インドのカタック舞踊☆東京ガラナ

インド古典舞踊「カタックダンス」舞踊家、振付家の前田あつこのブログです。カダムジャパン主宰。atsukathak.com

プラティバサンガム2022(1)

2023-01-21 | インド日和~旅日記~
2022年、インド共和国設立75周年で大変な盛り上がりを見せているインド。
Azadi Ka Amrit Mahotsav と銘打って、いろいろなイベントなどが開催されている様子。


そんな流れから、ICCRが手掛けたのが、今回私が参加したPratibha Sangam Competition。
海外在住のインド芸術家を対象としたコンペティションです。
ICCRとは、インド政府外務省の文化機関であるインド文化交流評議会。
日本でいうところのジャパンファウンデーションのような72年の歴史ある機関です。

私がKADAMBへカタック留学する際にも助成金を頂戴したり、お世話になっていたり、
インド芸術関係者には切っても切れない様な存在です。


私は個人的にインド舞踊が大好きすぎる日本人というとても地味な存在として
自分自身の芸術活動を続けておりすので、
こんな存在がスポットされるとは夢にも思っていませんでした!

このコンペティションの話を最初に目にした時、
インド政府関係機関が、世界各地で地味にインド芸術に邁進する我々の仲間たちの活動を評価し、
取り入れていこうとする流れに、嬉しい驚きが隠せませんでした。
若干政治色は感じるものの、嬉しい気持ちが勝りました。
だって、日本には一つも、カタックで参加できるコンペティションは無いのですから。

対象は、インド舞踊の中でも南のバラタナティヤム、東のオディッシー、そして北のカタックダンスの3種類。
音楽は北インド古典音楽ヒンドゥスター二と、南インド古典音楽カルナーティックで、
声楽と楽器で選出されていた様です。

とはいえ、募集当初は年齢制限が20~35歳だったか、私は対象外で、
身近に若手ダンサーがあまりに少ない事に愕然としながら、まだ踊り始めたばかりの生徒Mさんを送り込みました。
カタックに限らずインド舞踊に親しむ若手には
思いつく限りの方々にお声がけしたものの数えるほどだったと思います。

後にMさんが「年齢枠が変わったみたいですよ」と教えてくださり、
急ぎ準備を整えて、ダメもとで映像をインドに送ったのでした。

コロナ禍にあって、映像という取組みにも馴染みが出てきていたので、
稽古不足の否めない中、劇場を借りてドレスアップし、映像を撮って貰ったのでした。


なんとなく情報が足りなかったり、急な変更があったり。
その辺りは既にインド。

このバタバタ劇は最後まで続きます。

今更ながらサラスラブッデ氏のPRを見つけたので添付(FB)
https://fb.watch/iyRyR_D2ev/
発案から手がけられたKumar氏のPRもありました(FB)
https://fb.watch/iyTgBAgRpT/


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