ho'opa'a mana'o

~日々のささいな出来事の日記~

花まつり

2005-05-10 | puke ho'omana'o
今日はマリンの幼稚園で「花まつり」がありました。
この幼稚園は仏教系なのでお釈迦様に関係した行事が沢山あるの。
お釈迦様の事を「ののさま」と呼び子供達にも親しまれています。
「花まつり」というのはお釈迦様のお誕生日をお祝いする法会。
灌仏会(かんぶつえ)、降誕会(こうたんえ)などとも言います。
本当は4月8日なんだけど入園式前なので1ヶ月遅れの今日、行われました。

釈迦族の王様で浄飯王の妻、摩耶姫は子供が欲しい欲しいと願っていたら
白い象が体の中に入る夢を見ました。その後身ごもられた摩耶様は
出産のため実家に向かう途中、北インドはルンビニーの花園でお釈迦様を生みました。

お釈迦様は生まれるとすぐに7歩も歩み、右手で天を、左手で地を指さして
かの有名な宣言をされました。
「天上天下、唯我独尊、三界皆苦、我当度之」
(人は誰でもこの世に一人だけであって予備の人間はいない。
命は貴いものである。私は苦しむ人々を救うことを第一としよう)

お釈迦様の誕生を祝って花々は芳しい香りを放ち、
天からは甘い雨が降ってお釈迦様の体を清められた、という。
それで花まつりでは赤ちゃん姿の誕生仏の頭上に
雨の代わりの甘茶をかけて灌仏するのです。

写真は誕生仏の前で「散華の舞」を踊る年長の女の子達の姿。
かわゆい!!
来年はマリンも選ばれるといいな。


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