだらだいぶD'ERLANGERの雰囲気から外れてしまったと…。

CIPHER
短時間のワリに数回下手側に来てくれたので嬉しかった。
CIPHERファンに感想聞いたら「機嫌良いっていうより、頑張ろうとしてるように見えた」と言ってました。確かに俺もそう思いました。
魂込めた高速16分弾きは凄かったけど、ワンマンで見るLOVE me to DeathやLOVE/HATEはもっと鬼気迫る迫力がありました。短時間じゃテンションもっていきずらいのかな?

SEELA
相変わらず細い体型を維持していらっしゃる。ヘヴィスモーカーが功を奏しているのだろうか。
見た事ないジャケット着てた。前面に光る2本のラインが特徴的。たぶんNEWアー写用のおニュー。
CIPHERと向き合って弾いてた時、とっても良い顔してました。ご機嫌で何より。
でも、前のツアーに見慣れたあとだと、おとなしく思えた。
実際、Angelic Poetryを弾いてる時の右手の跳ね上がりが低かった(細かいwww)
トレースエリオットのスピーカーからはキレのある音が出てました。なんでCDだとボケちゃうのか不思議。。。
2日目見に行かなかったことを激しく後悔。まさかのNEW BASS…。

TETSU
他バンドと見比べると、改めて要塞だな~と思った(笑)
今日も素晴らしいドラミングでした。
動きまくるフレーズでも、1音1音が奇麗なので聞き易い。叩きまくってても粒立ちがよくて、ノリがしっかり伝わってくる。迫力と技術が高レベルで両立されてる。
今日の出演者で(ロックな)ドラマー対決をするなら、他バンドを圧倒してTETSUが1番だと思いました。
ただやっぱリズムに難点あるね(そこが一番大事な気もするがwww)


MC

「5枚目の禁断の扉が開きました。君たちも禁断の扉を開いてください。」

お客さんの反応見て「思ったよりイイかんじ」と言っていただきました。
でも俺的には全然だなーと思いました。今日のKYOさん優しいなーと(笑)

「久しぶりで照れる」


ベースの主流は5弦?

4バンドの中で、4弦のベースを使っていたのはSEELAさんだけでした。
他は皆5弦。時代は5弦なんだね~。5弦だと表現の幅が格段に広がるからね。
でも4弦でもSEELAさんのフレーズが物足りないってことはないです。むしろ5弦より豊かなフレーズ(笑)SEELAサウンドは4弦で十分です。
「ヘヴィネスサウンド」っていう意味でもSEELAさんは負けてませんでした。
defspiralは、CDで聞いた程ヘヴィネスな感じがしませんでした。ギターも。
Girugameshはディストーション効かせてるみたいで、音が細くなってた。だから最低音を出しても腹に響くような重低音は出てませんでした。
HEAD PHONES PRESIDENTには負けました。てか、さすがに超ヘヴィサウンドのラウドバンドと比べるのは酷(笑)演奏前のサウンドチェックでベースの音が漏れてきた時、5弦の超重低音にゾクゾクワクワクしました(←ヘンタイwww)


その他

CDの先行発売はありませんでした。もう雑誌にはディスクレビューが載ってるのにね。選曲もNEW ALBUMからはまったく無し。
たいして期待してなかったけど…
これまでライブで一足早くプレゼントしてもらったのは、柘榴sensual danceデラシネくらいかな?

MCでKYOさんが「パソコンの向こうに声聞かせてやれ」って盛り上げるシーンがありました。なんか、最初の野音を思い出しました。チケットとれなくて会場外にいた人達に呼びかけてた姿を思い出しました。
2日目、KYOさんはパソコンじゃなくコンピューターと言ったそうですね(苦笑)中継は見てたんですけど、音が小さくてMC何言ったか全然聞き取れなかった。
もしかしたら、1日目にPCの向こうへ伝えようとした歓声もあんまり届いてなかったのかな。

V系バンドのライブへ行くと必ずゴスロリ系の人がいるもんだと思ってたのは間違いでした(笑)ぜんぜん見なかった。
本日のラインナップで一番ゴスロリがいそうなGirugameshファンは、ラフな服装の人が多かった。暴れる為でしょう(苦笑)いや~、Girugameshファンは元気でした。首がモゲそうなくらいヘドバンしたり、飛び跳ねたり。そりゃもう全身でライブを楽しんでましたよ。
ディルアングレイのTシャツを着てる男性がフラフラ動いてて目立ってました。服装は自由ですけども…まったく出演しないバンドのTシャツを着てくるとはコレいかに。まぁでも鹿島アントラーズのユニフォームを着てくるよりマシです(←いたんですよwww)。
D'ERLANGERでよく見かける人達がdefspiralのTシャツ着てました。彼女らの本命バンドがどれなのか聞きたかった(笑)

