づれづれ草

明日を築こう!東北 郷土の絆を信じて進もう

浅布渓谷 (栗原市花山)

2010-11-17 02:28:26 | 小さな旅
花山ダムの上流一迫川の上流、約1.6Kmにわたって連なる浅布渓谷
浸食された岩と小さな滝が見られる美しい渓谷だったのですが、こちらも2008年6月14日の岩手宮城内陸地震での山腹の崩落により一時は堰止湖が出来たり被害が大きかった場所です。
昨年の国道398号線の一部開通に伴い観覧も再開されましたので、紅葉はすでに終わりの時期でしたが久々に行ってみることにしました。




国道沿いに数台分の駐車場があるので、そこに車を停めて田んぼの畦道を進みます。



2つの滝への案内板があるので、先に上流の不動の滝へと向かいます。




不動の滝。 落差は低いものの川幅いっぱいに流れ落ちる水は済んだ碧色。


   
落葉した葉の浮かぶ水の流れは見ていて飽きる事がありません。





こちらは下流にある四巻の滝。 こちらもたおやかな表情の滝です。


   

   

   
こちらは川まで下りて行ける遊歩道があるので、傍まで行って流れ行く落ち葉を観察(笑)。
曇りの天候のため画像では水の色があまりハッキリでませんが、透き通った清流は本当に美しい!



さて、この美しい渓谷の数百メートル上流は、地震による大規模な崩落の現場。



   

  
自然の景観は失われましたが、堰止湖決壊の恐れがあったため施された河川工事。
当時の排水路通水が迅速に行われたために下流の景観が守られたのでしょうね。
以前は釣人も多く訪れていた渓谷ですが、清らかな水に戻ったので、また魚達も戻ってくるかな?

渓谷入口へは国道398号線から歩いて2~3分、両方の滝の間隔は数分程ですので渓谷の景観と復旧を終えた河川の様子を併せてご覧になってみて下さいませ。







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