うのはなくたし

細く糸を引き

まだ大きくない蓮の葉で

親指ほどの蛙が梅雨時を楽しんでいる

そんな映像が浮かんでくる雨です

春雨と梅雨の中間頃に すぅ と降る地雨。
卯の花を腐らせるという意味から、
漢字で「卯の花腐し」と書きます。

でも、音がよろしく、
ひらがな表現が似合っているので、
ボクはそちらの方が好きです。

そして、
雨は色んなモノを綺麗に洗い流してくれるでしょう。
古から現在に至っても
人は、
自然の猛威には勝てず、
自然の恩恵によって生かされ、
自然のありがたみを忘れてしまう。。。


“しとしと”と
止むことを知らぬ うのはなくたし。

雨に濡れることを嫌わずに
手の平を傘の外にちょこっと出して
天から来る恵みを受け取ってみてはいかがでしょう



世界を騒がす全てのものがキレイに洗い流されますように。

ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛してます。