はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る 石川啄木『一握の砂』
チンパンジーがすごくかわいいとしたら、おそらく全身毛むくじゃらであるのかもしれない。
はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る 石川啄木『一握の砂』
チンパンジーがすごくかわいいとしたら、おそらく全身毛むくじゃらであるのかもしれない。
老化によって時間の感覚が変わってくるのか、自然現象や経済環境などの環境要因により
変わってくるのか、よく分からないが、先週が「菊花賞」で次ぎの日曜日には、
もう「天皇賞」がやってくる。
夏が終わって、秋が深まった頃に、「菊花賞」というイメージが、古い過去に作られているので
あろう。
あるいは、かつては、新聞でしか知り得なかった情報が、JRAのメール配信に登録しておくと
自動的に知らされてしまうために、唐突な感じを受けるのであろうか。
新聞によると競馬の売上が年々減っているそうだが、様々な要因が輻輳しているのかもしれない。
鎌倉と言えば、大仏ですね。
でも、今回は、北鎌倉を目指しました。ここは、57年間生きてきましたが、「さだまさし」の「縁切寺」というフォークソングを聴いて以来
一度は行きたいと思いながら、なかなか果たせなかったものなので、感無量となるはずでした。
なのに、源氏山というのは、結構険しい部分もあるハイキングコースで、時間がかかりすぎること、縁切寺にたどり着くには、綿密な計画が
必要なのであきらめました。
その縁切寺こと東慶寺は、かってに想像していたのとずいぶん異なりました。
こぢんまりした寺で、ひっそりとしたたたずまいでした。
で、あと、円覚寺に寄って、北鎌倉駅から、横浜方面に向かいました。
円覚寺と言えば、鈴木大拙を思い起こす方も多いのではないでしょうか。
その頃、禅は流行っていて、私が過ごしていた京都にも、一般向けの座禅会などが開かれていて参加した思い出あります。
公案を重んじる臨斉系と、ひたすら座る道元の曹洞宗系の、それぞれの魅力に揺れ動いたものです。
私には、仏縁がなかったのか、それよりも、他に気を引かれることがあったせいか、仏門に入ることはありませんでした。
江の島電鉄で鎌倉に向かう途中、珊瑚礁というカレーショップで昼食をとった。早く行ったのに、行列が出来ていた。湘南では、有名な店なのだそうだ。海岸を見ながら、カレーを楽しむというコンセプトなのか、話しのネタには、一度行ってみる価値はある。
ただ、カレーの味に関しては、大阪の京橋のカレー屋さんに負けている感じがした。ブランドは、味以外のものでも作れるという見本のような店に思われた。
御殿場駅周辺の商店街は寂れていますが、このアウトレットモールは、多くの来場者で賑わっていました。
中に入るとテーマパークのようです。
新 雅史 「商店街はなぜ滅びるのか」光文社新書、2012を読んだときに、都市政策などにより商店街の多くが
作られたものであって、いわば「作り物」だと書かれていたが、観光地も、観光政策などにより作られる
傾向があり、アウトレットモールは、その典型であろう。そのためには、道路整備は重要であるし、
そこに着目すれば、鉄道型商店街と自動車型商店街というものがあって、鉄道型では、消費者のニーズを
満たさなくなり、自動車型でないと伸びないのかもしれない。
駅前商店街も、自営業者の寄り集まりとせず、一体を整備し直し駐車場も作り、近隣の人たちにより
支えられるものから脱皮しないことには、今後も衰退していくばかりのように思われる。
久保田一竹美術館
久保田一竹というのは、絞り染めの工芸家のようですが、その絞りの着物が展示されている美術館です。
美術館自体が、ひとつのオブジェになっていて、風景もきれいです。
館内は、撮影できないので、ご覧に入れることができません。
着物に興味がなくても、十分に楽しめます。
今回は、学生証を持って行けなかったのですが、美術館等では、割引があるところが多いので、
今度からは、忘れずに持って行きたいものです。
新幹線三島駅から御殿場を経由して河口湖まで行き、秋の行楽シーズンだというのに、
なんとなく閑散とした河口湖周辺に、まず行きました。
河口湖駅前で、「ほうとう」といううどんを食べました。具材の入れ方は長崎のちゃんぽんに似ています。
結構おしゃれなカフェとかが並んでいました。
今般の尖閣諸島を巡る日中関係悪化により、河口湖の旅館もずいぶん観光客を減らしたと
報道されていましたが、そのような感じです。
ひとが少ないのは、これもよいものなのですが、寂れた印象はぬぐえません。
人は、それがよいことであれ、悪いことであれ、何かすると、何かの効果なり成果が出てくることを期待しがちなので、
たとえば、飯がうまくなるとか、胃がチャボチャボしなくなるとか、胃が気にならなくなるとか、
何かすばらしい状態なるのではないかと期待していましたが、
ランサップ終了後、1週間以上経ちましたが、あんまり変わらない気がします。
アパホテル京都駅堀川店は、その名の通り堀川通りに面しているのだが、その手前の道にもホテルの入り口がある。
その道の右手に、不動堂明王院があった。
古くからある寺らしい。
記事をアップした時点で、所在地を中京区としていましたが、京都駅のあたりは、下京区になります。(2012年8月16日訂正)