城攻めの旅③～岡山城編

その夜はもうひとつのサプライズが用意されていた。
同行したメンバーには知らせず東京にいるＩケンと見知らぬ岡山で待ち合わせ！
０３とＩケンはメールで居場所を確認しあう。
岡山の夜3件目のBarについた午後11時頃『岡山駅に着きましたー！何処に行けばいいですか？』とのメールを着信！場所を教えて数十分後またメールが届く。。。

『着きました』
『なぬ？』０３はカウンターを覗き見るとそこにはＩケンが一人カウンターで飲んでいるではないかっ！
０３はトイレに行って来ると言い残しトイレへ。
そこでカウンターのＩケンに『俺の席に普通の顔して今行け～っ！』と耳打ち。
何気ない顔して現われるＩケンに一同呆然、唖然、鳩マメ状態である。
やた～っ！サプライズ大成功！

久々の再会の夜の始まりでしたー。

翌朝ホテルから新たにレンタカーを借りにＧＯ！
日本三大庭園のひとつ岡山後楽園の前に目指す岡山城がある。

車窓から突如姿を現す黒々とした天守閣が０３のアクセルを加速させる。
『かっちょい～っ！黒壁の城は関ヶ原の戦い以降、反徳川の城ということである。
逆に白壁は徳川派の城である。０３の好きな武将は圧倒的に反徳川である。

広い敷地を天守に向かい進む!進む！進め～っ！

しかし。。。。

がっくり！

03が大嫌いなエレベーター付きの城。。。
エレベーターのある城なら石垣しか残ってない城跡の方が100倍美しいっ！
しかも２階と３階は展示品入れ替えで見れません。。。だとっ！？

さすがは小早川秀秋の城じゃっ！（もともとは宇喜田家）
関ヶ原で西軍を裏切り徳川に付いたガキ殿様である。

こんな城はさっさと退却じゃぁ～っ！


↑岡山大空襲で焼失する前の美しい天守閣


↑1966年に復元された現在の天守閣

景観　　　　★★★（石垣を含む全体の景観は美しい）
守備力　　　★★
住みたい度　-----
総合　　　　★


遠目には充分美しいがエレベーター、鉄筋コンクリートの城など認めんっ！
ススキノの江戸城と同じである！

少々傷心の旅半ばであった。。。。

つづく