客席の後ろ上方(3階?)に、ガラス張りの部屋があります。
第一回の時は、そこからムックさんがD'ERLANGERの演奏を見てました。
今回もたくさんの人がそのガラス張りルームでD'ERLANGERのライブを見てたようです。
ただ、自分の立ち位置からだと、誰が見てたのか分からず。残念でした…。

若林くんがa rose insaneのTシャツ着てました。何気にポイント高かったです(笑)


総評

6月くらいのライブを見て
「俺が求めてるものと、D'ERLANGERさんから提供されるものに、大きなズレがある」
と感じてました。100%飛び込めない。見えない壁がある…。
でも他バンドを見るとやっぱり「D'ERLANGERが一番理想に近い」と思います。
KYOさんの詩。テク以外で惹き付けるギター。動きまくるベース。要塞で暴れるドラム。
好みのプレイヤーが集まって、4人揃うとさらに魅力が増す。
音質音圧が丁度いい。曲に合わせて振りや踊りを強要されないから、落ち着いてじっくり聞ける。
ホールも似合うし、小さいハコも似合う。広さに応じた演じ分けがうまい。
分かり易いポップではないし、典型的なダークサウンドでもない。
V系界で唯一無二のサウンドと存在感。
どれをとってもD'ERLANGER以上のバンドはいないと思える。
うーん。でもな。でもまだ今の俺には足りない。贅沢になってる俺には足りない。
なんだろう?何が足りないんだろう…。
多様な音楽性と、ひねくれた感性が好きな俺には、最近の変化の無さが気に食わないのかも。
組曲のBlanc -cheres douleur-で始めてみるとか、本編をLoveanymoreで終わらせるとか…
昔はしょっちゅう驚かせてくれたのに、最近はそういうのが全く無い。
むしろ、同じ事を続けて、定番の形を作りあげようとしてる。
凝らなくなった。やる事の幅が狭くなった。演奏する曲が絞られてる。
やっぱ飽きなのかな。そういうの苦手なんで。
参加して後悔はしてませんよ。
むしろ後悔してるのは2日目行かなかったこと。
D'ERLANGERはライブが最高です。ライブで感じるのがベストです。

D'ARLANGER(D'ERLANGERカバーバンド)

2010年07月19日 19時41分45秒 | ライブレポ
【counter attack of JAPA-META】
2010年07月18日 浅草KURAWOOD





セットリスト
01.LA VIE EN ROSE
02.1999
03.CRIME&PUNISHMENT
04.DEAR SECRET LOVER
05.So...
06.an aphrodisiac
07.LULLABY
08.DARLI'N

掲示板で知り合い、3年位前に1度だけサシで飲んだことがあるKUUROさん。
当時から念願にしていたカバーバンドライブをやるというので見に行かせてもらいました。

やー、思いのほか楽しかったです。行って良かった。
他の出演バンドもカバー中心。好きな音楽を演奏したり見たりして皆で楽しむ。そんな温かい空間がとても心地よかったです。俺の好きな空間がココにはあった。

ライブのメモと感想。

本家とは違い、定刻通りにスタート(笑)
オープニングSEはkain。
うはー!マジすか!なりきりD'ERLANGERだ(笑)
幕が上がるタイミングは、まさに野音と一緒。
野音の演出キタコレ!祈るKYOちゃんがいるぞ!と思いきや…
マラボー首に巻いて両手を広げてるKYOコスのボーカルさん。
武道館かい!
あれ?CIPHERが両側に2人?てか、あきらかにベースの方がCIPHERコスの完成度が高いぞ。なんでやねん。(ベース担当ながら、かなりのCIPHERファンらしい。。。)
オープニングでやられました。つかみはオッケー。ワタクシ笑いっぱなしでした(笑)

セットリストは、ノリのよい曲を中心にしたみたい。
見進めていくと、かなり熱心に研究されてる様子が伺えた。

KYOちゃんの股間に顔を埋めるように弾くCIPHER。
KYOちゃんが曲タイトルを言うタイミングや、その言い方。MCの噛み具合(これは狙ってないハズwww)
MCに入るためのドラムのお膳立て。
SO...のオープニングアルペジオ入る時に「ヘイ」って言った。
an aphrodisiacはSEELAタイム。エフェクター音を再現するだけでなく、音色が似ててビビった(笑)ボーカルさんシャウト頑張ってたなぁ。
LULLABYは、KYOとCIPHERが絡んだあと離れ際に顔を近づける。
ダーリンでは「ラストっダーリンっ!」で始まる。

もうね。「そうそうコレコレ」っていうシーンのオンパレード。
よっぽどD'ERLANGER好きが揃ったんだろうなぁー。
と思いきや、
実は3人共ヴェルサイユが一番好きで、次回はヴェルサイユカバーになるとか。
なんじゃそれ(笑)
たまたま皆D'ERLNAGERも好きで聞いてたから今日はD'ERLANGERだったらしい。皆さんリアルタイム世代より年齢若かったので納得。
話しそれた。
「D'ERLANGERあるあるネタ」が楽しかった。本家をまた新鮮な気持ちで見れること請け合い。
あー。武道館DVD見たくなったかも(笑)

