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明るい世界めざして

すばらしい癒しの世界を共に味わいたい、醜い世界について共に考えたい

生かされているということ(立正安国論について)1

2011-08-18 22:27:38 | 日記

「生かされている」と言う言葉を時々耳にします。

司馬遼太郎さんの司馬遼太郎「21世紀に生きる君たちへ」の中で

「私ども人間とは自然の一部にすぎない。」
「人間は、自分で生きているのではなく、大きな存在によって生かされている。」

と言われています。

しかし、我々は人間が主体で、自然はおとなしく人間の意志に従うものという考え方をすることがあります。

 

「人間は自然の主人であり、自然をコントロールすることができる。」

と考えがちです。

これはどちらかといえば西欧の考えといえます。

「今回の地震もたまたま偶然におこった。非常に不運なことであった。我々が生きていくうえで時々不運な天災が我々を襲う。」

と考えます。

ここには大きな存在によって生かされているという考えはありません。

 

大きな存在によって生かされているとすれば、生きることに感謝の念が生じる。自分の周りの人々、生き物全てに対して感謝します。

報恩という考えが出てきます。

また、何かあればその意味を考えます。

生かされている我々が苦悩するには、そこにどのような意味があるのかを考えます。

そこに自分自身の傲慢さがないかどうか自問します。我々の生き方を反省します。

 

多くの人が今回の地震について阪神淡路大震災の時との対比を考えています。

何故左翼政権の時にこのような地震が発生するのか?

丁度村山政権の時には、

1.阪神淡路大震災が発生。

2.オウム真理教による国内でのテロ事件が発生(内乱騒動が発生)

 

管政権では

1.中国漁船の尖閣侵入

2.東北大震災と福島原発事故発生

 

これは単なる偶然とは思えません。

これらの事象を見て心ある人は日蓮の立正安国論を思い出しました。

日蓮は鎌倉時代の人ですが、打ち続く災害にこれらの災害の原因を追究して悪人が政治を行うため自然が日本を治罰して多くの災いが発生していくと説きました。

「最勝王経にいわく「悪人を愛敬し善人を治罰するに由るが故に他方の怨賊来り国人喪乱に遭わん」」と書いています。

つまり、為政者が悪人を愛して善人を遠ざけるために他国から侵略されて国の人が戦乱にあう」と言っています。

また、多くの災いが引き起こされたが2つの難が発生していないので、残る2つの難が発生するであろうと説きました。

この2つの難とは、「他国が日本を攻めてくる難」と「内乱が発生する難」と2つの難です。

これら2つの予言された難は、一方は蒙古が日本を攻めてきた文永弘安の役となり的中し、もう一方は幕府の中での内乱騒動である2月騒動の発生で的中しました。

今回も村山政権でのオウム事件と管政権での尖閣問題の発生と立正安国論の言っていることの内容に何かあるのではないかと考えてしまいます。

村山政権では、「自衛隊は違憲である。安保反対」と言っていた主張を政権につくやそれらの主張を

 

何の説明もなく

 

取り下げました。


 

管政権でも次々と国民との約束を破っていき、首相自体が「歩く風評被害」といわれ「ペテン師」呼ばわりされるほどの人でした。


 

立正安国論の内容がまんざら昔の話ではないと感じます。次に立正安国論の内容に踏み込んでみましょう。






中国で驚いたこと3

2011-08-16 08:20:58 | 日記

中国で驚いたことは、あまり物価が安くないということです。

青島にはジャスコ、カルフール等の大型店がありますが食器、家具、雑貨、服等が販売しています。

しかし、服にしても靴下や下着でも日本の値段とほとんど変わりません。

食器や雑貨等も決して安くありません。安いものはありますが、安かろう悪かろうです。

明らかに安いのがタクシー代です。

タクシー代はずーと据え置き

タクシーの運ちゃんは大変です。

杭州でタクシーのストライキがありました。タクシーの運ちゃんの気持ちわかります。

http://ggai.me/news/2011/08/02/3801.html

食事は安いものと高いものがあります。マクドやピザ屋さん、ハンバーグ屋さんは高いですが、中華は安い。

マクドなんて日本と値段変わりません。

ピザやイタリアンやフレンチにしても味はいまいちです。また、高い!

しかし、中華は油を多く使うし、日本人の口にあわない場合があります。

そこで私は中国にいる時は昼はチャーハンを食べていました。

ご飯を中心に野菜が入っておりヘルシーな感じがします。

値段も超安い!

