そんな○○に魅せられて

復旧格差

今日は久しぶりに朝からすっきりとした、秋晴れの一日になりました。
最高気温も今日明日と16℃まで上がり、薄手のコートでも大丈夫です。

先週吹雪になり、復旧作業が遅れていたハリケーン・サンディの被災地。
先日の記事で「避難所には物資が豊富に届いている」と書きましたが、
場所によって必要なものが届かなかったり、不必要なものが大量に来てしまったりと
偏りが生じているとのことです。
なので、物資を募る時点で、これが足りない、いや、あそこの避難所では余ってて置き場に困っている、
など情報が多少錯綜しています。

やはり電気がまだ通じていない地区では、煮炊きに苦労しているため暖かい食べ物が喜ばれるそうで、
教会などに食材を持ち込んで、大量の炊き出しをしているそうです。
衣料品や生活用品は片付けられた道に種類ごとに並べてあり、必要な人はそこから持っていく方式だそうです。
知人が、市内でも被害が甚大だったブルックリンやクイーンズの沿岸地区へ
ボランティアに行っていて、報道では拾われていない現地の声として、いろいろと教えてくれました。

これらの地区では、家ごと何もかも流されたという被災者のかたもあり、
被災直後よりは落ち着いてはいるものの、以前の生活に戻るまでずいぶん時間がかかりそうです。

Devastation in Rockaway, Queens, N.Y.; No help after Hurricane Sandy


FEMA(連邦緊急管理庁)から、家を失った人向けに仮住居としてトレーラーハウスが供給されるようです。
まだ詳細は不明です。しかし、2005年のハリケーン・カトリーナの時は、支給後に
これらの建物から中毒レベルのホルムアルデヒドが検出されたそうで、訴訟になっています。

FEMA sending manufactured housing to Sandy zones



冬が来る前に何とか一段落出来れば良いのですが…。
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