自分はベースをコピーしてたので、自然とベースに耳がいく。
チューニングが狂ってたのが気になった。あとで聞いたら、気付いたけど直す余裕が無かったらしい。納得です。メイクしてても緊張してたのが分かったもん(苦笑)
このベースさん、1点素晴らしいポイントがあった。超絶なダウンピッキングをマスターしておられた。本家より早いテンポをダウンしきった。驚愕でした。もうそこだけでSEELAコピー完璧といってよいでしょう。CIPHERコスしてても許す(笑)

ギターのKUUROさん、モニターからの返し音が全然聞こえなくて焦ったみたい。
そうなんだよね。練習とステージでは全然環境が違うから、100%の力を出し切るのは難しいもんです。
これからも活動は続くみたいなので経験と努力で頑張ってくださいませ。
予想通り、ギターは本家よりしっかり弾いてるなーと思う部分がありましたよ(爆)
音色もプレイも現在の本家とは違うものを聞かせてもらって興味深かった。楽しかった。

ドラムさんは、要塞組めない制限をうまくカバーして叩いてました。
動いてるワリにリズム崩れがなくて、ポテンシャル高そうだなぁと思った。
一瞬話させてもらったかんじではかなり若そうでしたが…将来有望?(笑)

ボーカルさんは、シャウト頑張ってたのが印象的。
MCや動きなど、見事にKYOさんでした。素晴らしい。
ただ一点残念だったのは…
かなりでっかいKYOちゃんだったなーと(爆笑)
身長180cm近くあったんかな?

まとめ
楽しかった。ただそれだけ。
やっぱ俺もバンドやりたいわー。
本家じゃないのにパワーもらえた。俺もイロイロ頑張ろうっと。
D'ARLANGERの皆さんお疲れっした。
ヴェルサイユもカッコイイけど、たまにはD'ERLANGERコピーしくよろ。

余談
さすが浅草。ドリンクにデンキブランがあった。
子供の頃親父が火を付けて遊んでたよ(笑)ちょっと舐めさせてもらったらピリピリした思い出あり。
久しぶりに飲んでみようとロックで注文。ふーむ、なかなか飲めるようになったな俺。てゆうかもう34歳だしな(爆)
デンキブランのジンジャエール割りなんてゆうツウな注文してる人もいた。おおぅ、さすが浅草。


本日の戦利品。ってほどじゃないが(笑)
終演後、KUUROさんに話しかけたらピックをくれた。ありがとう!
オリジナルで作ったそうだ。キラキラ素材がかっこいい。おかげで写真がうまく撮れてない(苦笑)
ラスカルがメインのデザイン。そういや大好きだって言ってたもんね。てか、マジ大好きなんやねぇ。生まれる前の作品なのに。

D'ERLANGER FCライブ@代官山UNIT 2/2

2010年06月27日 20時52分44秒 | ライブレポ
前の記事の続きです↓

D'ERLANGER FC限定ライブ
実質上ツアー【La bouche de 8 ange】ファイナル
2010年6月26日 代官山UNIT


会員全員プレゼントのB2ポスターとケース


ケースのロゴ部分アップ


ポスターにはLa bouche de 8 angeである証拠が…
10年後、FCライブでもらったものだと思い出せるのか。。。
てゆーか、9 angeじゃなくていいの?(苦笑)

■その他覚えてることなど

お客さんから、やけに早いテンポの「CIPHER、CIPHER」コール。ドラムがそのスピードに合わせて、フレーズを弾きだし…
一哲2人でチラっと何かの曲のカバーをしてました。聞いたことろによると、CRAZEおがっち時代の曲らしい。ウルトラメガトンだっけ?
俺はCRAZEに疎いもんで、分かりませんでした。スラットバンクスみたいだと思った。CRAZEはスラットだったのか(笑)

ラフな雰囲気でした。でもツアー中もラフだったし、同じくらいお遊びした場所もあった。
FC限定の今日が特別って程の雰囲気はなかったです。
「キッズブルー様」とか、KYOちゃんの言葉使いがへりくだって丁寧なのを聞いて、そこで「ああ、FC限定らしいな」と思いました。

今日もまた加藤茶の”ちょとだけよ”があった。特に文句はないけど、なくてもいいかな。

CIPHERさん、口に含んだ水をピューとKYOちゃんにかけて悪戯。珍しくKYOちゃんが応戦。そういえば暫く見てなかった光景でした。

EVERYTHING IS NOTHING中間のキメ部分で、SEELAさんが珍しく楽曲のキメに合わせてバっとTETSUを振り向いたのが格好良かった。TETSUがブレイクしてるあいだ再開するまで舌を出し続けてたのも珍しい。

KYOちゃんがMCで情報を小出しにしようとしてるのに、早く知りたいお客さんが「今全部言って!」てリクエストしてるのが楽しかった。
ライブ後、スクリーンで今後の情報がありました。白いスクリーンが不自然にあったから最初からバレバレだったけどね(笑)久しぶり。

