375's ROAD TO BOSTON/ゴールは虹の彼方に

米国在住ランナーの究極目標「ボストンマラソン」とアメリカ50州制覇を目指す人生の旅日記。

【大会レポート】NYRR Joe Kleinerman 10K

2009年12月07日 | 大会レポート 2009
12月6日(日)はNYRR(New York Road Runners)主催のレースJoe Kleinerman 10Kに参加。今年最後の大会のつもりだったが、一年の最後を飾るにはあまりにも不完全燃焼な大会となった。

この日はいつものようにNYC行きの始発バスに間に合うように早起きし、マンハッタンに着いてからは地下鉄の乗り継ぎで会場に向かったが、42丁目で乗り込んだアップタウン行きの地下鉄がそのまま動かなくなり、後続のエクスプレスに乗り換える羽目に。ただしこの電車はレース会場の最寄りの駅(103丁目)では止まらないので、86丁目で降りて駆け足。ギリギリで会場に到着した。

当然いつもの赤ゼッケンのコラルに入れてもらえず、どの色かわからないが後ろのほうからスタート。予想はしていたが、ものすごい大混雑で全然前に進まず、最初の1マイルで9分27秒。これではレースにならない。途中から巻き返すも時すでに遅かった。

01mile  9分27秒
02mile  8分04秒 (17分31秒)
03mile  7分46秒 (25分17秒)
04mile  7分51秒 (33分08秒)
05mile  8分10秒 (41分18秒)
06mile  7分39秒 (48分57秒)

Finish Timeは 50分28秒(8:08/mile)。

なんと50分すら切れず。10kmレースとしては初心者時代の2005年以来のワーストだった。コメントする言葉もない。

あえて苦言を言わせてもらえば、最近のNYRRレースは運営も含めて全然ダメ。
走っていてストレスを感じることが多い。青・赤ゼッケンの速いコラルならともかく、真ん中以降は完全に無法地帯と化している。ボランティアの制止を無視して列に割り込んできたり、混雑しているのに無理に追い抜こうとするなど、土地柄なのかマナーのよくないランナーも目につく。混雑が激しいと、ランナーの集団が道路中央の赤いコーンを越えて反対車線の公道にはみ出してしまうので、極めて危険。もちろんコース整理のボランティアも配置されているが(自分もやったことはあるが)、とても制御しきれるものではない。「ランナーの聖地」どころか「戦場」だ。事故が起きても不思議ではない。

レース中の事故だけは絶対に避けたいので、安全性に問題のあるセントラルパークのレースは走りたくないのだが、これを年9回走らないとニューヨークシティマラソン出場の資格を得られないのだから困ってしまう。資格タイム(ボストンより厳しい)に達するしか方法がないのだろうか。スタート開始時刻も全体的に早すぎる。特に冬のレースはスタート地点や荷物置き場がやたら遠くなるので、自分のように他州から来る参加者には極めて不便。

問題の多いNYRRレースに比べると、NJ州のローカル大会はずっと素晴らしい。内容的にも個性的なレースが多いし、楽しく快適に走れる。できれば12月にもう1本ローカル大会を走って、気持ちよく年を越したいものだ。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (楽園初心者ランナー)
2009-12-10 04:35:50
こんにちは。ブログ拝見させて頂いています。ランニング始めて1年。念願の4時間を切って、次どうしようかと悩んでいるところ、ミナコヴィッチのブログに行き着いた次第です。参考にさせて頂いています。
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はじめまして。 (ミナコヴィッチ)
2009-12-10 08:46:05
>楽園初心者ランナーさん
375のブログにようこそ。最初の1年でサブ4達成は立派なものです。自分は初マラソンから3年かかりました。アメリカには素晴らしい大会がたくさんありますので、数多くの貴重な体験ができると思います。今後ともよろしくお願いします。
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都会のレース (じょうちゃん)
2010-01-18 06:22:22
私もNJ州などの田舎レースの方が好き、
というのは賛成。
お互いよさが違うんだけど、
セントラルパークのレースは、
仲間に会えるのがすごく楽しい反面、
レースそのものでは、あまりに込みすぎていて
375さんのおっしゃるように
無法地帯で楽しめない、ということに
同意しまする。。。
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セントラルパーク (ミナコヴィッチ)
2010-01-18 12:55:27
あそこは数千人のランナーが走るには明らかに狭すぎますね。
押し倒されてケガをしているランナーも見ているし、
すきを見て横断しようとしている通行人とニアミスになったこともあります。
あそこのレースを走る場合は、ほどほどのスピードで、
練習と割り切って参加したほうがいいかもですね。
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