入院生活

病室に戻ったけど、当日のことは、あんまり覚えてない。何時に戻ったのか、旦那とも話したけど、何を話したとか、何時に帰ったとかわからない。痛いとかなかったけど、ずっとうとうとしてた感じ。さすがに喉がかわいたけど、飲み物も当日はダメだって、氷を何度か口の中に入れてもらったけど、食べ物はダメで、翌日まで食べれなかった。ベッド上安静で、点滴の管や、おしっこの管に、傷口から排液を出す管と、色んなとこを繋がれてた。
でも、習い事からライン来てて、ちゃんと返信してた(笑)
そこは、ちゃんとしなきゃって意識があったんだと思う。
夜中にも、何度か氷をもらってうとうとしての繰り返しだった。
あの日は長かったのか、短かったのか思い出せない。
手術の説明の時に排液が、１日に出る量が30CC切ったら退院ねって言われてた。
翌日からトイレには歩いてよかったけど、首から排液が溜まる容器をかけて歩いてた。
１日目から量が少なくて、ちょっと期待した。
旦那は、子供を送り出した午前中に毎日きてくれた。子供たちは、お利口だって。でも元気ないって。夜遅くに洗濯をした話とか、話したら帰ってしまう。
夕飯の買い物行って、次女のお迎え行ってご飯作って…忙しいようで、なんにもすることない私は、羨ましかった。入院して３日目の夜から、１番お父さんっ子の次女の夜泣きが始まったって聞いて、すごいかわいそうだった。あまりなにも考えないように、早く時間すぎるように、お散歩許可おりてから、近所のコンビニまで、クロスワードの雑誌買ってきて、家のことは、考えないようにした。
排液の量は、30切ってた。午後に回診にきてくれた担当医に「私こんだけなら、帰れますよね？」って「帰りたい？…よねぇ。無理しない？今日取ったら明日帰るつもりでしょ？術後４日だよ？本当はまだ安静に、でも腕はリハビリしていかなきゃだけど、大丈夫？小さい子どもさんいると、心配だもんね。傷口きれいだし、問題ないけど帰しちゃっていいのかなって、スピードだよ？明日土曜日だから、月曜日に外来入れるの条件で許可出すね」って、なかば強引に退院させてもらった。
15日に入院して20日に退院。
退院の時には、旦那が子供たち３人つれて迎えにきてくれた。
すごくホッとした瞬間だった。