ツアー中にやり忘れたこととして、澄田さんの紹介がありました。なんて可哀想な。。。
また「D'ERLANGER最高」って言ってくれるのを期待してたのに、なんかグダグダ。個人的な宣伝をするタイミングを見計らってキョドキョドしてたらしい。
「紙吹雪受け取ってくれ」とお客さんにフライヤーをばらまきました。何故かステージ上でメンバーにも手渡し。楽屋でやれ(笑)
CIPHERは、お客さんへ渡しちゃってた。TETSUは、ドラムへ貼付けて、お客さんに見える位置に。
澄田さんの衣装、朱色(オレンジ?)に白い格子模様。あんまり奇抜になっていくとホッピーみたく叩かれるから気をつけて欲しい。
D'ERLANGERファンは、キーボードが目立つ事を嫌う封建的な人種なんで(苦笑)

ガタイの良い人が後ろで写真撮ってた。もしやデンジャーの大石社長?(実はまだ顔を覚えてない・汗)
ワタクシ、関係者席への通路付近にいたんで、暗闇ながらもどんな人が来てるのか横目でチェックしてました(爆)奇麗な女性がチラホラ。メンバーとの関係が気になる(笑)ミュージシャンらしき人も通ったけど顔は見れなかった。ツアー中、ミュージシャンを目撃した人がいたみたいだけど、すっぴんを知らない俺は絶対気付かないでしょう。。。

配布グッズはポスターでした。ポスターかぁ。。。
撮りおろしなら納得するけど、そうじゃなくて残念。CDやDVDを買ったら付いてきそうな、手に入り易いアイテムなんだから、そこは内容で差別化して欲しかった。
ポスター飾らない自分としては、ポスターそのものよりも、専用のポスター入れができたことが嬉しい(笑)
今回のツアーでシール買ったから、なんちゃってグッズで作れたけど(笑)

入場時に身元確認は無しでした。帰りに出口でポスターを配ってて、会員証を見せるだけ。結局身分証の提示は無し。
会員証を忘れた人は、別の列でチェックを受けながらポスターもらってました。

■代官山UNITさいあくプンプン

過去一番に悪い会場でした。2度と行きたくない。
何がって、、、順番通り入れないのはマズイでしょ。
キャパ600で、開場前に居てよいのは80番まで。あとの人達は、L字に折れた路地沿いへ移動。そこは整理番号順に並ばされてないし、入り口が見えない位置だから、状況分からず。
(おかげでドクター中松の選挙宣伝カー見れて嬉しかったけどwww)
やっと会場前に移動できても、2列に並ばされてるから、列が長く続いており会場から遠く…。何番まで呼んでるか聞こえない!
結局番号通りに入れなかった知り合いがいた。
こんなこと初めての会場でした。まさか、の事態でしたよ。

入場してからの不満も多数。
前の人に続いて歩いてたのに、会場がどこだか見失った。なんでやねーん。。。
会場がある地下へと続く中腹にロッカーのフロアがあったのです。そこが会場入口だと思って入っちゃってた。
わりとすぐスタッフが「会場はもっと下です」と言ってくれたけど…ちゃんと断続的に言わないと!こっちは必至なのにタイムロスするよ!!!
あとから聞いたら、グッズはそのロッカーフロアで売ってたらしい。
おいおい。ロッカー使わない人達は、グッズ売り場があることを知らずにスルーしちゃうよ。俺みたいに(爆)
で、やっと会場着いて、本日の立ち位置を確保してからこんな声が聞こえてきた。
「ライブ後にドリンク交換は一切できません」
マジすか?なんという鬼システム!!!!
あとからあとから人が入ってきてるんだから、今更この位置動けないよ!もうドリンク交換無理!最初に言っとけ!!

で、ライブ後。「会場前に留まらないように」ってうるさかった。
それは通常当たり前なコトなんだけどさ…。厳しすぎるよぅ。ちょっとそのデッドスペースを待ち合わせに貸しちくり…。
こっちだってダラダラボケっとしてるワケじゃない。ちゃんと邪魔にならないようにしてるのになぁ。。。
それくらい分かってくれるだろう、多少甘く見てくれるだろう、と思ってたら、目の前に立たれてガンつけ。ケンカ売られそうな勢いですた。
えっと。客商売の方ですよね?こわかったよぅ。。。
すぐに言う事聞かなかった俺が悪いのは認めます。すみません反省します。
でもさ、、、あれだけ好都合なスペースがあるのに追い出される意味が分からんかったんよ。あまりに厳しすぎて本気だと思わなかったんです。
逆に、そう言って歩き回ってるスタッフが通行人の邪魔になってると言ってやりたかった。
一体どうすりゃよかったんですかね?あそこであんな追い出し方されたら、友達と逸れちゃうんですけど。実際、ちゃんと言う事聞いたおかげで、用事ある人に会えなかった。
あそこまで厳しくしなきゃいけない所にライブハウスを作る方が絶対悪いよ。

会場内の作りは謎。
ステージの広さのワリに、客席が変に左右に広かった。
後ろに柱があって、見にくいスポット有り。ちゃんとフロアへ降りればいいんだろうけど、あそこで見たい人達は絶対いる。
後ろのバースペースまで人が溢れるようなチケットの売り方もどうかと思う。
ひとつ怖かったことがありました。
ワタクシ、階段状になってる上の所にいました。PAの横。
始まった瞬間に押しがきたんです。(スクリーンが映った時も軽く押された)
いやいや。階段に柵なんて無いんだから、押されたら落ちるって。頑張ってふんばりましたよ(汗)
案の定、体制キツくて仕方なく移動する人がいたり、言い合いする人がいたり。始まってすぐは落ち着かなかった。
会場の構造上、そういう事態はどのバンドでも起こり得るだろうから、あらかじめスタッフが事前にもっと注意を促すべきだと思いました。

わかりにくいうえにアナウンスが悪かった。入場前も、入ってからも。
当たり前の事が当たり前にできず、会場の作りやスタッフの態度も悪い。
こんなに最悪な会場、話しにも聞いたことない。
朝、どうやって会場行こうかと調べてると、会場への不満の書き込みをチラホラ発見。心配してたらコレでした。。。

新しめな会場だけあって、音響は比較的良かったみたいです(AXやハッチには全然及びませんが)。
ライブが始まって、ギターの音に厚みを感じました。最初CIPHERが音質変えたんだと思ってたんだけど、そうじゃなくて、会場の音にそういう傾向があるみたい。中低域に厚みがあるスピーカー音でした。そのせいか、ギターのキャリーンとした高音が再現できてなかったかも。
各パートごとの音質は良くなかったけど、各楽器の分離感は良好でした。
シンバル群の音色差がハッキリ出てたのは驚きました。最前列で直接音が聞こえる位置でも、ココまで奇麗に音色差を聞き分けられたことはない。きっと、マイクとスピーカーの質が良いのでしょう。
ステージ高めなのは良かった。特筆する程でもないけど。


以上、D'ERLANGER FCライブ@代官山UNITの感想でした。




D'ERLANGER FCライブ@代官山UNIT 1/2

2010年06月27日 20時44分44秒 | ライブレポ
D'ERLANGER FC限定ライブ
実質上ツアー【La bouche de 8 ange】ファイナル
2010年6月26日 代官山UNIT


モギられたチケット表


モギられたチケット裏

セットリスト
00.11loss
01.Masquerade
02.dummy blue
03.Rose of Thanatos
04.BABY I WANT YOU
05.Divina Commedia
06.EVERYTHING IS NOTHING
07.13段目の陶酔
08.AFTER IMAGE
09.Blanc-cheres roses-
10.Singe et Insecte
11.TABOO
ドラムソロなど
12.影舞
13.デラシネ
アンコール1
14.柘榴
15.LOVE/HATE
アンコール2
16.Angelic Poetry
17.LOVE me to Death


■ツアーファイナルをFC限定で

初めてイブじゃない日に開催されるFCライブ。会場規模もこれまでと違う。注目が集まった今日でしたが…
KYOさんの口からハッキリと聞きました。「今日はツアーファイナルである」と。
なにー!FCライブちゃうんかい!!!
さいたまで「今日がファイナル?」ってワザワザお客さんに聞いて確認してたじゃん!「ファイナル」て結論出たじゃん!アレは何だったの?
えーとですね。KYOさんが言うには、La bouche de 8 angeの横浜埼玉が早々に売り切れたんで、せめてFC会員だけでも東京公演をするって事でした。
それならそうと始めに言ってくらはい。”FCライブだから”と無理して来てる人達が可哀想です。”FCライブだから”海外からこの日の為に帰国してきた人もいるんですよ?あとから言われてもさ…。

1曲目のMasqueradeが演奏された瞬間、テンション下がりました。嫌な予感的中。
ワタクシはD'ERLANGER万歳な人間じゃないのでハッキリ言う。
今回のFCライブはダメだった。
ワタクシの周りでは、不満を先に口にする人の方が多い。はっきりツマらなかったと言う人もいる。
演奏に不満はありません。逆に賞賛したい。ツアーを経た成熟度をバシバシと感じられた。アルバムD'ERLANGERの曲達がここまで成長したのかと嬉しかった。
ただね、、、これはFCライブなの?っていう。
嫌な予感してました。ツアーファイナルのハズである埼玉公演でKYOさんが「ファイナルな気がしない。セミファイナル」と口にしてたから。その2週間後にはもうFCライブ。趣向を凝らすには準備時間が短い。まさかマジでツアーファイナルにするつもり?と。
あー、もう。。。不安的中につき、ガッカリ感も倍増でしたよ。。。
途中のMC「今日はツアーファイナル。特別なことはしない」は、前フリかと思ってたら本気だった(爆)
特別なことをしないライブを「FC限定」と呼んでいいんでしょうか?
俺達に発言権はない。何の約束も交わされていないんだから、内容をどうするかは自由。でもさ。。。
ちなみにKYOちゃんは「特別な事をするのがFC限定じゃない」とハッキリ言ってた。しかも不満は言わせないっていう雰囲気のMCだった(涙)ぶっちゃけヒキました。復活後一番冷めた瞬間(核爆)

