『ありがち日記』

「エゴイスト」

先週観た映画の2本目。
気付いたら1日1回お昼の上映しかやっていなくてビックリ。週末に行ったら結構席は埋まっていたので、なぜ急に回数をそんなに減らしたのか分からない…
(実は地元の某シネコンをあまり信用していない)


ストーリー
東京の出版社で、ファッション誌の編集者として働く浩輔(鈴木亮平)。自由気ままな日々を送る彼だが、14歳で母を失い、田舎町でありのままの自分を隠しながら思春期を過ごした過去があった。ある日彼は、シングルマザーである母親を支えながら働く、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会い、惹(ひ)かれ合っていく。亡き母への思いを抱える浩輔は、母親に寄り添う龍太に手を差し伸べ、彼を愛する日々に大きな幸せを感じる。あるとき浩輔は、龍太とドライブの約束をするが、龍太はいつまでたってもやってこなかった。 

あらすじはほぼ👆の通り。
原作は未読ですが、映画を観終わった今、読んでみたい気持ちです。

登場人物が少ないのと人物のアップが多いので、俳優さんたちの細かい表情や仕草に目が行きます。やはり鈴木亮平さんはすごいわ…。最近見た役と全くの別人(当たり前なんだけど、いつも同じ人に見える人もいるじゃん?誰とは言わないけどね)なのですよ。台詞は日常会話のようなトーンなので、本当にそこに存在している人のドキュメンタリー映画を観ているみたい。実にリアルなのです。それは龍太役の氷魚くん、龍太の母親役の阿川さんにも言えるけれど。

あぁ、氷魚くん、あまりに魅力的過ぎて「美しい…✨(眩しくて見られない…)」ってなりました。原作を知らないので、もしかしてお金巻き上げてるだけじゃない?って思ってしまってごめんなさい。お母さんのために一生懸命働いている真っすぐでピュアな青年でした。
あ、あと、映画の中の氷魚くんの髪型が好きでした😅

映画を見ている間ずっと感じた「リアル」がポイントなのかな。鈴木亮平さんのインタビューをいくつか拝見したけど、日本でもこうやって発信してくれる俳優さんがどんどん増えていったら将来の日本のエンタメはどう変化していくのかなって、ある意味楽しみになりました。社会の意識の変化は、こういう作品にも表れるし、それを見た人の意識にも響くものだろうと思うし、そうして文化や思考が成熟していく良い循環が生まれて欲しいな。

エゴイストっていうタイトル、なるほどです。
愛っていうのは時に身勝手で押しつけがましくもなります。迷惑だと思われるかもしれないし怖い。自分を本当にさらけ出したら単なるわがままって取られるかもしれない。観る人それぞれに問いかけられている気がしました。

俳優さんって本当にすごいなぁ。観に行けて良かったです。


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