公開初日にレイトショーで鑑賞。
監督はテリー・ギリアム。
良く言えば鬼才。
悪く言えば奇人。
ヒース・レジャーが亡くなり、3人のスターが後を引き継いだのは有名な話。
生前のヒースと親交があった、ジョニデ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル。
名優クリストファー・プラマーや新進女優リリー・コールが脇を固める。
正直この作品、お蔵入りになると思っていた。
なにせ、ギリアム監督だし。
しかも、撮影途中で役者が亡くなったし。
完成して何より。
作品の出来は、かなり上々。
ギリアム作品の中では、1番良かったかも。
いつもながら、意味不明ではあったけれども。
独創的な映像は面白い。
正に”imaginarium”。
作中に散りばめられたブラック・ユーモアも笑える。
ヒース・レジャーは、さすがの演技力。
『ダークナイト』のジョーカー役も良かったけれど、今作のトニー役も非常に良い。
そして、比べて見れば見るほど、ジョニデに似たオーラを感じる。
これが遺作となってしまったのが、あまりにも惜しい。
ジョニデ筆頭に、引き継いだ3人も素晴らしい。
亡くなった人の代役というのは、すごく難しいだろうに。
トニーの人物像や世界観は壊さず、それぞれの個性を反映させている。
演技とは関係ないけれど、3人はギャラの全てをヒースの娘に贈っている。
役者として、ヒースの友人として、素晴らしい姿勢だと思う。
作風から舞台裏まで、良くも悪くもドラマチックな作品。
ギリアム監督の作品ではあるけれど、やっぱりこれはヒースの映画。
スタッフもキャストも、彼への想いで団結し、完成させたんじゃないかな、と。
当然ながら、好みの差がハッキリ出る作品ではある。
ものすごく良かったけれど、何度見ても意味不明だと思うし。
ヒースやジョニデの名前に釣られて見て、
「なんだコレ!」ってなる人も多そう。
頭で考えるんじゃなく、”感じる”しかない。
フィーリングで楽しむべき映画、かな。
ヒース・レジャーの演技が、少しでも多くの人の記憶に残りますように。
監督はテリー・ギリアム。
良く言えば鬼才。
悪く言えば奇人。
ヒース・レジャーが亡くなり、3人のスターが後を引き継いだのは有名な話。
生前のヒースと親交があった、ジョニデ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル。
名優クリストファー・プラマーや新進女優リリー・コールが脇を固める。
正直この作品、お蔵入りになると思っていた。
なにせ、ギリアム監督だし。
しかも、撮影途中で役者が亡くなったし。
完成して何より。
作品の出来は、かなり上々。
ギリアム作品の中では、1番良かったかも。
いつもながら、意味不明ではあったけれども。
独創的な映像は面白い。
正に”imaginarium”。
作中に散りばめられたブラック・ユーモアも笑える。
ヒース・レジャーは、さすがの演技力。
『ダークナイト』のジョーカー役も良かったけれど、今作のトニー役も非常に良い。
そして、比べて見れば見るほど、ジョニデに似たオーラを感じる。
これが遺作となってしまったのが、あまりにも惜しい。
ジョニデ筆頭に、引き継いだ3人も素晴らしい。
亡くなった人の代役というのは、すごく難しいだろうに。
トニーの人物像や世界観は壊さず、それぞれの個性を反映させている。
演技とは関係ないけれど、3人はギャラの全てをヒースの娘に贈っている。
役者として、ヒースの友人として、素晴らしい姿勢だと思う。
作風から舞台裏まで、良くも悪くもドラマチックな作品。
ギリアム監督の作品ではあるけれど、やっぱりこれはヒースの映画。
スタッフもキャストも、彼への想いで団結し、完成させたんじゃないかな、と。
当然ながら、好みの差がハッキリ出る作品ではある。
ものすごく良かったけれど、何度見ても意味不明だと思うし。
ヒースやジョニデの名前に釣られて見て、
「なんだコレ!」ってなる人も多そう。
頭で考えるんじゃなく、”感じる”しかない。
フィーリングで楽しむべき映画、かな。
ヒース・レジャーの演技が、少しでも多くの人の記憶に残りますように。