ドSバンドだから
と、前向きに笑い飛ばすことが難しい日でした。

増田氏の記事を引用させてもらう(引用元http://www.barks.jp/news/?id=1000061583
「長い沈黙を破って禁断の扉を開いた“復活バンド”としてのドラマとはもはや無関係の日常を、現在の彼らは生きているということなのである。さらに付け加えるならば、過剰なコンセプトや戦略、テーマめいたものを必要としないバンド、という意味でもあるだろう。」
これはあくまで増田氏の言葉であって、メンバーからではない。でも増田氏と同感だから、あえて言う。
コンセプトやテーマに縛られなくなっていくのであれば、変にドSな部分は止めた方がいいと思う。
(媚びて欲しくもないけど。って、どっちなんだ?www)
少し前に掲示板でD'ERLANGER討論会を開きました。その理由は、俺の周りでD'ERLANGERに冷めはじめた人が”多くて”危惧しての事でした。冷める理由を問うてみよう、と。
熱心だったハズの人がライブへ行かなくなり、発売日に入手しない、まだ買ってない。FC更新しなかった人もいた。
今回のFCライブは、FC更新を促す為だと勘ぐられても仕方の無いタイミング。それでこのFCライブの内容では納得しない人が多いでしょう。
ただでさえ、変化のないセトリに不満が多かったところへ、FC限定でまた同じセトリ。火に油注いでるなーとしか思えない。
それでいて、KYOさんもお客さんのノリに不満なワケでしょ?
お互いの気持ちが完全に行き違ってる。これからのD'ERLANGERが心配です。
(俺が支えてる!なんてことは微塵も思ってないっす。マジで嫌になったらファン止める。それだけです。)

■いっぱいのお客さん

さすがFCライブ。後ろで見てて気持ち良いくらい手が上がってました。タイミングもバッチリ。
後ろから見てると前7列目くらいまでモギュモギュしてるように見えましたが、実際前にいた人達に聞くと「押しはキツくなかった」とのこと。
後ろで見てる俺達は暑くて仕方なかったけど、前列は丁度冷房がかかってて逆に寒いくらいだったらしいです。
KYOちゃんがMCで「ステージは暑いけど、客席は涼しいんでしょ」って言ってたのが分かった。客席の一部だけ涼しかったみたいです。

■どっかーん

「どっかーん」が欲しいいんだってKYOさんは。「どっかんどっかん」言ってました。
「どっかーん」と盛り上がって欲しいらしい。客電落ちたら「どっかーんと盛り上がれ」ってさ。
ライブの最初の方は、無理矢理丁寧な言葉使いをして、FC会員を持ち上げてた。でも途中から荒い言葉で、不満というか本音を言ってくるようになりまして…(汗)
近頃のKYOさんは、東京近辺のお客さんの反応の薄さに大変ご立腹のようです。
横浜で「関東は人入るけど盛り上がらない」
埼玉で「去年はマグロかと思った」
3月のブリッツで「無理矢理犯してるみたいだった」
東京近辺は、人が入る割に盛り上がりに欠けやすいのは事実。何でかね?会場大きくてステージ遠いから?東京人クール?
このまま「地方の方がお客もメンバーも盛り上がる」っていうのが双方の共通認識になってしまい、東京ライブがイマイチになるのは避けたいです。
ワタクシ、年末のOVER THE EDGE見に行ったんですが、D'ERLANGER登場時の声援の大きさに驚きました。D'ERLANGERを知らない若人が多いだろうに、ワンマンと同じくらいの歓声があった。特にKYOちゃんは、JACK IN THE BOXなどのイベントにも出てるし、若者のパワーを体感してる。
どうなんだろうね~。
俺達年寄りにとっては”今更そんな若人と比べられても”と思っちゃう。
メンバー側は、若人と同じ大きなリアクションを期待する。
双方の溝は深いのだろうか?
どっかーんと解決したい←?
てゆーかさ。なんかKYOちゃん微妙にイライラしてるっぽい?こんなもんだったっけ?BUGのイベントでもちょっと毒舌気味だったらしいじゃん。

■「痩せたよ」「えー?!」 その心は???

KYOちゃんがMCで「ツアーで汗かいたから痩せた」と言ったんです。
そしたら会場から「えー?」の声。
この「えー?」は何の「えー?」だったの?
KYOちゃんはもともと痩せてるからそれ以上痩せることがないっていう「えー?」?
それとも、ツアーの1ヶ月中にまた太ったと評判のCIPHERさんへの「えー?」?

