『春よこい』

2008年05月15日 21時09分20秒 | Movie
工藤夕貴さん主演の映画『春よこい』を見ました。
出演はほかに西島秀俊さん、時任三郎さん、ほか。

舞台は昭和59年の海辺の町。
殺人を犯して逃亡した父との再会を信じた母子のお話。

全体的に「ザ・昭和」って感じです。
舞台が地方の海辺の町というのが寂れた雰囲気を演出。
時代としてはバブル期のはずですが
そんな空気はこれっぽっちもありません。
季節が秋ということもあって、むしろほの暗い感じです。

映画の作りも「昭和の邦画」という感じ。
最近の映画にありがちなエンターテイメント性は低く
地味に静かに登場人物が淡々と描かれています。

クライマックスで涙を流した方もいるようですが
わたしにはいまいち心に響くものがありませんでした。

今日の試写会は中高年の方が非常に多かったのですが
若い世代よりも中高年の方向けの作品かもしれません。

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2 コメント

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私は中高年の分類に (KGR)
2008-05-19 17:12:55
入ると思いますが、しっくりきませんでした。

全員甘いです。

結局みんな同じ方向を向いていて、
それぞれの立場での葛藤が感じられませんでした。

>KGRさん (Loco)
2008-05-20 01:20:53
コメントいただきありがとうございます。

なんか中途半端ですよね。
登場人物同士のからみもあんまりないですし
それぞれ単独でも際立った見どころがあるわけでもなく。

うーん…???