非常事態は

昨日の北海道の地震、続報では軽傷の方が5人、今のところ9月のような
大きな被害ではないようで、JRは23日からは平常運転に戻る見通しなのですね。

負傷者５人に　厚真の断水、復旧は２４日以降に

揺れの大きかった厚真では断水が続いているそうで、しばらく不自由なようです。
寒い中大変です。ご無事で過ごされますように祈っています。
やはり昨年9月の地震の余震との見方で、揺れが当分続く見通し。
もちろん、これ以上の揺れがないのが一番ですし、強烈な寒波なども、もうなければと思っています。

この地震と関係あるのかわからないのですけれど、日本とは地球の反対側、南米のエクアドルでも
M7.7の地震が発生していました。日本への津波の心配はないそうです。

南米ペルーとエクアドルの国境付近でM7.7の地震 日本への津波の影響は…？

このような突発的な天災は非常事態で、国レベルで被災地や被災者の方へ救援が必要ですし
早急に対策がなされるべきだと思います。

一方、15日に「非常事態宣言」がトランプ大統領によってなされたアメリカ。
今のところ、南の国境で重大な事故や事件が、という状況ではありません。

そして、この非常事態宣言について、国内の16州がトランプ政権に対し訴訟を起こすという事態になりました。

Democrats file resolution to terminate Trump's emergency declaration
こちらはCBSニュースの記事。

Mexico border wall: US states sue over emergency declaration
こちらはBBCの記事です。

州の言い分は、国防予算を付け替えて壁建設の予算を捻出、という手法は違法ではないか？
そして州に新たな負担を強いることになる、ということのようです（またも微妙な英語力ですみません）。

壁建設をトランプ大統領の思惑通り進めようとすると「非常事態宣言」が一つの方法になる
という理屈はわかります。

ただ「非常事態」ってなんだろうと、地震や台風など天災が多い日本のことを考えたり、
NYで経験した９１１やハリケーン・サンディの時のことを思い出すと、いろいろ困惑しています。