脳内一人旅日記・改

登山、ロードバイク、一人旅好きのつれづれなるブログ。

季節の趣

2008年11月24日 | 日常とかつれづれなるままにとか
季節ごとに、それぞれの季節が持つ心にじんとくる風景というか趣みたいなものってないですか?おいらにはあります。


まずは夏。夕暮れですね。
うだるような暑さと燃え盛るような太陽が一気に収束していく少しの時間。


全国各地を一人旅をしていて夕暮れ時をそぞろ歩きしていると、妙に寂しくなってその日が恋しくなります。
夕暮れは一日の終わりを告げるサインで、昼の「動」と夜の「静」が交わる瞬間で、そのコントラストがたまらなく心にくるんですよね。


秋も同じ。夏の「動」と冬の「静」との間の季節。
特に夜が好きです。


家路につく人たちは、冷たい風が吹きすさぶ中をうつむき加減に足早に歩いていく。
風に舞う落ち葉を見て、夏にはあれだけ青々と茂っていた木々もいずれは散っていくのです。決して変わらないものなどないんだと物思いにふける光景です。


冬はおいらが一番好きな季節ですね。
特に雪の風景。

まるでモノクロ写真のような一面真っ白な銀世界を見ると、時間が止まってしまっているような錯覚を覚えます。


銀世界といっても、真っ青に晴れた雪の朝は違った趣ですよね。太陽の光に反射した雪が白く耀き、空気はどこまでも澄み、これが世界の始まりを告げる朝なのだと、そう思っちゃいます。


まあ、たまには普通な日記もよいんじゃないでしょうか。普段は半狂乱なだけに。








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