本日はジュエラーのショーメの新作展示会に行きました。
アトラップ・モワという蜂をモチーフにしたシリーズの新作展です。
私を捕まえて---
とろけるような密の色。蜘蛛と蜂の競演。女心をくすぐられるテーマ。
値段もハイジュエラーにしてはお手頃なものもあったので、プレゼントに
いいかも知れません。 私としてはゴールドベース、蜂蜜色系が断然好き。
SAVE THE BEESという、近年劇的な減少が危惧されている蜂の保護を目的に
したチャリティアイテムでもあります。
http://www.chaumet.com
ところで、先日話した若い作家氏との話に出てきた『動物化するポストモダン』を
アマゾンで購入、今朝届きました。読む前から内容がわかっているような気も
するけれど、読んでみることにします。10年ほど前に岡田斗士夫氏が書いた
オタク文化論とニュアンスが近い本でしょうか。(まだ読んでいませんが)
再び若者と話すのが今から楽しみ。
そして『群像』1月号にて瀬戸内寂聴さん×山田詠美さんも絶賛されており
私の中でも突如気になる人No1になっている平野啓一郎氏の著作を遅ればせ
ながらまとめ買い。Twitterでもマクイーン死去のニュースへの反応の良さと
コメントの幅の広さが、単に頭がいいだけでなく非常にバランス感覚の秀でた
人という印象で、大変に興味を惹かれています。『Swich』誌にて彼のTweetsの
再録が連載になるらしいですね。平野さんのTweetsは難しすぎない平易な言葉を
使っているのがさすがです。
若かりし日に、坂本龍一氏と村上龍氏と知のフロントランナーの鼎談集
『EV.Café 超進化論』(講談社1985年刊)という本を読んでアカデミックな
世界の断片を見せていただき好きだったのを思い出す。(ゲストは吉本隆明氏、
河合雅雄氏、浅田彰氏、柄谷行人氏、蓮賽重彦氏、山口昌男氏)。
ペヨトル工房の出版していた『Ur』という本も好きでした。中でも
「19c音楽進化論」の回は今でも本棚に大切に取ってあります。
それはアーティスト三上晴子さんとウイリアム・バロウズが巻頭特集の回で、
表紙は三上さんの作品「Information Weapon」が表紙でした。
くー。カッコいいーーーー。今一度読み返すとまた発見があるかもしれない。
そういうワクワクするクールな本、今何があるでしょう。
最近とみに当ブログの一貫性がありませんね。
しかし現代人の嗜好は画一的には括れないもの。
ご覧頂いている方は何を読みたいかなと考えたりもする今日この頃です。