２／１６ フェブラリーステークスの展望

　今週末のフェブラリーステークスの展望を行いたいと思う。有力馬の考察を以下に記す。

アドマイヤドン [牡6]　57　安藤勝　（西）松田博　有馬記 ７
　ダート転向に成功した有力馬である。２歳時は、無敗で朝日杯ＧⅠを制したスピード馬であった。その後のクラシック戦線では、好走するも勝ちきれず菊花賞後にダートに転向する。その初レースＪＣＤにおいて一番人気の押されたところから、ダート適正は十分だった。藤田から安勝への乗替わりも良かったのかその後は安定したレースでダートの帝王となっている。
　普通ならば、ど本命の馬である。問題視されているのが、年齢からの衰えとズブさが出てきたことと有馬記念の出走である。個人的には、この馬を中心において馬券を検討すべきと思います。有馬の出走もそのズブさを少しでも解消すためと思えば良いのではないでしょうか。ダート馬を芝で使ってスピードを戻すことはよくやってますから。実績については、あまり文句を言う人はいないと思います。この馬は中段より前にしっかりいれておけば、きっちりゴール前では複勝圏内にいます。

メイショウボーラー　　牡4　57　福　 永（西）白井寿　根岸S　１
　多分、現在１４００ｍまでならダート最強馬と言っていいでしょう。みんな、１２００から１６００までのわずか４００ｍの間にすごい壁があることを知っていますから、芝のＧⅠとはいえ１６００ｍの惨敗が最後ヘタってしまうのではないかという不安をもっていると思います。完全にガれていた安田記念以外では大崩れしておらず、先頭で気分よく走らせたら１６００は問題ないでしょう。もちろん、玉砕覚悟で無理にセリかける馬がいれば別です。複勝圏内には残ります。

ヒシアトラス　　　　牡5　57　蛯　 名　（東）中野隆　平安S　１
　この馬についても巷ではジョッキーが問題とされいるのと、平安ステークス勝ちの馬が好走していないことも疑問視されている。この馬の場合よく言えば堅実な走りで悪く言えば勝ち味が遅いということであろうか。この馬は、実は安定した着を拾いながら勝つためには展開が嵌る必要がある気がする。掲示板には確実に来る馬だろう。（蝦名なので、勝てなくても掲示板は死守する）

タイムパラドックス　牡7　57　武　 豊│（西）松田博　川崎記 １
　僚友ドンを差し置いてＪＣＤを勝ってしまって馬であるが、この馬も１８００以上で安定感抜群の成績である。まあ、短い距離自体出走が少ないけれど。買う買わないは、人気次第の馬だろう。くるかもなーと思わせる憎い馬である。

(外)カフェオリンポス 　 　牡4　57　柴田善　（東）松山康　根岸S　５
　この馬も東京大賞典（大井）でＧⅠ勝ちした実力馬であるが、多少安定感に欠けるレースぶりが気になる。しかし、この馬がきても誰も驚かない馬である。やはり、長めの距離が向いているか？

(外)シーキングザダイヤ 　牡4　57│Ｏ.ペリエ　（西）森秀行　川崎記 ２　
　ペリエが乗るだけで人気が上がると思われる。実はペリエは、追って味のある騎手なのでダート向きの騎手であるから、彼が乗ると怖い存在か。

(市)ユートピア　　　　牡5　57　横山典　（西）橋口弘　　東京大 ２
　１６００ｍダートでは無敗の馬である。そして、嵌ったときの鮮やかな鞍上は横山典、（嵌らないと悲惨だが）で穴人気必死の馬である。

まだ、ピットファイター,ハードクリスタルなど穴馬が目白押しである。天候馬場状態、枠順をみて決定していきたいので、個人的にはメイショウボーラで勝負にいきたい。

　
　
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