■SEELAさんオンリーステージショー

KYOちゃんのMC「残念なことがひとつ。ある人が城に行かなくなった。行ってくれないとMCのネタに困る」だって。言われたSEELAさんニヤニヤしてた。
「きっとライブに集中してたんだろう」とKYOちゃん言ってたけど本当か?(笑)
自分のMCが詰まったことを責任転換して、ここからKYOちゃんのSEELAイジリが始る。
「いいよな、SEELAは。ベースぶう~ん(グリスのこと)とやったり、ちょっと前にくれば、どっかーんなんだから」
いやいやいや。ちょっとKYOさん、そんなケチの付け方って(苦笑)
そこへTETSUがドラムで煽り出して、SEELAさんがベースを合わせてベースソロタイム。
(SEELAさんが投げキッスして場が落ち着いたんだっけか?←うろおぼえ)
でも本編途中のコレは前フリに過ぎなかった。アンコールで演奏されたエンポエのソロはマジでソロタイムだった。SEELAさんイジリTIMEだった。
ツアー途中から始まった(水戸だっけ甲府だっけ?)エンポエのベースソロタイムロングバージョン。今日は、始まると同時にKYOちゃんとCIPHERがステージ降りちゃった。SEELAさんを舞台で孤独にさせて困らせてやろうという魂胆がすぐに分かった。
微妙に空気が読めない男TETSUは、速攻ではステージを降りず、まずはSEELAさんイジリ。ステージ最前列に寝転がり、お客さんと同じ目線でガッツポーズで煽る。さらにカメラマンスペースに降りて、お客さんと同じ視点で下からSEELAさんを煽る(笑)一通りSEELAさんをイジってからステージ降りました。
3人同時に速攻ステージ降りちゃえばもっと楽しかったかもな~。まぁでもTETSUらしい。
さて、ここからSEELAタイム本番。ステージにはSEELAさんだけ。これ以上ないソロタイム。舞台は整った(笑)
一身に歓声を浴びるSEELAさん。最初はノリノリだったんですが…、なかなか出てこないメンバーに、表情とプレイが曇ってくる(爆笑)
演奏を中断し「あいつら何で帰ってこないんだよ」って表情で、首を左右に大きくかしげる。ステージ袖を覗き込んだり、指差したり。
でも3人はぜんぜん出てこない。こういうイタズラする時のメンバーは超しつっこい事が判明(笑)
一応言っておきますが、あなた達より年上の先輩ですSEELAさんは(苦笑)
ベースを指差して「出てこないみたいだから、もう一回ベース弾いた方がいいのかな?」とジェスチャーでお客さんに問う。そして再開。これを数回繰り返し。
途中から、見かねた澄田さんが軽くキーボードを合わせてくれました。
いよいよ限界なSEELAさんは、お客さんにベースを触らせて、弦を弾かせる始末。
って、おいおいーなんだその美味しいシチュエーション。俺もSEELAさんのベース弾きてえ!
てか、それやるなら下手でしょ。何故に上手。頑張ってるあなたのファンは目の前の下手ですがな!!
かなり長い時間が経ってからメンバー再登場。してやったりでニコニコ。特にKYOちゃんはゲラゲラ笑いながら再登場。
そんなSEELAさんソロ&イジリTIMEでした。
で、エンポエの後半部分の演奏再開なんですが…
長いベースソロでトラブルがあったのか、ベースを予備とチェンジ。(お客さんに触らせた時にチューニング狂った?)
おお、久々に黒ベースだ。武道館でムンメモに使用したアレです。08年FCライブで、カバー曲で1音下げチューニングしてたヤツ。久しぶりに聞きました。音が最初小さくて、自分でボリューム上げてました。予備のセッティングがなってなかった。

■CIPHERとSEELAの見た事ない表情見れた

SEELAさんの見た事ない表情見れました。前述のエンポエのソロタイムで。
無茶ブリしてみるもんです。未知の魅力の引き出しに成功。グッジョブ3人。
あと、KYOちゃんが「20年前の曲もあるワケで…それも今のD'ERLANGERなワケで…」と言って自分で「北の国からみたいだ」とセルフつっこみした時、
それ聞いたSEELAさんが超必至に笑いこらえてた。しばらく抑えるのに必至にしてた(笑)お客さんの前で素で笑うことを禁じてるんだろうね、きっと。たぶんSEELAさんのマイルールなんですよ。

CIPHERもこれまでに見たことない表情しました。今日のFCライブの美味しい所はコレかな(笑)
なんやそれ!?っていう、かなり崩した表情しました。
マイク通してないから何言ってるか聞こえなかったけど、口の動きは確かに「アカン、アカン、それは」でした。人差し指を左右にふって、チッチッとしながらね(笑)
えっとですね。
KYOちゃんが「ツアー中、歌いたくない日があった」と言ったんです。さすがにお客さんから「えー?」の声。
でも一番反応したのがCIPHER。さっきのリアクションです。
KYOちゃんは「歌いたくない日があった。でもやっぱステージ最高」みたいな事を言いたかったらしいんです。
でもKYOちゃんが話しの途中で変な間を入れちゃって、CIPHERがリアクション→それにお客さん反応→気付いたKYOちゃんが話し中断→変な雰囲気に(苦笑)
KYOちゃんが言い直す時にまた最初の「ツアー中、歌いたくない日があった」から始めるから、CIPHER「やっぱあったんかい!」とツッコミ入れてました。

