阪神タイガースとイースタンとにゃった?

タイトル通りじゃなくなっている今日この頃

激動のプロ野球総決算クビを宣告された男達

2004-12-13 01:09:32 | プロ野球全般
本日の(正確には昨日)16:00~1時間、TBSにて放送された番組を観ました。

番組では、
オリックスから解雇された川口知哉投手
ジャイアンツから解雇された川本大輔投手
同じくジャイアンツから解雇された野村克則捕手
らを中心にトライアウトの様子などを追っかけたドキュメンタリー。


今年の合同トライアウトには55名が参加し、その中の10名が再びプロ野球選手として契約できたとか。
2004年度 自由契約選手


どの世界でも厳しい世の中です。
安泰とされていた企業勤めをしていても、いつ解雇を言い渡されるかわかりません。
しかし、プロと名のつく職業に就いた多くは、
小さい頃から1つのことを極め努力し、天才と言われ、その地域や年代で頂点を極めた人々です。
そして、その頂点とされるプロの世界に入り、周りからは多大な期待と激励をかけられます。

しかし、華やかな反面、競争も厳しいわけで・・・
シーズン終了と共にその世界から切り離されてしまうのです。
1つのことに没頭し続け、上の世界にいたひとにとって、これほどの苦痛はないでしょう。
そして、再就職するにしても他の分野では1からのスタートになってしまいます。
尊敬の目で見られていた自分が、同年代の社会人組の足元にも及ばなくなるのです。
まして、家族をかかえる選手にとってはさらに深刻でしょう。

なんてね。
他人事ながら、そんな気持ちで観ていました。

特に、ジャイアンツを解雇になった川本大輔投手。
彼はまだ22歳じゃないですか・・・・これから?ではなかったのかな??
なんて思いました。
(彼は台湾リーグから声をかけられていました)

そして、カツノリ選手・・・・既に楽天入りの結果を知っていたので、ハラハラドキドキはなかったのですが、1回目の合同トライアウトでは2回のホームランを放つも、どこからも声がかからなかったようですね・・・(楽天入りが決まったのは2回目のトライアウト後)
次のトライアウトのために室内練習場で、川本大輔投手とたった2人で練習する姿をみて、なんだかせつない気持ちになりました。

また、川口知哉投手などはたったひとりでの練習。
球団は練習場は貸しても、スタッフはダメなんだなぁ・・・と思っていると、
同じくオリックスから解雇された(多分)嘉勢投手(阪神のバッティングピッチャーとしての再スタートとか)が現れ、練習の相手となっていた。
あぁ・・・泣けるじゃないの・・・



ジャイアンツから解雇された福井敬治内野手ですがー、
えー????今シーズン1軍登録がほとんどなかったとはいえ、自由契約つーのはないでしょう???せめて、トレードでは??と思っていました。
ちょうどトライアウトを終え、テレビカメラがまわり車に乗りかけた際に、契約の電話があり
「広島さんから声をかけてもらいました」
と。
「そーだよ!そーだよー!がんばって巨人を見返してやれ!」
どっかのオヤジのようにテレビ画面に向って叫ぶぴよちゃん。


ところどころで・・・
阪神から解雇された早川選手や、
イースタン観戦で間近で何度も観た、阪神ドラ1から千葉ロッテ・・・そして解雇となった舩木投手が映るんですよ・・・・
もうね、仕方のないこととわかっていても
胸の奥がチクチクと痛むのです

こちらの2名の進路は不明ですが・・・
できれば、どんな形であれ野球の道で活躍して欲しいと思います。




わけのわからないまとめですがー、


わたしもがんばって生きてくぞー!!