遠州のかめの『山へ行かざぁ』

山の景色・花の写真、山歩きの記録。

御嶽山(木曽) 2013-08-03

2013年08月08日 | ・御嶽山

御嶽山(おんたけさん 3067m) 天気:晴れ

 トレーニング山行も仕上げ段階ということで御嶽山に来ました。今日はテントを下して代わりに水を3.5L入れます。それと、へばった時に私のリュックを持たせる為のポーターを連れて来ました(ウソです。同行希望の会社の仲間です)。

 ↓朝の田ノ原と同行者

 7時過ぎに田ノ原に到着したら上の駐車場は満車で、道路脇の駐車場のほとんど最後の端っこに停める。準備している間にも次々と車が上がってきて、これではすぐに路駐になりそうだ。

 ↓登山口。中央の変な人は知らないどこかのオジサン。

 トロトロと準備をして出発は7:40。リュックは今日も12kg位いなので、御嶽山ごときでへばってはいられない(山をなめたらいけません)。朝のうちは青空も有るが、上空は雲も多い様だ。

 ↓金剛童子

 金剛童子で森林限界を超える。振り返ると雲海の上に中央アルプスが並んでいる。遭難事故が有ったのは数日前だ。青い山並みを見ているとチョッと複雑な気持ち。

 ↓中央アルプス

 

 この上の登山道脇にはキバナシャクナゲやアキノキリンソウ、イワギキョウやゴゼンタチバナなどが見られる。八合目の上に貴重な水場の一口水が有る。ここの水が出ているのを見たのは二回目です。普段はあてにしないほうが良いですね。振り返れば入道雲が上がってきている。夏らしい雲なので、午後は夕立が有るかな。

 ↓九合目

 九合目からは時々ガスに覆われてしまうが、かえって涼しくて良いかな。荷物が重たくて既に超汗だくだが、6月の時ほどはヘロヘロにはなっていない。王滝山頂の小屋の下にはイワギキョウやオンタデ、イワツメクサがいっぱい咲いている。

 ↓イワギキョウ

 すぐ上の王滝山頂で休憩。今日は山小屋営業中なので、ビール・チューハイの看板を見ない様にして小屋を通り過ぎる。

 ↓王滝山頂下から剣ヶ峰

 

 王滝山頂の社を抜けて剣ヶ峰へ向かう。木曽側からガスが上がってくるが、飛騨側は晴れている。陽が射せばクソ暑くてたまらない。最後はチョッとしぼられてぜぇぜぇ言いながら山頂に立った。やっぱり田ノ原から4時間かかってますね。

 ↓御嶽山山頂(剣ヶ峰)

 

 山頂はすごい人だかりだ。記念写真を順番に撮りあったら我々はお鉢めぐりに向かう。神社の脇を抜け、下って登った先の継母岳への下り口で昼食にする。ここで、今日のトレーニングは完了した事にして余分な水1.5Lを捨てる。

 ↓継母岳と雲海

 昼食後はお鉢の先を回る。摩利支天や継子岳は見えるが、雲が多くて北アルプスも乗鞍も見られない。ザレた道を下って二の池に降りるち、二の池の万年雪はずいぶんと小さくなっていた。雪渓の端っこまで行って雪の冷たさを確かめるが、冷たいに決まってるよねぇ。二の池畔にはアオノツガザクラやイワギキョウ、ミヤマダイコンソウなどがたくさん咲いている。

 ↓ミヤマダイコンソウと二の池

 二の池から尾根に登って巻き道に入る。1つ目の雪渓は消え、2つ目の雪渓も小さくなって雪の上を歩く事は無くなっていた。王滝山頂でチョッとだけ休憩したら、とっとと下山しましょう。

 ↓夏の午後、ガスは来る。

 一口水で一服。自分みやげの水を2.5L汲んだらまたまたザックが重たくなった。田の原に下山すると御嶽山は雲の中だ。

 ↓同行者にヘロヘロのポーズを要求。。演技下手だなぁ。

 今日のトレーニングはまぁまぁでしたが、登りはやっぱりキツイですね。下りは水を汲んだ後からペースが落ちましたね。今日は、トレーニングに付き合ってくれた相棒に謝意!!

 

  TIME

田の原(7:40)-金剛童子(8:40)-一口水(10:00)-王滝山頂(11:05)-(11:45)御嶽山山頂(12:00)-お鉢巡り-(12:15)昼飯処(13:05)-二の池(14:10)-王滝山頂(15:00)-(17:00)田の原  240km 4h


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