■メンバーごと

KYO
ツアー中と同じ、格子状のニット(?)
アンコールでは白シャツ。
MCは長かったかな。MCだけはクリスマスの雰囲気って言ってたくらいだし。
1曲目Masqueradeで早速歌詞とばしました。エンポエでも。歌詞をよく覚えてないワタクシは普段気付かないことが多いのに、今日はヤケに気になった。だって歌が不自然に止まるんだもん。

CIPHER
ツアー中と同じ衣装。派手なハイビスカス柄?のシャツ。
アンコール1回目は黒シャツ。中は白いランニング…じゃなくてタンクトップでした(笑)
アンコール2回目。ミニーちゃんの半袖Tシャツでした。ネタなのか本気なのか。
去年着ていたミッキーTは、キムタクが着用したというロエンてブランド。たぶん今日のもそうなのかな?
ライブ中に何回か、右側に陣取っていた男性に手をふるCIPHER。客席にいるけど関係者だったのかな?あんまり特定の人にサービスするのは止めて欲しいっす。そういや、埼玉でも誰かに手を振ってたなぁ。ライブ中に気が抜けとる(苦笑)
話し変って。
皆さんに問いたい。媚びるCIPHERってどうよ?
3曲目くらいに一言「愛しき会員様」みたいな事言いました。
ちょっと気になった。CIPHERはお客さんに媚びなくていいと思うんです。
FCライブの時はいつも気持ち悪いくらいFC会員にへりくだった物言いしますが、KYOちゃんだけでいいと思う。

SEELA
俺が見たライブでは着てなかった衣装でした。アンコールのは見たことある。
あ、全身黒です。言わなくても分かるだろうけど(笑)
遠くからでも、右手薬指に指輪してるのがわかった。かなり大きいんだろうな。黒い薔薇?やっぱ髑髏かな?
他パートに比べてベースの音質がよくなかった。ベースは難しいし、俺の立ち位置も関係ある。仕方ない。でも残念でした。
最初ステージに登場した時に、お客さんに手を振ってて、今日は機嫌が良いんだろうと思った。
実際前半のテンションはMAXでした。ここまでノリノリな姿を見たことあったっけ…

TETSU
最初黒シャツ、アンコールでオレンジシャツ。
ドラムソロは定番になりましたなぁ。ありがたいことです。
そういやFCなんだから喋ってくれてもよかった。
なんかの曲で間違えて一瞬演奏止まった。

■覚えてるMC(実際の言葉は違うかも)

「ツアー中の流行は、1リットル入るメガジョッキでした。よく吸収した。」
「ホームだよなぁ?」
「トーキヨー。よくきたぜい。D'ERLANGERだー!」
「ずっと毎週やってたから、あいだに1週間挟むと久しぶりな気がする」
「W杯始まりました」
「いかがお過ごしですか?」
「ステージと客席の距離がゼロの所を久々に見た」(ツアー中の話し)
「酸素薄くて外した会場があったんだけど。また酸素薄くて…」
「今回のツアーは天使編なんだけど、こっちのが悪魔だった」小さい会場だからそう思ったっていうような趣旨の発言でした。
「このデジタルの時代によく手紙をもらう」

■今後の予定

「関西ツアーがあるんじゃないかと噂があるみたいだけど、ただの噂」だって(苦笑)

ニューアルバム制作の発表がありました。
D'ERLANGERリリースが11月。今回はなんと早い。
前作を引き延ばしすぎてツケが回ったのかな?もしかしたら契約上一定期間に出す枚数が決まってるのかも。
KYOちゃんの発言なんだけど
「20年前の曲があるワケで…それも今のD'ERLANGERなワケで…。そんなアルバムを録ろうと思う」
って、どんなアルバムなの?全然わからん。
「暑いなか、熱いアルバム録ってる」と珍しく駄洒落で驚いた。
「みんなが居ないところで歌って演奏する」とも言ってた。寂しそうな発言だ(苦笑)

去年は出させてもらう立場だったから、今年は秋に自分主催でイベントやる、みたいな事を言って、
「夏休み働いて金貯めて待ってろ」だそうです。秋なら振込は夏休み前じゃないんですかね?
詳細は、ライブ後にスクリーン表示でした。
9月19,20が新木場スタジオコースト。25が台湾。
イベントは対バンが大事ですが、発表はまだ無し。
ライブ後に速攻で、来てない友達に速報メールしたら、すでにメルマガで知っていた。メルマガめ~。