ということで

毎日かよっていた大衆食堂です。

ここで次の卵チャーハン食べていました。

汚い店です。しかし汚い店のほうが落ち着きます。

値段は4元(50円くらい)です。

味も日本のチャーハンと変わりません。

中国ではインフレが激しく金持ちは別として庶民は生活が大変だと思います。

成長率を8%以上キープしなければならないという政府の大前提があります。景気が失速すると不況になり政権にたいする反発の声が上がってきます。

しかし、インフレが激しいと庶民の生活は大変です。労働者のお給料を上げていけば良いと思ったりします。

中国は労働者のお給料を上げると商品の価格に跳ね上がってきています。そうすると中国にいる海外の会社がもっと人件費の安い国に移転していきます。

これからが大変です。

巷間中国はだんだん景気が悪くなってきています。いままでボリュームゾーンを狙うということで進出してきたトヨタやパナソニックは厳しい舵取りを強いられてきます。


京都亀岡の楽々荘での食事

2011-08-15 08:43:01 | 日記

昨日は京都亀岡にある楽々荘というお食事所に行ってきました。

楽々荘は山陰本線や京都銀行を作ったという田中源太郎の屋敷だそうです。

このごろ食事するだけでなくまわりの景色や雰囲気をみることも楽しみのひとつになってきました。

味わうということでしょうか。。。

お庭が広い。手入れも大変です。

暑い日で、一人も庭に出ていません。

熱中症でたおれそう

お部屋は、

食事は和室でいただきました。

中庭は、

料理は、

これにご飯と吸い物がつきます。

おいしかった。味は京料理なのでうす味です。

この料理を食べると自分たちの食べている食事の味付けが濃いのがわかります。

やはり塩分少な目のほうが良いです。

昔の家がよいですね。

のんびりとこういう家で過ごすのが良いと思いました。


中国で驚いたこと2(そろそろやばい中国)

2011-08-13 10:58:41 | 日記

中国がやばいと報道されるようになって来ました。

あの伊藤忠の社長でさえ中国がやばいと言っています。

そりゃそうでしょう!

私が中国にいたころに郊外を晩にタクシーで走ると墓標のようなマンションが何十棟と建築されていました。

立派な何十階だての建物です。

ほとんど入居者がいないんです。明かりがついていないんです。墓標のようにずーと続くんです。

タクシーの運ちゃんが「なんでこんなに人の入居していないマンションを作るのか?」とぼやいていました。

百貨店に行ってもお客さんなんかほとんどいません。たまに大金持ちが来てカウンターにあるものを多く買って帰るそうです。

いつか崩壊するでしょう!

 


中国で驚いたこと1

2011-08-09 09:44:41 | 日記

中国で驚いた経験をお話します。

中国に赴任して中国人とよく食事に行きました。

一緒に食事しているときに中国の方の観察をするのは非常に失礼だと思いますが、感じたことを書きます。

とにかく中国の女性は食べる食べるいっぱい食べます。

昼休みなどでは、水餃子を大きなどんぶり鉢いっぱい詰め込んで持ってきます。全てお母さんの手作りですが、それをあっという間に食べます。日本であればご飯を食べながら食べるのですが。そのまま全部たいらげます。人によるのかもしれませんが弁当箱を2箱くらいもってきてアット言う間に食べてしまいます。

宴会などでもみんなひたすら食べています。

評論家の宮崎正弘さんが言っていましたが、「中国人は大災害のあとでもひたすら食べる」との言葉を思い出しました。

そこで食事中にいつも感じていたことがありました。

中国のお箸です。

中国のお箸は日本のお箸と形状が異なっています。新品の鉛筆のようです。

先がとがっていません。したがってつかみにくいといったらありません。

豆などをつかもうにも難儀します。

そこで日本に長いこと留学していた中国人に「何故中国のお箸は先が尖っていないのか?」と聞きました。

そうしたら、「お箸の先が尖っていたらそれを使って人を殺すことがおこなわれるのでお箸の先を尖らせていないそうです。」

宴会の席上でお箸を使って殺人が行われるのを防ぐためなのでしょう。本当かどうかわかりませんが、案外すんなりと納得しました。

昔から中国では宴会中にいろいろなことをして敵を殺したり殺されたりしたのでしょう。

日本の平和ぼけした常識とは大きく乖離した世界を見ました。